コースは;池袋駅芸術劇場 旧江戸川乱歩邸立教大学トキワ荘通りお休み処アトリエムギャラリー熊谷守一美術館大石村ガレージ画廊御嶽神社池袋北口路上美術館袋大橋アニメイト池袋本店
5月22日(日)五月晴れの好天。駅ハイで「アートと漫画の生まれる街・池袋モンパルナスを歩く(約9.5km)」に行って来ました。
かつて多くの芸術家や漫画家が住み「池袋モンパルナス」と呼ばれていた街で、現在では新宿、渋谷と並ぶ多くの乗降客で賑わう大都会池袋。文化創造都市の今と昔を歩きます。
行きは、東京メトロ東西線で大手町で乗換え、丸の内線で「池袋」駅 へ出ました。西口駅前の東京芸術劇場がスタート地点。
本日は、1階フロアーに高さ13mのバルーンこけしを展示中。15分ほど待って、受付が開始されました。昨日からのコースで、都内で休日ということもあって、長蛇の列。
池袋は「ふくろうの街」といわれるぐらいで、 西口駅前広場内の「えんちゃん」 〔「みんなのえんがわ池袋」というキャッチフレーズに合わせたふくろうのキャラクター〕をはじめ、ふくろうの像などを、街のあちらこちらで見ることができます。
西口公園前を抜けて、西口五差路で都道441号線要町通りへ。間もなくコンビニ左手から、大正~昭和にかけての推理小説の大家、江戸川乱歩の旧江戸川乱歩邸、校舎にツタが生い茂っている 立教大学、有名漫画家が下宿していたトキワ荘の跡地近くのトキワ荘通りお休み処へと続きますが、昨年、立ち寄ったので、今回はカットして要町通りを直進。途中で、大石村ガレージ画廊から歩く男性ウォーカーと出会いました。小生はそこまでショートカットできません。
その後、山手通りとの交差点要町1で左折。山手通りは車道も歩道も幅広で、中央分離帯にコンクリートの塔も建っています。
最初にめざすポイントは、アトリエムラギャラリー。だいたいの方向を考え、大きな信号のある千早1を右折。
間もなく、子育て地蔵が右手にある、地蔵堂通りへ。少し道は狭くなったりで、住宅街を進みます。途中、道を尋ねますが、ギャラリーを知っている人がいません。中華そば屋のお上さんに「東京電力の近くなんですが?」と聞くと、「変電所が次の信号の角にある」とのこと。
信号の手前に、ハウスギャラリー〔アトリエムギャラリー〕が建っていて、庭に高 さ4m30cmのカラフルな枝が伸びているオブジェ(彫刻家ダム ダン ライ氏)が目を惹きます。ルルさんとムムさんご夫妻二人三脚で作り上げた「モンパルナス通りのアートの城」という感じ。外観のみ。
ギャラリーからはマップのモデルコースに沿って歩きます。間もなく、 豊島区立 熊谷守一美術館〔1985(昭和60)年個人美術館として創立。6.21まで31周年展を開催中。2007(平成19)年より豊島区に移管。洋画家熊谷守一の住居跡にあり、熊谷の油絵や書、墨絵などを収蔵・展示〕。外壁にカタカナで、クマガイモリカズとアリ数匹が飾られています。
入館して美術鑑賞。
今回は、1~3階まで展示室になっていて、自画像や動植物や、掛軸、ブロンズ・絵付けした器など100点余り展示されていました。1階の出入口前には、アンティークなカフェがあり、階段の手すりは藤の枝が巻かれていたり、製作中の自分の写真などが飾られていて、熊谷氏は、ケンタッキーのカーネルサンダーを痩せた感じの風貌で、個性的。
鑑賞後は、近道をして要町通りの要町2の信号へと。要小学校前を通って、通りを池袋方面へと戻ります。
朝曲がった要町1の交差点前を斜め左折して千川中学校横の細い道を入って突き当たりのニシムラ電器を右折して間もなく大石村ガレージ画廊へ。ちょうど、一人の女性が、絵画の選定をしているところに出くわしました。個人宅のガレージに、絵画や彫刻が所狭しと置かれていました。
嘘みたいな本当の話。無料で大きい絵画を、また作品によっては半額 で持って帰れる店でした。せいぜい2,000~5,000円程度。絵に興味があり、飾るスペースがあれば、断然お得ですよ!
絵のレベルは、ピンキリですが、目を見張るほどのすごい作品も多くありました。
村長の矢尾高治さんは、持参した区民や画家が本当に大事にしてくれる人に渡したい、キューピットをやっているのだそうです。絵に関して情熱家で、話がおもしろく、商売というよりは、人と人との縁を大事にする人物でした。オジン隊メンバーに、耳寄り情報で流しました。
山手通りに出て左折し、次のマグドナルド前の信号で高架下を通って、細い道を直進。以前、歩いた ことのある道。池袋第二公園前を曲がって、図書館の先に御嶽神社〔西口一帯の氏神様で、武田勝頼の家臣たちが逃れた際に造営したといわれている〕が、道路を挟んで見えて来ます。
鳥居前で参拝。すぐ前の道路は、工事中なのか、ガードレールが道に沿って並んでいます。
そのまま歩いて、国道254号線の交差点池袋2を渡って、ファミリーマートを右折し、次の角を左折すると、池袋駅北口に位置する線路伝いへと出ます。
北口路上美術館は東武東上沿線の140mの壁面に、鉄道・街の 風景写真パネルが展示されています。たとえば池袋駅東口・西口の今と昔など。
線路の北前方に、高い煙突が見えます。豊島区清掃工場。階段を上がって下りると公園。ベンツで休む人たちが...。
山手線に沿って東口前まで戻ります。右側に小さな神社が園内にある、東口公園。ちょっと珍しい。
最後は、風俗店もあった東口の商店街を抜けて、アニメイト池袋本店で、オリジナル記念スタンプでゴール(11:40)。オタクっぽい人たちがグ ッズを買ったりで、店の前は活況を呈していました。
小生の歩行距離は5kmぐらい。駅前通りを池袋駅東口に向かいロータリーの信号を渡って駅へ。構内が広くてわかりづらく、人混みの中、有楽町線まで歩いて行きました。
帰りも料金の安い東京メトロを利用。ただし、大手町駅は工事中で乗換えの通路がわかりづらく長いので、同じ長いのならば飯田橋駅の方がわかりやすいので、帰りは有楽町線と東西線で西船橋経由で、幕張本郷駅へ帰りました
昼食は、チャリンコをとばして、京成線の隣り駅前の実籾駅前の「夢庵」へ。20日のオジン隊鴻巣駅ハイの昼食時に引いたくじのサービス券を利用して、ゆっくりくつろぎました。
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