コースは;相模湖駅観光案内所 県立相模湖公園相模湖大橋嵐山石老山入口巨木・奇岩の道顕鏡寺石老山入口相模湖プレジャーフォレスト 相模湖駅
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ハトちゃんは、2012年4月5日以来〔前回はカタクリの郷が中心〕となる、相模湖周辺散策に、10月13日(火)出かけました。
駅ハイ「相模湖畔の秋と奇岩・巨木の散策~歌人 柳原白蓮をしのぶ(約8km)」に行って来ました。
中央線終点高尾駅で、甲府行の普通列車に乗り換えて、トンネル を抜けると、相模湖駅。天候は秋晴れで爽やかなウォーク日和。駅前に観光案内所があり、スタート受付。ゴールが異なるため、係員から説明とマップを受け取り、真っ直ぐ行くと、相模湖畔へ。途中、国道20号線(甲州街道)を横断。
緑色の湖面が観えて来て、付近一帯が県立相模湖公園になっています。
階段と芝生を下りて行き、チェックポイントの管理事務所を探すも見当たらず。困っていると、駅ハイ参加の若い女性ウォーカー二人組が通りがかり、親切に場所を教えてくれました。
事務所の場所はわかりづらく、押印後、小生も後から場所を探しているウォーカーに教えてあげました。
ボートやスワンの船着場や、ベンチがあり、相模湖〔1947(昭和22)年に相模ダムによって、相模川が堰き止められてできた人造湖〕を一望できます。
その後、交通量の多い国道412号線の湖畔周回 道路を進みます。歩道はあるものの、大型ダンプや観光バスが横をスピードを上げながら飛ばして行きます。湖畔に水質浄化のために円状に噴き出ている地点あり。前方の相模湖大橋を渡って、長いトンネル(嵐山洞門)を通ります。
先ほどの二人組が前方を歩いていて、一定の距離を置いて、付いて行きます。
間もなくトンネルの先左手に紅葉で有名な嵐山。このあたり で、前のウォーカーを抜きました。湖に面した遊歩道は、関所跡を過ぎて、歩道橋を渡って、進行方向右側の歩道から左側の歩道へ。木立の合間に相模湖が観えます。
途中に、見晴らしのきく展望場所も。湖面に釣りを楽しむ船が。対岸に相模湖公園周辺と市街地、山々が展望できて、湖面と空のコントラストが美しい。
長い周辺道路を行くと、交差点が見えて来て、相模湖プレジャーフォレスト(2008年7月相模湖ピクニックランド から名称変更)の看板と駐車場出入口が。
先を急いで、続けて周回道路をゆっくりと下って行くと、約10分ぐらいで、石老山入口の看板。
右折して、石老山に向かいます。左手に川が流れていて、車も少なくなって、コスモスが咲くのどかで静かな風景が続きます。ゆるい上り坂を直進し10分ほど歩くと、手前に石老山表参道の看板。
マップどおりに進むと、ちょうど前に顕鏡寺から戻って来た女性ウォーカーに会いました。
道を尋ねると、『右手の相模湖病院駐車場先に道があって、巨木・奇岩の 道はかなり手足も使う険しい道。しかし、ゆっくり行けば大丈夫』 と。
それでも、ハトちゃんは意を決して、山道を入って行くと、途中に第三紀地層の礫岩が分布していて、苔がむして、ところどころ道がぬかるんでいる場所があります。
上って間もなく、石畳岩石を利用した岩の間に、不動明王が安置されている滝不動があり、覗いて見ました。急登もあって、途中に屏風岩、仁王岩、駒立岩など、10m級の岩が次々と現われる、とても変化に富んだ道で「石老山」の名にふさわしい。
コースマップでは、顕鏡寺まで約10分とありましたが、もう少しかかりました。
やっと、中腹より低いところ(頂上は694m―小生は一度だけ登頂)にある顕鏡寺〔平安時代(貞観18)年に建立〕へ。境内では、先に着いていたウォーカーが10人ぐらいいて、休憩中。
山門左側に道志法師と源海法師が住居した岩窟があり、幹回り6.3m樹齢400年の蛇木杉が横たわっています。また大イチョウから落ちたギンナンの異臭が漂っていました。
水分補給と上着一枚を脱いで、ゆるやかな女坂のコンクリート舗装道を下ります。行きの急な登りと道の悪さを考えると随分と楽。片側は、民家が点在していますが、このあたりは車が必須ですね。
汗もひいて、下り終えてから、広小路の出入口の民家に、N HK連続テレビ小説「花子とアン」に登場する蓮子のモデルとなった歌人・柳原白蓮(大正3美人の1人といわれた)の写真と説明文が掲示されていて、顕鏡寺にお墓があるそうですが、見落としました。
遠くに、プレジャーフォレストの大観覧車が観えます。
石老山入口に出ると、バス停があり、その先はゆっくりの上り。秋とはいえ、日差しで汗が出て来ます。
10分で、相模湖プレジャーフォレストへ。駐車場の右手に歩行者用通路があり、広い駐車場、芝生広場を抜けて階段を上がると 、右手に天然温泉「ゆるり」。
温泉受付でゴールし、名簿に記入。温泉には入らず、次のバス(1時間に1本)を待つ間、水分補給とトイレ、軽食休憩。
国道にあるバス停で約20分の待ち。そこによく見かける横浜の快速ウォーカーが、サラリーマン服装に着がえて一緒に待っていたので挨拶。行きと帰りに、そのままの服装では帰らないのがモットーみたいです。
バスは、朝歩いて来た嵐山や相模湖大橋を通って、駅前へ。次の電車まで時間があったので観光 案内所裏にあるふれあいパークで休憩。
相模湖駅(12:36発)で電車に乗って、西八王子駅に着く車内で、朝、相模湖駅コインロッカーの鍵を左の上着ポケットに入れたままだったことに気づいて、降りてから、再度あわてて二つ先の相模湖駅まで戻りました。
複線なので、相模湖駅で下りて6分後に上りが来て(13:40発)、事なきを得ました。野菜が入っていたので心配しましたが、近かったのとあまり時間のロスがなかったので、助かりました。
実家に帰ると、母はデイサービスに外出中で、庭の落葉と草取りで4.5ℓゴミ袋2個にまとめ。
相模湖周辺には、いくつものスポット、ハイキングコースがあり、深まる秋には紅葉の名所もあって、都心から近いので気軽に出かけられる観光地です。
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