3月19日(木)、オジン隊は駅ハイで、「大宮駅開業130周年記念 鉄道のまち大宮を巡る(約12km)」 に参加。
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大宮駅 JACK大宮大栄橋氷川参道武蔵一宮氷川神社大宮公園ハナミズキの散歩道見沼代用水大宮第二公園内「ひょうたん池」歴史と民俗の博物館大宮盆栽美術館鉄道博物館普門院ソニックシティ・鐘塚公園大宮駅
小生は、総武・中央線 幕張本郷→西船橋 武蔵野線→南浦和 京浜東北線で大宮駅へ(約1時間半)。
「大宮は、中山道の宿場町として発展し、駅周辺には明治の頃から車両工場が置かれて、「鉄道のまち」としてよく知られている。また、東北・上越それに今月14日に開業したばかりの北陸新幹線の停車駅で、「鉄道博物館」があり、近隣には、大正時代より続く盆栽村もあり、埼玉県下有数の商業と文化の中心都市になっている」
大宮駅は、昨年の3月以来1年ぶり。9時ちょっと前に大宮駅に降り立ったハトちゃん。オジン隊では先着して、先輩たちを待ちます。
中央改札口前のインフォメーションセンターを9時にスタート。今回は、昨年よりも2km長い12kmコース。
駅西口から、ベデストリアンデッキを通ると、眼下に銀色のオブジェがある広場、正面にJACK大宮〔地上18階、地下2階建てでプラネタリウム、オフィス、店舗、貸会議室などで構成されている。1987年に大宮市によって竣工された〕が見えます。後でわかったのですが、コースではなかった暗い駐輪 場の中を通って、幅広で長い大栄橋を渡って東口へ。歩道を自転車が走行していて、避けながら歩いて行きます。マナーの悪さと自転車のルールについて、話が及びます。
駐輪場の近道は、道先案内人の兼子隊長の勘があたって、少し時間を短縮。
その後、県道2号線を真っ直ぐ進みます。5つ目の信号左側に郵便局があり、左折し北進。大きな二の鳥居があって、氷川参道〔氷川神社の参道が真ん中にあり、両側にケヤキ並木と舗装道路に挟 まれている〕へ。
今までの都会の喧騒を離れて、参道の幅は広くて立派で、鶴岡八幡宮の若宮通りを髣髴させます。大きな木々が聳えていて、周囲は閑静な雰囲気。先輩たちは、大宮に大きな神社があることを知らなかったようで、感動。
一つ目の信号右手に、さいたま市立図書館が手前にあり、右手奥が博物館。今回は寄らずに先を急ぎます。
直進すると、右手に氷川の社文化園の竹林、前方に立派な鳥居と社殿がある、武蔵一宮氷川神社〔二千年以上の歴史をもつといわれ、大いなる宮居として地名の由来にもなった日本でも指折りの古社。武蔵一宮として関東一円の信仰を集め、東京都・埼玉県近辺に約200社ある氷川神社の総本社で、 他の氷川神社と区別する際は大宮氷川神社とも呼ばれる〕へ。
手前に天津神社、宗像神社が位置しています。
参道の長さは中山道の「一の鳥居」から約2km、また県道2号線沿いの「二の鳥居」は高さ13mで、明治神宮より寄贈移築された。境内入口に「三の鳥居」があります。
境内には楼門(朱色の外装)、本殿、拝殿、舞殿、神楽殿など、重厚な感じの建物があり、神橋、神池もあり、広い境内は約3万坪もあり、古杉や老松は悠久の歴史をしのばせます。
参詣後、境内を抜けて白鳥池の畔から、大宮公園〔1885(明治18)年、駅開業と共に県初の県営公園として開園。自然豊かな公園で、桜の名所でもある〕へ抜けられます。
日本庭園を過ぎて、公園手前のNACK5スタジアム(J1大宮アルディージャのホーム)は外観だけ。埼玉には浦和レッズもあり、サッカー熱が強い県です。
園内には、野球場をはじめ、競輪場、体育館などの運動施設の他、ボ ート池や小動物園、それに広い芝生などがあって、散歩やウォークには持って来いの憩いの場所となっています。
今回のコースは、ハナミズキの並木道を通って、見沼代用水〔江戸時代(享保年間) に農業用水の供給施設として、新たに開削された歴史的な大用水路で、現在は埼玉県行田市から県東南部・東京都足立区にかかる地域約15,000haに農業用水を供給〕 脇を渡って、大宮第二公園のひょうたん池まで足を延ばしました。
途中、白梅やしだれ梅が満開になっていて、また池のまわりの柳の黄緑や池での釣り風景など、十分に目を癒やしてくれました。中央に石垣のあった場所は、城址でもなく、結局、樹木の保護だったかも。よくわかりません?
