1月7日(土)、駅ハイ時には冬晴れで風が無い絶好のウォーク日和。5年連続でハトちゃんはいつでもコ ース「笑福来福! 武州本庄(埼玉)七福神めぐり(約6km)」 http://www.honjo-kanko.jp/7fuku.htmへ。
幕張本郷駅(6:31発)を早めに出て、上野から高崎線の高崎行普通(7:32発)で深谷駅の一つ先、本庄駅へ(8:57着)。
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コースは;本庄駅 本庄インフォメーションセンター 城立寺(大黒尊天)はにぽんプラザ泉林寺(寿老人)金鑚神社(恵比寿尊)佛母寺(銭洗い弁財天)安養院(毘沙門天)普寛霊場(大黒天)慈恩寺(銭洗い弁財天)開善寺(布袋尊)円心寺(福禄寿)大正院(銭洗い弁財天)本庄駅
改札口を出て、駅構内横のインフォメーションセンターで手続き。本日は初日ですが参加者は多数。マップと缶バッチ、観光案内チラシと御賽銭(五円玉)、七福神記念バッチの入った袋をいただきました。マスコットの各種「はにぽん」の置かれているスペースも。コースマップは昨年と同じ。センターから改札口を横切り北口にまわりました。
七福神めぐりの順番はありませんが、従来の順序で歩くことにしました。
見覚えのある道だったので、すたすたと駅前通りを進みます。左側の石畳の三交通りに入ります。
間もなく左側に最初の七福神、城立(しょうりゅう)寺(大黒尊天)〔日蓮門下鉢形山〕へ。
狭い境内は今年から拡張されていてビックリ。大国尊天前 にスタンプがあり、ボランティアの方々が七福神スタンプラリーの押印をしてくれました。
今年から寺社の説明チラシがイラスト入りで配布されていたのでもらいました。また、各寺社にはいろはカルタの石碑が立っていま す。
続いて、次の角を左折し朝日通りへ出て間もなく左側に大きな建物。一昨年6 月オープンしたはにぽんプラザ(市民活動交流センター)へ。誰でも気軽に利用できる施設。今回は外観のみ。ご当地ゆるキャラの由来は「埴輪(はにわ)」+「本庄(ほんじょう)」から「はにぽん」にしたそうです。2016ゆるキャラグランプリで準優勝に。
戻って朝日通りを左へ。間もなく泉林寺(寿老人)〔曹洞宗〕の境内へ。
参拝後、しばらく直進。病院が見えて右折すると、幅広の旧中山道の街並みへ。通りは、江戸中期に中山道最大を 誇った宿場町の面影がうっすらと残っていますが、閑静なたたずまい。
道路沿いの風景を眺めながら、少しペースを上げます。途中、宮本・蔵の街がありました。
5分ほど直進。右手にこんもりした林が見えて来て、金鑚(かなさな)神社(恵比寿尊)を参詣。大門、 社殿は立派。また見上げるほど高いクスノキとカヤの巨木が境内にあり、由緒ある 神社の風格。
その後、昨年見つけた神社の横道を進むと、正面に佛母(ぶつも)寺(銭洗い弁財天)〔真言宗〕の山門、境内にぶつかります。
ここは、境内が広くて、本堂も大きくて立派。丸々と太った可愛い弁財天が三味線を弾いているのが特徴。小さなざるで小銭を洗って、浄財をあげます。
その後、駅方面に戻るように道を進みます。左手に、本庄 西小学校・中学校が見えて来ます。急に道幅が広くなって、歩道と車道との間にはガードレールがあり、都内の学校に比べて倍はあると思えるほど校庭が広くてうらやましく感じます。
学校を過ぎて、安養院(毘沙門天)〔曹洞宗〕へ。手前に、小倉家の墓 碑群が立ち並 びます。境内左手に石で造った恐い形相をした毘沙門天。
