「東の佐倉、西の長崎」と呼ばれた蘭学の盛んだった城下町をたずねて
1月17日(日)の駅ハイ(いつでもコース)は、佐倉へ行くことに。明日は雪の予報が出ていて、急遽、本日暇がとれて近場だったので。
「花とサムライの城下町・佐倉~城下町・七福神めぐり(約12km)」http://www.sakura-cci.or.jp/7fukujin/ に行って来ました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
コースは;佐倉駅 駅前観光情報センター サムライの古径 ひよどり坂大聖院武家屋敷くらやみ坂麻賀多神社くらしの植物苑国立歴史民俗博物館宗圓寺・甚大寺・嶺南寺妙隆寺松林寺佐倉順天堂記念館旧堀田邸・さくら庭園佐倉駅
京成大久保駅から京成佐倉駅までは約20分。そこから、千葉グリーンバスでJR佐倉駅へ(10:02)。
駅階段下の観光情報センターで受付。今年は端末受付コースになり、ゴールチェックがありません。マッ プとチラシ、缶バッチなどをいただいてスタート。休日のために、すでに30人ほどがスタートしたそうです。小生は、駅ハイでは5回、サークルで2回来たことになります。
まず、駅前のロータリーから城南橋に向かう道に、女性の彫刻像 が等間隔で数体並んでいます。こ こは彫刻通りと呼ばれています。橋を渡ると左折し、お花見で有名な桜並木の高崎川土手沿いを進みます。竜灯橋手前で右折し、佐倉八景園を右手に回り込みます。
高崎川の河川敷がのぞめ、その先に城南堤が右側に続く道路へ。城南堤手前を右折。間もなく、サムライの古径 ひよどり坂へ(10:14)。
武家屋敷方面と案内板があり、両側が竹林に囲まれた坂道は、武骨な雰囲気が漂って、京都・嵯峨野を思わせます。新たに「侍」と書かれた棒が打ちつけてありました。
ひよどり坂を上がっって、コースは左折してくらしの植物苑→佐倉城址公園→国立歴史民俗博物館(通称:歴博)となっていましたが、小生は右折し、すぐ手前にある最初の七福 神、大聖院〔布袋尊〕へ(10:17)。
その先は、平らになっていて、関東地方では最大級の武家屋敷が続く 道で、藁葺屋根の旧但馬家住宅、旧武居家住宅、旧河原家住宅など5棟が道なりに点在していて、往時の城下町の面影を残しています。
武家屋敷群を抜けると、今回は急勾配で薄暗い、くらやみ坂を下って道なり に進むと、正面に七福神の恵比寿天 ・福禄寿が祀られている麻賀多神社〔佐倉藩の総鎮守で古くから「まかたさま」と親しまれている〕へ(10:28)。
神社手前には、佐倉養生所跡の石碑があります。近代医学の先駆的役割をした"佐 倉"の面影が町のあちらこちらに残っています。
境内には、多くの参詣客が訪れていて、御神木の大イチョウ、本殿の横と裏手に二つの七福神。休憩ベンチやトイレもあります。今年の干支である猿の絵馬も多数ぶら下がっていました。
参詣後、佐倉市街の中心通りに。佐倉市立美術館〔佐倉・房総ゆかりの作家、作品を展示〕や、佐倉一里塚(旧駿河家住宅)〔情報活動拠点で、明治期の呉服商の建物〕などがあります。また、特典のある店舗も並んでいましたが、一人なので立ち寄らず。
通りに面して、手づくり工房さくらは、旧商家を利用し、お休み処、地元工芸作家の作品展示・販売 。体験教室も有。佐倉新町おはやし館は外観のみ。佐倉市指定無形文化財の佐倉囃子の歴史、伝統を継承する憩いの場で、きらびやかな山車人形を展示。
前歴史資料館を改装した「おもてなしラボ」は覗いただけ。
その前を横断して狭い道の右側に宗圓寺〔寿老人〕(10:42)。 その向かいに嶺南寺〔弁財天〕があ ります(10:44)。境内に、梅の古木が横たわっています。
宗圓寺と甚大寺との間の奥まったところにある堀田家墓所(県指定史跡)を墓参。ちょうど、七福神 めぐりに来ていたご夫婦に教えて、3人で奥の墓所へ。案内柱の文字 も見にくくわかりづらい。
墓碑を読むと、伯爵という文字があり、大名だった堀田家の夫妻の墓碑には、両方の家紋が刻まれていました。
その後、甚大寺 〔堀田家の菩提寺で天台宗の寺院。本尊は十一 面観音像。不動明王、金比羅権現なども祀っている。七福神毘沙門天〕 (10:47)へ。奥に本殿。その扉に小さな窓があり、覗くと薄暗い中、観音像が安置されていました。
次に、コースは佐倉高校方面に下り、妙隆寺→松林寺→佐倉順天堂記念館→旧堀田邸・さくら庭園→JR佐倉駅となっていましたが、同コースは以前歩いていたのと、JR佐倉駅から再度バスで戻らないといけないので、七福神に限定してゴールを京成佐倉駅に決定。
中心街の道を左折し、細い坂道を下って上ると、目の前に地方裁判所 。右手に大きな樟の大木2本に囲まれた 松林寺〔佐倉藩主「土 井利勝」により江戸時代に創建された浄土宗の寺。 佐倉七福神毘沙門天〕(11:01)へ。
境内の御神木が大きくて立派なのに比べ、境内、本殿は小規模。さらに本堂が祈祷で閉まっていて毘沙門天を拝めずに。参拝後、右折すると寺の先に土井利勝父母夫人供養塔があります。
中心街の方に向かう突き当りを下ったところに、七福神の最後、妙隆寺〔日蓮宗;大黒天〕に寄りました(11:10)。参道が長くて、出入口右手に トーテムポールのような阿形が昨年まで は立っていましたが、今年は無し。境内は広くて、白梅の古木の花が咲き始めていました。本堂に向かって右手に、御朱印をもらう人が数人並んでいました。
佐倉七福神めぐりを終えて、市美術館前のバス通りを右折して、京成佐倉駅方面へ下ります。約5分ほど歩くと観光案内所があるビルが見えて来ます。信号を渡ると、正面が京成佐倉駅(11:28)。
3日連続の駅ハイは、七福神めぐりのみ(約6km)となりました。
コメントする