「JR ウォーク」で 南房総・館山を歩く(3回目)

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コースは;館山駅 スタート 館山夕日桟橋右渚の駅たてやま右赤山地下壕跡右ヒカリモ右沼のびゃくしん右八遺臣供養塔(ウバガミサマ)右城山公園右館山城(八犬伝博物館)右館山市立博物館本館右館山駅 ゴール

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5月6日(金)、2月の千倉駅ハイ以来、約3カ月ぶりで、千葉健生病院健康友の会元事務局長で親友の隆ちゃん夫妻と「つつじ咲く城山公園ハイキング(約10.5km)」を一緒に歩くことに。

 

6時半起床で、早朝の電車。千葉駅7時45分発の内房線で終点の館山へ(9:38)。天候は曇りで、さわやかな風が流れる絶好の行楽日和。

館山駅には早めに着いてしまい、駅東口と西口を少し見てまわりました。暖かい気候なので、ロータリーには南国情緒のシュロが高く聳え、花壇には色とりどりの花が咲いています。昨年10月から千倉に住んでいる隆ちゃん夫妻と元気に再会。 160506 (1).JPG

なお、小生は館山3回目で、2013年時と同じコース。コースに沿って矢印が付いていて、歩きやすくなっています。

 

受付の観光まちづくりセンター西口。東口にも観光案内所があります。スタートは10時ちょうど。

 

まず駅前から、北条海岸に向かって、直進。4分ほどで波が打ち寄せる海岸沿いの道へ。海岸が目 160506 (3).JPGの前に。穏やかな波が打ち寄せます。左折。砂浜も歩けますが、舗装道路が歩きやすいので、舗道を選択。砂浜にハマヒルガオの群生。数人が海岸を歩いているぐらい。

進行方向前方に、館山夕日桟橋(多目的観光桟橋)〔平成22年4月か ら供用。全長約500m、桟橋付近には、ウミホタルも生息〕が見えて来ます。

最初のポイント、大桟橋はウッドデッキ(歩行者用)と舗装道 160506 (5).JPG路が区別されていて、途中、釣り人が20数人竿を垂れていました。海中観光船も見かけました。桟橋の先まで行って戻ると1 160506 (7).JPG 160506 (8).JPGkmぐらい。橋上から、見渡す限りの水平線館山湾の船の往来が一望できて、爽やかな風がとても気持ち良い。海の上を散歩しているようで幸せ気分。

 

館山夕日が美しく見える街として有名で、「日本の夕陽百選」「関東の富士見百景」「東京湾100選」にも選ばれている絶景で、また年2回、「ダイヤモンド富士」も条件が良け 160506 (6).JPGれば見られる場所です。

戻りは、館山の海岸線を観ながら、途中、海水で腐食した元の桟橋も見れました。海は透き通って見えて、魚も確認。

道路前を右折。「渚の駅 たてやま」に直通。

建物内に入ると、1階左手に、渚の博物館(市立博物館分館)内には、壁一面におよぶ巨大なお魚タペストリー(縦2.4m、横12m)をはじめ、名誉駅長に就任した「さかなクン」 160506 (10).JPG 160506 (12).JPGが描いたイラストを約50点展示する「さかなクンギャラリー」がオープン。

房総の海と漁村の資料を展示。本物の漁船も展示。また2階デッキからは鐘ヶ浦(海面が鏡のように輝いていることから名づけられた)の眺望ができます。

道の駅とは違って、地元の特産品などを販売するスペースは狭くて地味。 サンマ漁船のエンジン(本物)は目を惹きます。

 

その後、海岸線の道路を雑談しながら歩いて行きます。人通り160506 (13).JPGが少なくて、漁港に数十隻の漁船を 見かけましたが、時間が遅いせいか人は数人見かける程度。

 

次に向かったのが、左手に折れて、赤山地下壕跡〔太平洋戦争時に 館山海軍 航空隊のの防空壕として作られた、全長1.6kmのうち250mを公開〕前へ。160506 (14).JPG 160506 (15).JPG津ホールで入館受付ができます。建物前まで行き、中に入ることは今回やめて、小休止。ヘルメットを被った観光客の姿が見られました。

 

コースがちょうど地下壕の裏手を 回るため、閉鎖中 の壕の裏口から、壕内の見学者の声と姿、その脇の岩層も見ることができました。

 

その後、コースに沿って、熊野神社を過ぎて、右手に進み、住宅地を過ぎると、いったん木が覆い被さんばかりの細い道に。また防空壕も道すがら見かけました。途中に矢印が無かったので不安になりましたが、案内標識を見たり、通行人に聞いたりして何とかコースど 160506 (16).JPGおりに。3年前より人家が増えていました。

 

