1月21日(土)、小雨の中、第35回 新京成沿線「健康ハイキング(松戸七福神Ⅰ)13km」に行って来ました。朝起きると、少量の雨。前回(11/26)はウォーキングがダブってしまい、キャンセル。
今回は、新京成のハイキングを優先。「JR 駅ハイ(in 川越)」をキャンセルして参加。
まずは、スタート最寄駅の八柱駅まで、新京成電車で。雨が降っているにもかかわらず、スタートの内海道公園(駅から武蔵野線に沿って徒歩10分)には、熱心なウォーカーたちが集合。
後に続いて、ハトちゃんも傘をさして、完全防備でスタート(8時53分)。すぐに徳蔵院・寿老人〔1428~1464年に深慶によって創建されたといわれる。また15世紀初
期、
下総の国分寺の末寺として創建されたといわれているが、火災により、詳細は不明。山寺の趣きを残し、本尊は慈母観世音菩薩で子育て観音として親しまれて、虫封じのお参りが多い〕に参拝(8:56)。お墓の中に白い密厳塔を発見。次いで、寺を出て、国道281号を横断し、千葉銀行を過ぎて右折し、国道51号に出ます。
左折した後、新京成の踏切を渡って、右折し国道51号に。JR武蔵野線に沿って松戸方面に直進すると、金網越し下に電車が通ります。途中から未舗装の道路に。階段を降りてそのまま進むと、右手に「21世紀の森と広場」の入口が(9:21)。
そこで、ちょっと休憩。何やら見覚えがある風景が。その先に、「安蒜家長屋門
〔その棟札(むなふだ)から1840(天保11)年に建てられ、下総地方西部の長屋門のうちで最も古いものの一つ。市内に現存する長屋門の中で規模が大きく、建築年代、施工大工が明確で江戸末期の建築技術を伝えるものとして貴重〕」が見えて来ます。道路から眺めて写真を1枚(9:22)。風格のある門です。
その後、左折して、狭くて急な上り坂を過ぎると左手に圓能寺・福禄寿尊
〔阿弥陀如来を本尊として、約550年前室町時代に尊祐上人によって開山されたといわれる。1395、1533年と記されたキリク字の板碑が2枚ある〕(9:27)。武蔵野線の線路を越えて、右手に香取神社(9:31)。妻の実家近くに同名の香取神宮があるので、関連があるのかと。
すぐ神社の先に、幟や案内板、そして元気な呼び声のす
る元禄まつど村〔江戸時代から昭和30年代までの農具や生活用具など約2800点を展示。かぼちゃに似顔絵を描く作品も観られる〕『おもしろいかぼちゃの顔を見て行ってください』と言う呼びかけに、つい足を止めて、中を見学(9:32)。有名人に似た顔もあり、とてもユニークな作品と郷土・民芸紹介でした。
その道を直進すると、「土屋家長屋門〔市内に現存する長屋門の中で規模が大きく、保存も良好。江
戸時代末期から明治時代初期の建築技術を伝えるものとして貴重〕」があり(9:36)、今度は広々とした陸上トラックのある松戸
運動公園へ(9:43)。ジャージ姿で練習する女子高校生たちも...。それまで寒かったので、トイレ休憩。
その後はバス通りに沿って、歩いて行くと、前に女の子3人を連れて参加したおじいさんが...。うらやましく思いながら、信号待
ちで二言三言声をかけて『頑張ってね。バイバイ』と言って先を急ぎました。
松戸市立病院の立派な建物の先、トウカエデ通りを横断し細い道を進みます。上本郷一丁目交差点を直進し、南花島公園を過ぎると、一段と交通量が多い国道6号線に。さらに横断して直進し、下萩公園で寒さのため、またトイレ休憩。
その先を左折して、竹ヶ花交差点を横断すると、前方に常磐線が見えて来ます。黄色くて長い歩道橋
を渡って(10:10)、真っ直ぐ進むと、松戸市中心街に。根本交差点を過ぎ、春雨橋交差点手前に、善照寺・布袋尊〔真言宗豊山派。開山開基は不明。1631年に祖祐義和尚が現在の地に移す。本尊は聖観世音菩薩。下総三十三観音と東三十三観音の霊場。正面が不動堂で不動尊を祀っている〕へ(10:21)。角に江戸時代の剣豪、「千葉周作修行之地」の標柱があります。
そして裏道の川づたいに歩き、橋を渡って、左折すると江戸川の土手が前方に見えて来ます(10:
31)。しばらく、手前の道を歩いて行き、途中の信号を右に行って、階段を上って江戸川の土手づたいに矢切方面に、ハイキングコースを進みます。広々とした川と河川敷には、グラウンドもありますが、この天候であまり人がいません。
この道は、何度か歩いています。夏が多かったのですが、寒い冬も大変です。幸い、気温が低いだけでそれほど風はないので助かりましたが。
葛飾橋と葛飾大橋の前で長い信号待ち(10:43)。大型ダンプが勢いよく走っています。江戸川の河岸が工事中。
再び、サイクリングロードを進み、しばらくして左手に階段。階段の幅に歩幅が合わず、ゆっくり降りました。住宅街の細い道に入って間もなく、宝蔵院・大黒天〔正式には光明山宝蔵院真言寺。大日如来を本尊として、境内に不動堂、仁王尊像、子育出世地蔵、いぼとり地蔵、六地蔵、奥に戦没戦災慰霊塔などが祀られている〕へ(10:52)。寺の外塀の上にかわいい大黒天が...。
今回の七福神めぐりのPart1は、この4福神で終わり。続きは、来年1月だそうです。
宝蔵院に最後の参拝後、裏の道路から左折すると、道路の右手が白い路面に生っていて、車もあまり来ない閑静な道に。そして軒下2.5mのガードに続き、背をかがめないと通れないガード下、国道298号下を通り抜けて、坂川に(11:00)。このあたりは、かなり川幅はあります。
坂川に沿って、遊歩道があり、途中ではカモのつがいも見れました。眼鏡橋付
近
(11:05)で川の護岸工事をしていたり、川の清掃をしている姿も。
市民が川の自然を大事にしていて、看板にもゴミの投棄や自然保護の案内板がありました。
ゴールの松戸神社手前は、信号が無く、係員が交通整理。やっと雨中のウォークもゴールにたどり着き、飲物とアンケート記入でいただ
いたバッチと野菜の種をもらい、境内で休憩(11:12)。
昨年もここがゴールでちょうど七五三時期、多くの家族連れがいました。境内の後ろで着替えたことを思い出し、そこで今回も汗をぬぐいました。
今年、ハトちゃんは4回目となる七福神めぐりは、小雨だったので歩けましたが、それにしても昨日までの乾燥状態とは打って変わった天気。
残念ながら、今回から発行されたスタンプカードは、途中で落としてしまったようです。しかし、新京成のウォークはこれで第26回(2009.10.31)からほとんど参加しているので大丈夫。次回から集めようと思います。