コースは;宇都宮駅観光案内所 旧篠原家住宅慈光寺蒲生神社八幡山公園栃木県庁恵林寺ユニオン・オリオン通りカトリック松が峰教会宇都宮城址公園二荒山神社宇都宮駅
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ハトちゃんは、5月24日(火)、幕張本郷駅から中央・総武線→山手・京浜東北線(上野)→宇都宮線を乗り継いで、終点の宇都宮駅へ。普通電車で約2時間半。天候は晴れで、5月というのに真夏日に。
今回は、「餃子・カクテルのまち宇都宮~歴史と文化を散策(約8km)」。宇都宮はこれまで通過するのみで、初めて駅に降りました。快速ラビットを利用したので、長くは感じませんでしたが、それでもかなり遠い。
駅観光案内所でスタート手続きをして、レンタルサイクルの有無を聞くと、西口ロータリーの端に駐輪場があり、そこでレンタルもやっているとのこと。
まちの中にアップダウンの坂があり、腰痛で調子が悪いので、本日は自転車でまわることにしました。受付のおじさんに聞くと「1日100円(一般)、300円(電動)で、貸出しが多くて電動車が2台のみしか残っていない」 とのこと。一瞬、やめて歩こうかと思いましたが、暑さもあって、初の電動自転車を借りて、スタートすることに...。
足を踏み込むと、軽いのにビックリ。
最初のポイントは、ロータリーを出てホテルの隣り。旧篠原家 住宅〔江戸時代からある商家で黒漆喰や大谷石を用いた外壁や、店先の格子が特徴的〕へ。川越にある商家と遜色の ない黒塗りで重厚感があります。前のウォーカーは、住宅見学のため、中に入って行きましたが、小生は外観のみ。
続いて、田川の川沿いに沿って進み、県道64号線県庁前通りに出て、橋を渡り700mほど直進。
右手にある慈光寺〔永正13年(1516)に下野国の戦国大名であり下野宇都宮氏第17代当主である宇都宮成綱が鬼門の鎮護を目論み開基。宇都宮で一番早く咲くヒガンザクラや、赤門で有名〕へ。
参拝後、目の前に高いビル、栃木県庁が見えて来ます。県庁手前の道を右折。県庁の裏手には、ツツジが高くまで満開。
間もなく、蒲生神社〔八幡山公園にある神社。宇都宮市で生まれた江戸時代の学者・ 蒲生君平を祀っている。学問の神様。また初代横綱の明石志賀之助の像もある〕へ。
表参道前の石段を上ると、「獏」の像。
【夢福神とは】
遥か遼遠の頃から中国では、「獏(バク)」は龍と並んで霊獣として人々の信仰を集めています。悪い夢(厄)や、鉄・青銅(武器)を食べて、良い夢(幸福)と、平和な世界を与えてくれる「獏」の化身。
「九難除け」神社の一つ。
自転車で、横の上り坂を進むと、八幡山公園が目の前に。園内に入って、急な上り坂は、電動では楽々。簡単に上れる便利さに感動。初めて文明の力をありがたく思えました。
八幡山公園は、ソメイヨシノとツツジの咲く名所で、宇都宮タワー が山頂に立っていて、外装の 工事中。手前の長い吊り橋を、幼稚園の先生と園児たちが元気に渡って来ました。ミニ遊園地や小動物園もあります。展望台から市の中心街を望みます。
園内は広くて、わかりづらいので、元来た坂を下りました。電動車の下りは加速するので、慎重に下りました。
同じ道を戻って良かったのは、栃木県庁前を県道から正面に眺められたこと。敷地の広さと近代的な建物が...。
その後、下野新聞社を過ぎて桂林寺〔蒲生君平の墓碑がある〕へ。通 りの突き当たり手前にあり、境内は山門から左に入ったところに本堂、墓碑があります。
今回のコースには、矢印があったり無かったりで、道に迷う こと2回。国道119号線駅前大通りに出て左折。次の信号を右折して、一つ目の信号の左側に、ユニオン通りの標柱。ビル街と日曜なのか、シャッターが閉まっている店が目立ちます。
途中の国道119号線を渡ると、オリオン通り。こちらは好対照で、商店に買い物客がいっぱいで、賑やかな通りになっています。
通りの途中、宮カフェ〔宇都宮のアンテナショップ。地元特 産品を販売、地産地消レストランも開店〕前へ。また、左側にステージがあり、花と緑 とイベント広場になっているオリオンスクエアが。新鮮野菜などの販売店あり。
その先のカトリック松が峰教会は、昭和7年(1932)日本では数少ないロマネスク様式の双塔で、外壁は地元産の大谷石を用いた建物。ちょうど、告別式が行われていたので、建物内は見学できず。それでも、特徴のある教会を、目に焼きつけました。
市役所前を通って、堀のある宇都宮城址公園へ。宇都宮城の 本丸跡に富士見櫓を復元。手前が公園になっていて、櫓の後方から階段が付いていて、櫓から眺められます。ガイドさんも利用可。櫓なので、こじんまりした感じです。21日、22日の全国餃子サミットの会場になりました。
最後は、二荒山神社〔明神山(臼ヶ峰、標高約135m)山頂に鎮座。
東国を鎮めたとする豊城入彦命を祭神として古くより崇敬され、宇都宮は当社の門 前町として発展。また、社家から武家となった宇都宮氏が知られる。社殿は何度も火災に遭っており、現在の社殿は戊辰戦争による焼失後の明治10年(1877)の再建。代々城主が社務職を兼ね「宇都宮大明神」と称し、郷土の祖神・総氏神さまとして篤い信仰を受けていた〕へ。
まちの中心街にあって、デパートや大型スーパーが立ち並ぶ中に、大鳥居があって、境内が広く、脇に休むベンチも多くあります。二段階になっている急階段を上って参拝。境内にガイドさんがいます。
帰りの下りは、気をつけて、手摺の傍を下りました。
駅前大通りを駅方面へと。
駅手前の宮の橋を渡って、折角なので、名物の宇都宮餃子の店へ。途中でも見かけた、自家製餃子と看板に書かれた「オリオン餃子」へ。
自転車を駐輪。中に入ると、若い店員の男女が5名。小生は汗をかいていたので、冷たい水を、ぐっと2杯。餃子6ヶ380円(税抜)は、小さめでにんにくが効いていましたが、普通の味。
あとで、観光案内所でもらった「宇都宮餃子」のチラシやネットで1位の「みんみん」(6ヶ230円)を見つけて、後悔しきり。この次は、間違いなく「みんみん」に入りたいと思います。
生まれて初めて電動自転車に乗って駅ハイをまわりましたが、距離が長い&坂が多いコースには、お奨め。こんなことを言うと、「お前はウォーカーではないのか」と言われそうですが、今年度からチェックポイントやゴールチェックが無くなったので、マップ上のポイントだけでなく、行きたいところを観光する方法もありかも?
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