「東の佐倉、西の長崎」と呼ばれた蘭学の盛んだった城下町をたずねて
1月6日(金)の駅ハイ(いつでもコース)は、近場の佐倉へ行くことに。本日が初日。天候は冬晴れ。
「〔祝!日本遺産認定記念〕世界から一番近い「江戸」?佐倉さんぽ(約12km)」http://www.sakura-cci.or.jp/7fukujin/ に行って来ました。
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コースは;JR佐倉駅 駅前観光情報センター サムライの古径 ひよどり坂佐倉城址公園国立歴史民俗博物館大聖院武家屋敷麻賀多神社旧平井家住宅佐倉新町おはやし館宗圓寺・甚大寺・嶺南寺妙隆寺松林寺佐倉順天堂記念館旧堀田邸・さくら庭園JR佐倉駅
京成大久保駅から京成佐倉駅までは約20分。そこから、千葉グリーンバスでJR佐倉駅へ(8:55)。
駅階段下の観光情報センターで受付。今年からゴールチェックがありません。マッ プとチラシ、缶バッチなどをいただいてスタート(9:00)。小生は、昨春の駅ハイに続き6回目。サークルで2回。時間の関係で、七福神めぐりだけにしました。
まず、駅前のロータリーから城南橋に向かう道に、女性の彫刻像が等間隔で数体並んでいます。こ こは彫刻通りと呼ばれています。橋を渡ると左折し、お花見で有名な桜並木の高崎 川土手沿いを進みます。すぐの公園に正岡子規の句碑があります。竜灯橋手前で右折し、佐倉八景園を右手に回り込みます。
高崎川の河川敷がのぞめ、その先に城南堤が右側に続く道路へ。 城南堤手前を右折。間もなく、サムライの古径 ひよどり坂へ(9:13)。佐倉中学校の女子生徒が一人歩いていました。
武家屋敷方面と案内板があり、両側が竹林に囲まれた坂道は、武骨な雰囲気が漂って、京都・嵯峨野を思わせます。
ひよどり坂を上がって、コースは左折して佐倉城址公園→国立歴史民俗博物館(通 称:歴博)となっていましたが、小生は右折し、すぐ手前にある最初の七福神、大聖院〔布袋尊〕へ(9:17)。
その先は、平らになっていて、関東地方では最大級の武家屋敷が続く 道で、藁葺屋根の旧但馬家住宅、旧武居家住宅、旧河原家住宅など5棟が道なりに点在していて、往時の城下町の面影を残しています。見学はパス。
武家屋敷群を抜けて道なりに進むと、麻賀多神社手前には、佐倉養生所跡の石碑があります。町のあちらこちらに近代医学の先駆的役割を果たした"佐倉"の面影が残っています。
突き当たりに七福神の恵比寿天 ・福禄寿が祀られている 麻賀多神社〔佐倉藩の総鎮守で古くから「まかたさま」と親しまれている〕へ(9:28)。
境内には、数人の参詣客が訪れていて、参詣後、本堂裏手にある約800年樹齢の御神木の大イチョウ、本殿の両脇に二つの七福神。休憩ベンチやトイレもあります。今年の干支である酉の絵馬も多数ぶら下がっていました。
その後、佐倉市街の中心通り新町交差点に。旧平井家住宅はうっかり見落とし。佐倉市立美術館 〔佐倉・房総ゆかりの作家、作品を展示〕や、佐倉一里塚(旧駿河家住宅)〔情報活動拠点で、明治期の呉服商の建物〕などがあります。何度も歩いているので特典のある店舗を覚えていましたが、一人なので立ち寄らず。
通りに面して、手づくり工房さくらは、旧商家を利用し、お休み処、地元工芸作家の作 品展示・販売。 体験教室も有。立ち寄って七福神バッチをいただきました(9:41)。
佐倉新町おはやし館は外観のみ。ガラス越しに大きな山車が見えます。佐倉市指定無形文化財の 佐倉囃子の歴史、伝統を継承する憩いの場で、きらびやかな山車人形を多数展示。
その前を横断して狭い道の右側に宗圓寺〔寿老人〕(9:43)。 その向かいに嶺南寺〔弁財天〕があ り ます(9:45)。境内に、梅の古木が横たわっています。 弁財天はパネルのみ。
宗圓寺と甚大寺との間の奥まったところにある堀田家墓所(県指定史跡)を墓参(9:50)。ちょうど、七福神 めぐりに来ていた母 娘に会って一緒に奥の墓所へ。佐 倉藩主だった堀田家の施政を簡単に説明。
墓碑を読むと、伯爵という文字があり、大名だった堀田家の夫妻の墓碑には、両方の家紋が刻まれていました。
その後、甚大寺 〔堀田家の菩提寺で天台宗の寺院。本尊は十一面観音像。不動明王、金比羅権現なども祀っている。七福神毘沙門天〕 (9:53)へ。奥 に本殿。その扉に小さな窓があり、覗くと薄暗い中、観音像が安置されていました。
次に、コースは妙隆寺→松林寺→佐倉順天堂記念館→旧堀田邸・さくら庭園→JR佐倉駅となっていましたが、同コースは以前歩いていたのと、JR佐倉駅からだと再度バスで京成佐倉駅に戻らないといけないので、残りの七福神めぐりにしました。
中心街の道を左折し、細い坂道を下って上ると、目の前に地方裁判所 。右手に大きな樟の大木2本に囲まれた 松林寺〔佐倉藩主「土井利勝」によ り江戸時代に創 建された浄土宗の寺。 佐倉七福神毘沙門天〕(10:00)へ。
境内の御神木が大きくて立派なのに比べ、境内、本殿は小規模。さらに本堂の前に毘沙門天の位置を示す敷石のみ。それ以上は上れず、寺の住職に注意されました。
中心街の方に向かう突き当りを下ったところに、七福神の最後、妙隆寺〔日蓮宗;大黒天〕に寄りまし た(10:10)。表参道が長く、境内、墓地は広い。本堂に向かって右手に、御朱印をもらう人が数人並んでいました。
佐倉七福神めぐりを終えて、自販機を探すと、ご 当地キャラ「カムロちゃん」がプリントされていました。市美術館前のバス通りを右折して、京成佐倉駅方面へゆるやかに下ります。約5分ほど歩くと観光案内所があるビルが見えて来ます。信号を待つ間、案内所に寄ってチラシをもらうと、「いってらっしゃい」という掛け声。昨年も帰りに言われました。信号を渡ると、正面が京成佐倉駅でゴール〔距離約6km〕(10:20)。
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