前日、町田で10km歩いていた小生には、公園の広さがうらめしく感じました。
ひょうたん池から、園内の遊歩道を、爽やかな風に誘われて、自然を満喫しながら運動施設方面へ戻ります。いったん、出口を出て、太公望がいる舟遊池横を通って、歴史と民俗の博物館へ。今回は入館せず外観のみ。昨年、一人のとき、入館。印象に残ったのは、地階の 板碑(板石塔婆―鎌倉時代中期から戦国末期にかけて造立された供養塔婆で5mを超えるものがある)が、吹き抜けのフロアから堂々と立っています。
弓道場では、ちょうど中年の射手が遠くの的を狙って、弓を引いていたので 、しばし観覧。よく的に当たるものだと感心しきり。
大宮国体記念会館前を通って、東武野田線「大宮公園」駅手前を左折し、踏切 を渡ると、間もなく風情のある四季の道へ。
ハトちゃんの推薦で、途中の「さいたま市立漫画会館(入館無料)」にオジン隊の面々も立ち寄ることに...。
入館すると、出入口には有名漫画家の記名と作品のスタンプ。
会館は、日本近代漫画の先駆者北沢楽天住居跡に建設された 日本初の漫画美術館 で、当時の世相を風刺する漫画やポスター、独特の筆致による『時事漫画』の真髄に感じ入った次第です。絵は、昔、観たことはありましたが、作者は知りませんでした。
会館の開館式に、手塚治、横山光輝、小島功氏などのサインと見慣れた漫画がありました。
続いて、その先の大宮市盆栽美術館http://www.bonsai-art-museum.jp/へ。 四季の道に入る前から、隊長の『天才(自分)は盆栽(凡才)美術館には行かない』 などと、冗談を言って、メンバーを笑わせていました。
道を迂回して、美術館の駐車場で、係員の男性に会うと、『本日は休館日です』 と無常の声。
やはり、隊長の声が聞こえたのか、せっかく高価な盆栽を観て、盆栽作りで儲けようと張り切っていたのに残念。
休館でなければ、盆栽展や盆栽の作り方・手入れ方法なども 紹介されていたのに。盆栽の名品や盆器、水石、絵画資料などが展示されていて、盆栽の美しさが楽しめます。屋外でも、鉢植えの古木の盆栽も40鉢程度展示されていて、いろいろな角度から眺められます。2階デッキからは美術館全体を一望できます。
その後、盆栽村〔現在は5軒あり〕でも観ようと思いましたが、コースから 離れてしまったので、最初に外からちらっと覗いただけ。ちなみに、大宮のマンホールのデザインも盆栽。
その後は、JR宇都宮線の土呂駅横の中島踏切を渡って、コースマップに沿って、ほぼ一直線で1.5kmほど、黙々と右側通行で進み、JRの高架下を左折して、高架に沿って直進。鉄道博物館の駐車 場がいくつも続き、出入口ではガードマンが...。
ニューシャトルの「鉄道博物館(大成)」駅前の鉄道博物館 http://www.railway-museum.jp/top.html 〔JR東日本の創立20周年記念事業のメインプロジェクトとして2006年5月に閉館した交通博物館に替わる施設として、2007年10月14日の鉄道の 日に開館〕へ。 博物館前にも、車両や車輪が置かれていて、路面には時刻表が書かれています。子供連れが多く、オジン隊は入場料の高さと時間の関係でパス。
鉄道博物館を過ぎ、コンビニを左折して、車の多い国道17号線中山道へ。
ここから大宮駅に向かって直進。車が多いので排気ガスが漂って、ウォークには向かない道です。
ガソリンスタンドを右折して、右側に普門院〔曹洞宗の寺院〕。併設の幼稚園が卒園式。本日は卒園 式を多く見かけました。卒業式となっているところもあり、幼稚園なので変に感じました。山門から境内に通じる河津桜の満開の花のトンネルをくぐり ます。
本日、最後の寺院なので名残り惜しく参詣。
その後、駅前に続く通りからソニックシティ(日本生命が所有する大小ホール・国際会議室・展示場・市民 ホール・大小会議室群・都市型ホテルを有する総合コンベンション施設)前へ。
遠藤副長が進学相談会や大好きな島津亜矢さんの歌謡コンサートで来たことがあるそうです。ちょうど、袴を着た女性が集まっていた国際学院(専門学校)の卒業式に、昔の職場(大学)の学位授与式(日本武道館)を思い出しました。
前の広場は、鐘塚公園〔ソニックシティの東側に隣接した、街の中の公園。 涼しげな滝の音 が響き、大小5つの洋鐘で構成された時計塔がある〕になっていて、くつろい でいる人たちが...。
最後は、大宮駅でゴール手続きが無いため、駅前のファミレス「ガスト」で、生ビールとランチを味わいながら、本日の労のねぎらいと、来月の横浜駅ハイの日時を決定。
その後、隊長と二人の副長は、恒例の天然温泉への送迎バスへ。
小生は、「大宮・浦和・川越スタンプラリー」の最後の押印のために浦和駅で降りて、西口の観光案内所で、特製のペンシルケースをいただきました(写真)。
歩行距離的にも充実した駅ハイでしたが、最後の鉄道博物館からの普門院への道は要らなかったと思います。むしろ、博物館から線路に沿って駅へ向かう と、車両の変遷パネル写真が通路の壁に飾られていて、歩きながらJR(日本国有鉄道が前身)の沿革を辿れた方が良かったと思います。
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