「JR ウォーク」で いすみ「波の伊八」ハイキング(2回目)

| コメント(0) | トラックバック(0)

5/31(金)は、外房線に乗り、いすみ「波の伊八」ハイキング(約13km)に行って来ました。スタートの太東駅へは9時22分着。今回は、昨年の逆コースで太東駅→大原駅へ。

 

早速、駅前少し先の石田ストアースタート受付(9:25)。絶好のウォーク日和ながら、その時間の参加は、ハトちゃん一人。県道229号線に出て、JAのPICT7749.JPGPICT7745.JPG物を過ぎて後田踏 を渡り、ずーっと県道を歩きます。途 PICT7750.JPG中で市内循環バスを見かける。歩道の無い所もあり、車に注意して本日のメインの飯綱寺へ向かいます。

途中、道の両脇は水田風景もあり、カエルの鳴き声がのどかに聞こえます。

 

約30分歩くと、国道128号線にぶつかり、歩道橋があり、渡って真っ直ぐ細い道に入って、矢印の案 PICT7758.JPG 内どおりに進むと、まず藁葺屋根で鳥が翼を広げたような山門の風格に目を奪われます。藁の敷き詰め方も細かくて情緒があります(10:01)。

 

昨年は、境内で偶然、駅ハイスタート・ゴールで案内をしてくれた松﨑さんいすみ市役所商工観光課所属)に、出会ったことを思い出しました。

 

 

飯縄(いずな)寺〔808(大同3)年、 慈覚大師開山。天台宗明王山無動院飯縄寺。飯縄権現は、信濃国の飯綱山に対する山岳信仰から生まれた神様。神仏習合の神仏。浮世絵師として有名なPICT7764.JPG PICT7771.JPG飾北斎の作品「富嶽三十六景」「神奈川沖浪裏」の波に大きな影響を与え、を彫っては天下一の PICT7762.JPG初代伊八の欄間彫刻や、天井画の墨絵「龍」絵馬鐘楼竜神池など〕

境内に入って散策。いろいろな建造物、池などを見学。 本堂入口上部に、二つの天狗の面

本堂を覗くと、上部に装飾された伊八作の『結界欄間』が正面「天狗と牛若丸」と左右「波と飛龍」にあり、浮き彫りという独特の作風で表現されるダイナミックな波は、押し寄せてきそうなほどの迫力を感じさせます。天狗の姿をした神様が沢山奉られていました。

 

最近、新聞に掲載された天井の壁画の修復後は、一般公開されていなかったので観られなかったの PICT7760.JPG PICT7773.JPGが残念。しかし、社務所に寄って、プレゼントをいただく際、住職の奥様が写真パネルを見せてくれました。少し、話を伺い「気をつけて!」という励ましの言葉で、先へと出発。

その後、山門を左折して棚場水門をまわるコースでしたが、小生は昨年同様、ショートカットして、国道を進み、江東橋を渡って(脇に橋の由来看板あり)左折(10:30)。

 

 

夷隅川沿いの道を進みます。対岸までの川幅が広く、ゆったりとした流れを観ながら進みます。途中で、迂回路の表示があります。しかし、工事の車もPICT7786.JPGPICT7789.JPGもいなかったので、 立入禁止の横から入って、瀬崎橋の近くまで PICT7794.JPGは行けましたが、さすがに橋は渡れず、大きく迂回して黒潮橋を通って、中間チェックポイントの「九十九里ヴィラそとぼう」へ(10:49)。

 

PICT7796.JPG

ヴィラそとぼうで、トイレ休憩。いすみ市B&G海洋センター横を通って、南国情 緒の漂うフェニックスが並ぶ海岸へと出ます。

 

駐車場では、サーファーたちがサーフボードを出して、海岸へ。日焼けの若者が寝そべって読書。ビュ PICT7797.JPG PICT7799.JPG PICT7805.JPGーポイントとなっている海岸線のすばらしい眺望を観ながら大原方面へ(11:00)。