本庄消防署の先に、皇女和宮が御降嫁の際、1861(文久元)年にくぐったと い われる田村本陣の門があり、後方に歴史民俗資料館(旧本庄警察署)〔明治の洋風建築物として全国的にもその例は少なく、県指定文化財となっている。明治16年建築〕前へ。
いったん消防署まで戻って右折して若泉第一公園に向かって進みます。
その先を左折。石段を上ると普寛霊場(大黒尊天) 。石の標柱の文字は赤色。境内に続く参道には、百度石、御嶽教全国唯一の直轄霊場の標語碑や赤い幟が立っています。暖冬で白梅が咲き始めました。寺や神社が多い中で、霊場は特異な存在。清掃中でした。
慈恩寺駐車場前まで戻って、寺を探すも見当たりません。仕方なく店屋の人に聞いて細道の裏手の 建物奥にある慈恩寺(銭洗弁財天)へと。七福神の場所を教えてもらい、ここで、2回目の銭洗い祈願。 弁天像は美形。
見慣れた道をちょっと歩くと、間もなく 開善寺(布袋尊)〔畳秀山〕へ。途中、石材店の前にかわいいデザインの置物。また寺の前に、石で彫刻したはにぽんがあって、両像とも可愛くて目立っていました。
山門前の写真だけで済ませようと通り過ぎた途端、「おしるこサービ ス」の幟が見えました。戻って、ベンチでちょっとぬるめの紅白餅の入ったおしるこをごちそうになり大満足。本日のみのサービスでした。
休憩し疲れがほんの少しとれたハトちゃんは直進。つみっこ合戦の開催中の本庄市役所には向かわず、本町会館先の円心寺(福禄寿)〔浄土宗〕。本庄市役所へは、向かいませんが、晴れた日には、6階の展望ロビーから浅間山や秩父 連峰、アルプスの雪景色の山々や、南には富士山など一望できます。
山門は天明年間に建てられたと伝えられ、その色から「赤門(あかもん)」 の名で地元の人達に親しまれていて、建造物の彫刻も門の形もすばらしい。若い女性ウォーカーが熱心に山門の形や中を覗いていました。
参詣後、寺の正面から道なりに進んで、旧中山道へ。横断歩道を渡り、間もなく、最後の七福神の大正院は石屋の隣りにありますが、門が無くてわかりづらいのですが、昨年間違えたので今回はスムーズに。
参道を進んで行くと、奥の大正院(銭洗い弁財天)〔真言宗:薬師堂 や1863(文久3)年に下総国(現千葉県)成田山新勝寺より御本尊不動明王の御分影を勧請し不動堂を建立、成田山本庄永続講を立講。1890(明治23)年には鐘楼・石門・庭園等を建設〕へ。
本堂が一番新しい建物でなぜか屋根がのっぺりしていて扉も閉まっています。隣りに成田山新勝寺の分院があり、こちらの方が趣きがあります。境内片隅の小さな堂の中に3つめの銭洗い弁財天が安置されていました。扉は開いていて参拝。
最後は、大正院左の細い道を進んで、左折して駅前通りを直進。乗車時間に余裕があったので、三 交通りの城立寺を覗くと、観光バスからの団体客で賑わっていました。その後、スタートした本庄駅北口の正面に。これから七福神に向かうウォーカーと出くわしました。
昨年と同様に1時間半で6kmを歩けました。10時33分の湘南新宿ライナー(特別快速)小田原行きに乗って、最寄りの幕張本郷駅へ(12:44)と早く到着。昼食は実家でとれた中国産サツマイモを蒸して、おいしく食べました。
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吉祥寺・佐倉に続いて、今年に入って3度目の七福神めぐり。 本庄七福神の特徴は10寺社、3弁財天が奉られているところ。
寺社間の距離が短く、こじんまりとしていて、 街並みを気軽にゆっくりと歩けます。 スタンプ押印も記念になるので、誰でも簡単に歩ける七福神めぐりですので初心者向き。
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