コースは;町田駅 ツーリストギャラリー勝楽寺宗保院町田天満宮芹ヶ谷公園南大谷天神社恩田川遊歩道町田市立博物館・本町田遺跡公園〔チェックポイント〕菅原神社・井出の沢古戦場跡母智丘神社カリヨン広場浄運寺町田駅 ツーリストギャラリー
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3月18日(水)、前日、八王子の実家に泊まって、八王子から横浜線で町田駅へ。JR 駅ハイ「春の町田・名所旧跡と花めぐり(約10km)」に参加。町田は、初の駅ハイです。西八王子駅からは約30分の近距離。
町田駅前から、原町田中央通りを通って、ツーリストギャラリーへ。15分前に着いたので、シャッターは降りたまま。ビルの前が広場になっていて、5、6人のウォーカーとベンチで待ちました。
10時になって開店し、ツーリストギャラリー1階左側でスタート受付(10:00)。天候は晴れで、微風のハイキング日和。
まず、原町田橋近くに、三つの寺院が固まっていて、勝楽寺→宗保院→町田天満宮の順に回るようになっています。
しかし、勝楽寺への道は二度通るコースになっていたので、小生は宗保院→町田天満宮→勝楽寺の順に歩くことに...。
原町田橋を渡って、宗保院〔曹洞宗:立派な仁王門には、二体の仁王 像が安置されている。原町田七福神;布袋尊〕へ(10:14)。境内は広く、ちょうど工事中の車が止まっていました。
町田市の市制施行50周年を記念して、2008(平成20)年に設置されたばかりの新設七福神。 設置場所のうち5ヵ所が神社/寺院ですが、霊場ではなく町おこし型の七福神。
続いて、徒歩3分で橋の反対側の町田天満宮〔開創は1580年前後。学問の神様として菅原道真を 祀る神社。七福神;恵比寿神〕へ(10:19)。撫で牛が横たわっていて、境内のあちらこちらで梅が満開でした。また、赤い6個の鳥居が並んでいて、出世稲荷だということでしたが、関係ないので見るだけ。
天満宮の前の階段を上って、陸橋を渡り、中央図書館のある通りを北へ。間もなく、勝楽寺〔浄土宗:八王子の極楽寺の末寺。原町田七福神;寿老人〕へ(10:27)。
境内に高層納骨塔があり目立ちます。相輪は、町田市の彫刻家三橋氏の作。
町田街道に出て、版画美術館入口を右折して、前方に伊藤病院が見える急坂を下って行きます。
突き当たると、左手に修復中の市立国際版画美術館(~6月30日まで休館)の建物があって、その 前から芹ヶ谷公園〔南北にのびた細長い公園の北側は、子どもの水遊びで賑やかな南側とは打って変わって閑静な雰囲気。うっそうとした林や池、せせらぎなど〕へ(10:39)。
公園の象徴ともいえる虹と水の広場の噴水池には、銀色に輝く巨大なシーソーのオブジェが。ゆっくりとシーソーのオブジ ェが傾くと、中にたまった大量の水が頭の上から降り注ぎます。
また、奥にもオブジェがあります。
道なりに進んでいったん上って、町田第二中学校の横を通って、まわり込むと急な下り坂へ。下って行くと、左側を小田急線の電車が横を通ります。線路づたいを歩いて、畑の横を通って、石洗橋へと抜けます。
橋を渡らずに、恩田川〔鶴見川の支流の一つ。水鳥の宝庫で、カワセミのの生息場所としても有名〕 へ(10:55)。途中、シラサギの姿を観ました。川沿いの遊歩道を歩きます。市内を代表する桜の名所で、約2km、400本の桜が圧巻です。
途中で、南大谷天神社〔町田三天神の一つで、階段の上に ある本殿は一間社流造〕へ(10:59)。
