さて、9日(日)は、初夏の気温で快晴。そんな中、外房線・東金線に乗り、東金駅まで。駅ハイ「いわしの町と九十九里浜のエコハイク(約10km)」に参加。9時9分着。ホームに降りたのは、50人程度。
改札を出ると、専用バスで20分ほど。通常は駅からのスタートなので、乗車時間が長く感じま す。スタートの国民宿舎「サンライズ九十九里」(扇形になっていて全室オーシャンビュー)へ到着。
受付の手続き、および海岸のゴミ拾い(エコハイク)のための軍手とレジ袋をいただきスタート(9:35)。
前のウォーカーに続き、宿舎内の庭を抜けると、間もなく九十九里浜。 海岸 に出ると、海水浴やサーフィンする若者の姿が目に付きます。外房の海は波が高いといわれるが、このあたりの浜は静か。早速、砂浜に出て、ゴミを拾いながら のウォーク。右手の海を眺めながら、気温が高い割りに気持ち良い海風が。砂浜の固めの部分を通って、あちこち目を配りながら進みます。早く着いたウォーカーたちが頑張ったおかげか、海岸には意外と目立ったゴミはありません。捨てたタバコの吸殻や枯れ枝など。燃えない缶やペットボトルはありません。地元の方たちのご尽力があったからだと思います。
ハトちゃんは、自宅でも、整理整頓が好きなのでゴミ拾いは好きで良かったのですが、海岸で遊ぶ家族連れや肌を焼く若者をチョッピリうらやましくも感じました。若い頃は、湘南の海へ夏休み良く行ったものですが、子供も大きくなり、海水浴はもう15年以上もしていません。海岸での歓声は、「若い人の特権」とも思えました。海岸線は、車が数珠つなぎに駐車の列。
ゴミ拾い〔エコ〕ハイクの意義を考え、ゆっくりしたペース で、作業を継続。それ にしても、眺望が良い分、ゴミ拾い区間の距離や時間が非常に長く感じられました。今回のゴールは、片貝海岸までの往復なので、先着し引き返して来たウォーカーと出会います。帰りも拾っているウォーカーがいて、頭が下がります。やっとゴミ回収所に着き、ゴミ袋を渡して、折り返し。
今度は、海岸線横の道(舗装)を戻るので、歩きやすい。右手は松などの防風林〔潮風で枯れている箇所多し〕の茂みと、ピンクのハマヒルガオが咲いています。間もなく、右手に ちょっと入ったところの「ふるさと自然公園センター」へ立ち寄りました。入館して見学。出入口で入館名簿を見ると、駅ハ イ江月水仙ロードで同行した、大阪の來山さんが一つ前に。相変わらず、元気に歩かれているんだと感心。
また、海岸では、ハン グライダー(エンジ ン付)をやっているおじさんたちのグループにも出会い、頑張っている姿に、声をかけました。途中で、トイレ休憩をすませ、道はところどころ砂に埋もれて、足取りも重くなります。運動靴で行ったため、砂が入って来て歩きにくい。防波堤の上を通ったりして進みます。
途中、豊海海岸沿いに「不如帰」で知られる文豪徳富蘆花の「随 筆 新春」文学碑を見学。「上総の海ほど美しい浜はない」という記載がありました。
その先には、ビーチタワー〔隣りにセーフパトロールの控える建物〕前では、オレンジ服のセーバーた ちが海岸の監視を続けていました。
やっと、宿舎の建物が見えて来 て、ペースが上がります 。海岸から右折し高架下をくぐって、ゴール(11:35)。暑さのために、汗ビッショリ。ゴールを探していると、旭市のおしどり夫婦に声をかけられました。
「今日は会えないと思いました。毛虫にやられたんですって」と。 お会いして以来、小生のブロ グ愛読者で、駅ハイをご夫婦で続けていらっしゃいます。四街道の中村さんとも会ったそうでしたが、今回は小生は会えず。きっと、日帰り入浴に行かれたのでしょう?
ゴール反対側のコーナーで、焼きたてのいわし丸干しと、 熱々のいわし団子汁をごちそうになり、疲れも吹き飛びました。
宿舎のトイレで着替えて、お土産を見たりして館内をぶらり。国民宿舎とは思えないきれいで、豪華な施設です。
帰りのバスで、江田さん夫妻とおしゃべり。大網駅まで所要時間は25分ほど。
大網駅(12:37発)→千葉(13:03)で、自宅に着いたのが13時30分。
砂浜のゴミ拾いは、有意義なウォークで、これからもエコ企画には積極的に参加して行きたいと考えています。
コメントする