 

 

海岸に沿って、5kmほど歩いて行かなければならない、きついコース。救いは、気温の割りに、湿度が30%台で爽やかな風が吹いていた点。歩き始めは、ピンクの昼顔が一面に咲 PICT7819.JPGいている遊歩道を進みます。途中から道に砂が多くなり、埋まっていて、区別がつかない所を歩きます。打ち寄せる荒波を観ながら、潮風が頬に心地良くあたります。眺望もきいて、最初は張り切っていたのですが、ほとんど直進が続く単調なウォーク。遠方の岬がなかなか近づかない。歩いていた人は一人のみ。

 

PICT7816.JPG PICT7812.JPG PICT7820.JPGやっと、途中で海岸より低い舗装道路になり、歩きやすいと思ったのも束の間、砂をどけるショベルカーの姿。「大変な仕事だなぁ」と思いながら、横を通り抜ける。さらに、道が砂で埋まり、靴に砂が入りながら PICT7821.JPGの悪戦苦闘。砂浜を歩くのはペースが遅くなるので、人一人が通れるコンクリート幅の堤防の上を歩いて行きます。良かったのは、砂地に風紋ができていたのを観ることができたこと。

 

大原海水浴場は、下を歩いたので確認できず。真っ直ぐ歩いて、道に出た所が塩田川に架かる立派な日の出橋手前。橋を渡ると、「大原海水浴場」の大きなアーチ(11:45)。左側に公園が見えて来ます。池や遊具、風で動くモニュメントがある日在浦海浜公園。園内には、 DSC09052.JPG PICT7827.JPGの地に別荘のあった森 鴎外や林 芙美子の文学碑があります。

 

干物や海産物を取り扱っている店「がんこおやじ」を過ぎると、左手に、数多くの漁船が停泊する大原漁港(11:52)。近づくにつれて PICT7839.JPG漁村独特の潮風の香りが漂う。道路伝いには網元や、 船の名前が書いてある船宿が続き、港では、漁師が網を直したり、船のペンキ塗り姿も...。港内を観ながら、海岸沿いの舗装道を進みます。

 

そのあとはオプションコースへ。

石の大鳥居の階段を登って、小浜八幡神社小浜城址八幡崎からは、外房の海の絶景が両側 PICT7840.JPG PICT7844.JPG PICT7847.JPGに望めます(12:00)。大原はだか祭りの由来の看板もあり。 そこから大原駅までは一直線ですが、意外と距離があります。

ゴールは駅近くの観光センターへ(12:23)。受付の方とコースの話をしたり、パンフをもらって、参加 PICT7856.JPG者を聞くと、本日は小生のみ。感想として、「期間設定コース」で、都内でないのに、昨年に続き、コース上に矢印の案内が無かったのは不親切、ぐらいかなぁ~

 

末日に、絶好のウォーク日和で歩けたのは、儲けた気分に...。その後、数人の乗客と共に、大原12時41分発の外房線千葉行に乗りました(大原駅は、ムーミン列車のいすみ鉄道の始発駅でもある)。平日午後の外房線は、ガラガラ。ボックスシートでゆっくりくつろぎ、軽食と水分補 PICT7852.JPG給。途中、疲れからか良い気分でウトウト...。  

 

夷隅(いすみ)の漁村風景や海岸の景色歴史と文化、それに田園風景など、盛り沢山でしたが、歩行距離が長く、海岸沿いの道で靴下の中に砂が入り、両足小指に豆ができた思い出に...。

 

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://uboatdata.sakura.ne.jp/movable_type/mt-tb.cgi/964

コメントする

このブログ記事について

このページは、hatochanが2013年6月 2日 16:07に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「「JR ウォーク」で 新緑の鋸山(in 浜金谷)を歩く」です。

次のブログ記事は「叔父の三十五日法要に出席」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

カテゴリ

ウェブページ

Powered by Movable Type 4.25