雑木林からウグイスのさえずり、水を張った田んぼからはカエルの合唱が聞こえて来ます。 里山風景が続くと、隆ちゃん夫妻が現在の家の周囲を思い出し、まだこのあたりの方が開けているとのことでビックリ。見学に行きたいものです。

 

Y字路の角の地蔵尊を右手に曲がると、やっと正面に「ヒカリモ〔洞窟内の水溜りに群生し、光を反射 160506 (19).JPGし黄金色に輝く〕」の看板。草木に覆われてはいますが、ヒカリモの生息する洞窟の口がいくつかあって、覗くと黄色に輝いた藻が水面に...。看板のある2ヵ所よりも、コース傍にあったヒカリモの方がきれいで幻想的でした。ご夫妻は初。暗くなってから見たかったですネ。

 

その後、矢印に沿って大谷津池に辿り着きました。 160506 (20).JPG池の淵に沿って歩き、行き止まりのところに、鉄柵の中、沼サンゴ層〔約6千年前に生息していたサンゴの化石が確認できる地層で、県天然記念物〕を一応確認。目を凝らさないとわからないのと、雑木林の奥で、鉄柵なども錆びています。

 

古代サンゴの泉方向へ右手に進み、小さな水門の先を右折で、十二天社の160506 (17).JPGのびゃくしんがポイントになっていましたがカット。城山公園への近道を進みます。左に折れて間もなく右折 し、途中、防空壕跡前に薄紫のフジが垂れ下がっていました。山の上に館山城が小さく見えます。

隆ちゃん夫妻は、農家をやっている関係で、水田や畑の作物など、ときどき立ち止まって感心したり。道なりに進み、人家の途切れた手前左に公園入口の表示。

細い山道を入って行きます。脇に竹林。一軒の人家を過ぎると、さらに細い山道。裏道から、館山城山公園内の雑木林にやっと辿り着きました。急な土の階段を、汗をかきかき登って行きます。

  160506 (22).JPG

途中、里見八遺臣の供養塔〔里見氏10代忠義に殉死した家臣8人の供養塔。「南総里見八犬伝」のモデルといわれている〕があり、さらに階段を登ると、斜面に梅林

 

梅林の中をゆっくり上って行き、途中、トイレ休憩。 万葉の径日本庭園・茶室を過ぎると、右手に白壁の館山城天守閣〔城内 は博物館の分館になっていて、「南総里見八犬伝」 160506 (23).JPGを題材にした資料を展示〕が見えて来ます。今回は小生のみが写真撮影。その後、つつじの斜面に差しかかると、すでに花は咲き終わっていて残念。 

 

舗装された急勾配の長い坂を下って行き、駐車場から逆に上って来る人もいましたが、上りは結構、 長くてしんどそう。左手突き当たりに市立博物館本館〔里見氏の資料と、安房の歴史・民俗・文化を紹介〕があり、前に彫像が並んでいます。

坂道を下り終えると、芝生広場里見茶屋があり、出入口の公園にはチタン合金・白御影石「光と風 160506 (25).JPG160506 (27).JPGと夢」という題のモニ ュメント。里見茶屋」に立ち寄って、おだんごの割引で奥さん 160506 (26).JPG が。結構、待ち時間がかかりました。その間、芝生広場で遊ぶ家族連れの先に、はるか城を望むスポットが絵になります。

右手にだけ大きな石柱があり、振り返ると「館山城跡」の肉厚の漢字表記。

 

国道257号に出ると、車に注意して汐入川まで一直線。潮留橋を渡って、汐入川沿いの国道410号を北上して、内房線の単線踏切を横断すると駅中心街。

千葉銀行、館山信用金庫を過ぎて、北条交差点の信号を左折。

 

直進して、内房線の踏切を越えるとすぐ左手に屋根構えが重厚な建物があり、「波奈(はな)総本店」で昼食。千葉県で有名なチェーン店の本店でした。1時をだいぶ過ぎて 160506 (30).JPGいたので、ホッと一息。つい、おしゃべりをし過ぎて、次の電車の時刻を忘れてしまいました。次回の駅ハイでの再会を楽しみに、駅前で別れました。

あわてて、館山駅始発の千葉行に乗ると、急に眠気が襲って来て、上総湊までグッスリ。最寄りの幕張本郷駅(16:36)に着くと、ポツポツと雨が降って来たので、夜の野球観戦は8日(日)に延ばしました。

早春からの南房総は暖かく、自然に恵まれていて、さらに空気もおいしく、新鮮で美味しい食文化にありつけるのでハトちゃんが大好きな地域です。 「隆ちゃん、引っ越して大正解!」  

 

  

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このページは、hatochanが2016年5月 9日 06:54に書いたブログ記事です。

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