ハトちゃんは、4月6日(月)、1年ぶりに駅ハイ 「石戸蒲ザクラハイキング(約10km)」に参加。昨春はオジン隊で参加しましたが、枝に数輪程度が咲いている状態。毎年3月下旬~4月上旬に開催されているコースは、案内標識がきちんとされています。
〔コース〕
スタート 北本市観光協会→真福寺→埼玉県自然研究センター→エドヒガンザクラ→石戸蒲ザクラ→城ヶ谷堤(桜堤)→高尾さくら公園→高尾富岡の景観地→高尾氷川神社→菜の花畑→これより石と舟とみち→ゴール 北本市観光協会
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高崎線または上野・東京ライン、湘南新宿ラインで、北本駅は大宮の少し先。
駅西口から直線400m(彫刻通り)先に、北本市観光協会。ここで受 付を済ませて、担当の若い男性から、桜情報とマップ、チラシなど入った袋をいただきました。
間もなく、満開の桜で埋まっている北本中学校手前を横断して左折。マップに沿って歩いて行きます。
中学校の近くに、モダンな感じの北本市役所と、反対側に文化センターがありました。
最初のポイント、真福寺〔天台宗;開基から600年を超える由緒ある古刹で地域の人々からは、石戸大師、両大師 様などの愛称で親しまれている。ご本尊は不動明王〕へ。
境内の仁王門にある仁王像と、本殿を参詣。大楠や大銀杏の木が聳え立っていました。当初、門の前を左折して進みますが、変なので、民家の方に聞くと、仁王門前を直進とのこと。あわてて、引き返しました。
続いて、車の往来が激しい県道132号線下石戸上・菖蒲線へ出て横断し、右折。 間もなく、左手斜めに入る桜堤通りへ...。
校庭が広い石戸小学校の先に西部学習センターの建物が。 ここまでは、マップどおりでしたが、その先のY字路を右に行ってしまい、いつの間にか横田薬師堂前へ出てしまいました。
民家が3軒ありましたが、留守。困っていたとき、ちょうど車で自宅へ戻って来たおばさんに会って、道を尋ねて、戻ることに。きたもとアトリエハウスへの近道を教えてもらいました。何でも、地元でも良く間違えるそうです。
アトリエハウスの入口も矢印が小さくて、見落としがちです。
そこから、北本自然観察公園〔自然の姿を昔のままに残し、動植物が暮らしやすいように整えた公園。園内には遊歩道があり、里山の豊かな自然を体験できる〕内の雑木林を矢印に沿って歩いて、やっと埼玉 県自然学習センターの出入口前に出ました。この間、1kmぐらいのロス。エドヒガンザクラは散ってしまいました。
センターに入館して、チェックポイントの押印後、トイレ休憩 と、館内の見学。世界的にも珍しいピンク色のヘビ(モモちゃん)と1年ぶりのご対面。だいぶ大きくなっていました。女性学芸員から、『エサは冷凍のねずみです』 という話に、ちょっと引きました。その他2匹のタヌキの剥製などを観賞。
ここで、深川から来た女性ウォーカーと立ち話。初めてということなので、石戸蒲ザクラまで同行。
その後、両脇の歩道に咲き誇る北里研究所メディカルセンター病院前を通って、石戸神社の先を右 折すると、石戸蒲ザクラの案内板が出て来ました。
東光寺の出入口にも大木のサクラが散り始めていましたが、この木ではありません。その先、一段高くなったところに、樹齢800年といわれる石戸蒲ザクラ。国指定天然記念物で、1922(大 正11)年、指定を受けた当時、日本五大桜の一つに数えられていました。
樹種は「カバザクラ」という世界でただ一つの品種で、源範頼にまつわる伝説が残されているそうです。現在では、1本の幹と、孫生えが残るだけで、このところの風でだいぶ散っていましたが、何とか花びらは残っていました。傍には、出店がまだ出ていました。
その後、黒のジャンパーを着た観光協会の男性に案内されて、裏道に抜けて、しばらく北本自然公園内の湿地や雑木林の続く山道を足元に注 意しながら散策道を歩いて行きます。ウグイスの鳴き声が聞こえて来ます。途中、史跡一夜堤の掲示板がありました。ハトが湿地で水を飲んでいました。
そこを左折して城ヶ谷堤(荒川)の土手へと上がるはずでしたが、標識 の矢印を間違えて、なぜか、自然観察公園の池の脇の道を進んでしまい、道路に上がると、先ほどの自然学習センター前の道路へ。
そこで、また道に迷うのは御免と思い、阿観堂、西部学習センターへと向かいます。
県道57号線さいたま・鴻巣線に出て左折。高尾さくら公園は断念。
県道312号線を横断して、直進。菜の花畑が数ヵ所あって、左手奥にカラフルな三角帽子が並んでいます。興味があったので、近くまで行くと、昨日まで開催していた 「北本 なの花まつり」の会場の片付け。会場には、アンパンマンのキャラ付きの機関車も走っていたようです。
煉瓦の石畳をまわり込むと、手前に高尾氷川神社〔869(貞観11)年創建。北本七福神の恵比寿・大黒天〕。
境内 で、巫女が古い御札等を燃やしていました。須賀神社〔七福神の寿老人〕と厳島神社〔七福神の弁財天〕も傍にあって、七福神の三つの神社が仲良く並んでいます。
県道さいたま・鴻巣線を横切って、道標「石と舟の道」(近世、石戸河岸、高尾河岸の銘を刻む道標で、1727(享保12)年に鴻巣市馬室から北本市石戸宿に 通 じる「いざ鎌倉」というときに駆けつけた「鎌倉街道」と伝えられる道沿いに建立された)を通ります。手前に一面菜の花畑がありました。
その後、一路、ゴールの北本駅方面への西中央道線へと。サクラは若い樹が並び、将来、立派な桜 並木に生長するように植樹されています。
ここは最後の直線で、ゴールの観光協会まで1km強。結構、長く感じます。途中、最初に左折した北本中学校前を通過。校舎全体が桜で覆われているのと、広い校庭が目につきます。
観光協会前の歩道の八重桜が見頃でした。朝スタート受付した観光協会でゴール。特産品のトマトを一ついただきました。
帰りは、湘南新宿ライン(小田原行)の各駅停車で浦和で乗り換え、武蔵野線を利用してゆっくり座って、帰りました。
今回は、道に迷うことが3回。観光協会の話では、歩行距離が約10kmとありましたが、昨年のコースから考えても、コースどおりに歩くと、約12kmぐらいはあると思います。
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