参詣後、遊歩道に戻って、鶴川街道日向台の交差点へ。途中、対岸に河津桜が満開の場所が。チェックポイントの町田市立博物館へは熱帯魚の看板が目を惹くペット ショップを右折して進み、左折後は住宅街の合い間を急速な上り道。汗が噴き出ます。ちょうど、ペースの速い男性ウォーカーが前を歩いていました。小生は、10m後方を付いて歩くことにしました。
博物館は館内でのスタンプのみで、観覧は省略(11:27)。館内には、民俗 資料や美術工芸品などが保存、展示されています。
博物館の先の道を進むと、本町田遺跡公園〔縄文住居と弥生住居の各1基が 復元されている〕へ(11:30)。高台から市街地の様子も眺めることができました。
ゆっくりと坂を、下って行きます。養運寺の一段高くなって見える鐘楼を過ぎて、先ほどのペットショップまで戻り、そのまま直 進すると、菅原神社〔学問の神様で菅原道真を祀る。三天神の一つ。急階段を登ったところに本殿があり、境内は広くて、井出の沢古戦場(南北朝時代の古戦場)も境内にある〕へ(11:44)。
境内前の道と境内の一部が工事中で、その横を通ってゆるやかな上り。幅広の歩道を上って行きます。
いったん、菅原神社で前を歩いていたハトちゃんは、曲がり道を間違えて、先ほどのウォーカーに抜かれました。
その後は、細い道を進み、町田高校前(スポーツが盛んな学校で、いろいろな大会出場の垂れ幕が、校舎に掲示されている)を通過。
中央橋北の信号を左折して、小田急線が下を通 る中央橋を越えて間もなく、母智丘(もちお)神社〔日向国(現・宮崎県都城市)石峰山頂にある母智丘大神の分霊を勧請し、創建された。七福神;弁財天〕 へ(12:07)。境内は狭いが弁財天の石像が立っていました。
境内裏の道から直進すると、急に賑やかな通りへ。正面に小田急「町田」駅。前がカリヨン広場になっていて、サラリーマンや主婦がベンチで休んでいたり、待ち合わせ...(12:15)。
絹の道の碑が立っていて、生糸商人の交流場所として、繁栄していたそうです。また、原町田七福神の大国天の石像が、なぜか?寺社ではなく広場に。
小田急とJRへの連絡デッキはありま すが、昔からの駅間の原町田通りは活気があり、飲食店をはじめ、いろいろなショップや銀行が立ち並んで、多くの人が行き交います。
最後の浄運寺〔日蓮宗:七福神;毘沙門天〕へ(12:20)。ビルの谷間にある参道は見つ けにくく、境内に入ると、本殿、鐘楼、北辰殿には、道しるべの神(妙見尊菩薩)が祀られていて、開運の神として信仰を集めているそうです。
途中の横浜ラーメン「町田商店」の新装開店前に、人だかり の異様な光景。というのも、開店で店前にある花輪の花を、オバちゃん3人のみが声を上げてほとんど抜いてしまい、それぞれ両手にいっぱい。
「自由に持って行ってください」の張り紙は無く、店員も見て見ぬ振り。了解を得て摘んでいるとは思いますが、TV番組で関西のオバちゃんの人目を気にしないガメツイ姿を見たようでした。ビックリよりも、あきれてしまいました。
やっと、同じ通りの「まちの駅 ぽっぽ町田」内にあるツーリストギャラリーに戻ってゴール(12:25)。約10kmを歩行時間3時間半で完歩しました。思っていた以上に、アップダウンが多く、1~2km長い感じがしました。
帰りは、カリヨン広場まで戻って、小田急百貨店内を通って、直接、小田急改札口へ。小田急線とJRを利用して、千葉の幕張本郷駅まで帰りました。
町田は、伝統と新しい文化が入り混じって、近年、都心へのアクセスも良いことから、急速に発展して来ました。春が待ち遠しい梅や河津桜が咲き誇るなか、街なかを散策、七福神めぐりもできて有意義なウォークとなりました。
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