4月5日(日)、茨城県土浦市の駅ハイに参加。小雨模様の中、ハトちゃんは、3年ぶりに駅ハイ「土浦桜に囲まれて城下町歴史散策 (約12km)」に行って来ました。
〔コース〕
スタート 土浦駅→新川の堤桜→旧制土浦中学校本館(土浦一高)→真鍋小学校→新川の堤桜→土浦市立博物館→亀城公園→土浦まちかど蔵→桜川の堤桜→霞ヶ浦→ゴール 土浦駅東口
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武蔵野線と常磐線を乗り継い で土浦駅に到着。ちなみにマンホールのデザインは、霞ヶ浦と帆引き船に筑波山。スタート受付はすでに始まっていました(9:07)。
まず駅前の中央通りを進んで、土浦高架橋の下をくぐって、東京三菱UFJ銀行の手前「桜橋」の信号を斜め右に入って行きます。
そのまま直進し、病院前を曲がって新川堤の桜へと...。新川橋の手前を右折。桜 は満開で、花が散り始めて、花びらが川面に花いかだのように 浮いています。土手の両側に太い幹の桜並木が続きます。土手沿いをゆっくり写真を撮りながら歩いて行きます。
神天橋まで歩いて、橋を渡って、反対側へ。K'sデンキの黄色い建物が角に。
矢印にしたがい、自転車の車輪のカラフルなデザインが横の柵に 描かれている「つくばりんりんロード」の中を歩きます。両側には、まだ若くて低い桜並木が続きます。
りんりんロードを5分ほど歩くと、国道354号線に出て右折して、ゆるやかな坂 を上りきったところ、右側に真鍋小学校があります。校庭の真ん中にに、5本の樹齢110年の桜〔太さ6m、高さ12mにも及ぶ大樹〕がで~んと。 案内人のお話では、『明治40年の卒業記念に校庭の隅に植樹。その後、校庭の拡張などで、現在の位置に。現在では校庭の障害物ではなく、小学生や親御さんも大事にしていて自慢の桜だ』 そうです。
塀越しに見えた土浦一高〔旧制土浦中学校本館。モダンな洋館風の木 造建築で国の重要文化財となっている〕の校門を入って、ゴシック様式の美しい木造校舎の前にも桜が咲いていました。
その後、来た道を戻り、途中から国道125号線を南下します。りんりんロードを横切り、新川の堤桜を観ながら真鍋橋を渡ると右手に土浦警察署の建物が。
亀城公園北の交差点の先、公園に行く前に 、建物の壁に土浦市立博物館の大きな表示が出て来ました。
本日は、駅ハイの特典で入館料が無料なので入館。霞ヶ浦で育った人々の暮らしをはじめ、「次の世を読みとく―色川山中(いろかわみなか)と幕末の常総」特別展を開催中。江戸時代に土浦で生まれた商売〔薬種屋の復興〕と学問〔国学や写本の作成〕を両立させ、混迷する幕末を生き抜いた姿が紹介されていました。
続いて、亀城公園(土浦城址)〔土浦城の本丸と二の丸の一部を 整備した公園。江戸時代前期の建造物である櫓門は関東唯一〕へ。
ここで、園内の庭園、東西の櫓や桜を散策。
高麗門を出て、裁判所前を通って、中央一の交差点を左折して旧水戸街道 へ。間もなく、まちかど蔵「大徳」〔江戸時代末期に造られた見世蔵、袖蔵、元蔵、向蔵を改修した観光アンテナショップ〕へ。道の反対側にまちかど蔵「野村」の旧商家の建物。
その後、中城通り(旧水戸街道)を進み、土浦高架道の下を通って、桜川の土 手に出ます。土手沿いに、黄色い菜の花と桜が咲き乱れてい て、一段高い道を一直線に進みます。
桜川橋を渡って、コースは霞ヶ浦の方へと進みますが、ゴール受付が無いので、ショートカットし て桜川橋を渡らずに直進し、常磐線の線路の下をくぐり、土浦駅東口へ出ました(歩行距離は約10km)。
最後に、駅から徒歩約3分の霞ヶ浦の土浦港に立ち寄ると、桟橋で釣り人が5人ほど。舟がいっぱい停泊していました。
また、遠方の霞ヶ浦は、天候が悪くて、ぼんやりと(それこそ、霞が浦という感じ)霞んでいました。水郷橋先の桜川沿いの桜並木が連なっているのは確認できました。
JR常磐線の土浦駅(12:14発)に乗って、1時間半かかって、14時ちょうどに帰宅。
3年前は、4月1日に参加。桜の開花に至らず、蕾を観賞して歴史散策中心となりましたが、今回は満開の桜に囲まれた駅ハイになりました。
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