1月16日(土)晴れて、房総は暖かいウォーク日和。ハトちゃんはいつでもコ ース「鋸南水仙と海の広がる絶景ハイキング(約12km)」 に参加。
幕張本郷駅(6:43発)で千葉へ出て、内房線館山行き(6:58始発)で約1時間半で安房勝山駅(8:28)へ。駅構内は水仙の香りが漂います。途中、単線なので電車が上下線で5分程度数駅で待ち合わせ。
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コースは;安房勝山駅 駅前観光案内所 見返り峠地蔵堂江月水仙ロード道の駅きょなん観光案内所菱川師宣記念館見返りの松源頼朝上陸地駅前観光案内所
安房勝山駅
日本の水仙三大群生地として、福井県の越前海岸、淡路島と並ぶ南房総の鋸南町。ちょうど鋸南町では12月17日から2月7日まで「水仙まつり」を開催中。
先週の日曜に、妻と友人3人がハイキングで江月水仙ロードを訪れ、暖冬の影響で水仙は終わりに近いとの情報が。
今回で5回目となる水仙の里のはずでしたが、コース距離が例年の2km延びたのと腰痛のため、水仙の里のアップダウンをパス。
スタート受付は駅前にある観光案内所で9時。15分ほど前にオープン。案内所の名物オバちゃんが元気な声で出迎えてくれました。 昨日、腰痛のこともあり、電話で見どころとコースを相談。
マップと缶バッチをもらって、駅前に到着した青バスに乗ってスタート(8:55)。
国道127号線沿いを走り、4つ目の「中央公民館前」で下車。正面に中央公民館の建物。その前に、 高額な切手で有名になった見返り美人の像と鐘撞き堂、左手に立派な菱川師宣記念館〔浮世絵の祖であり、「見返り美人図」の作者である菱川師宣の作品、資料を収集・展示し、業績を紹介するとともに、浮世絵を通して見る江戸の庶民風俗を紹介〕前へ。はじめてでしたが、外観のみ。
チェックポイントのため、手前にある「道の駅きょなん」に立ち寄って押印。
その後は、コースマップどおりに歩いて行きます。国道を館山方面に歩いて行く と、右側に眺望が開けます。途中、道路際に師宣に因んだ「見返りの松」が植えられ、鱚ヶ浦海岸からの眺望でいったん足を止めます。道端の水仙は、満開を過ぎていて、ところどころ茶色くなりつつあります。
太平洋が見えて来て、対岸の神奈川県観音崎から城ヶ島あたりまで眺望できます。奥に小さな真珠島が見えて、国道の信号を右折して、海岸沿いの道に入って、途中、小島は柵がしてあり、島に渡ることはできません。
海岸沿いの道を進むと、大六港には漁船が停泊していて、先のビーチ は大六海水浴場。マンションが2棟建っていてオーシャンビューがうらやましい。本日は波が穏やかで、堤防の先には釣り人が十数人。人通りは少なく、たまに地元の人が通行する程度。小さな八王子神社の先に観光バスが停まっていて、観光客がいっぱい。
フェニックスの先に、見渡す限りの地平線が続き、 源頼朝上陸地の記念碑〔頼朝は1180(治承4)年に挙兵したが、石橋山の戦いで平家に敗れ、現 真鶴岬から小船で安房勝山付近の現在の竜島付近に上陸。その後、房総の武将の加勢を得て、安房・上総・下総と順次支配下にした。房総で勢力を蓄え源氏再興を目指し再び平氏討伐〕へ。
海岸波止めの前には、碑と説明板が建てられて いました。ガイドさんが説明中。小生も横で聞いていました。残念ながらま白き富士は観れませんでしたが、神奈川方面の陸地が観えました。夕陽の絶景スポット。
しばらく休んだ後に、車で来ていた一人の男性が、カヌーを持ち出して、広い海に漕ぎ出して行きました。どんどん小さくなって、沖合いの方へ。
記念碑を見たあとは、海岸沿いに進んで「お宿ひるた」を左折し、細い路地へ。再び国道にぶつかって右折し、次の信号を左折すると、 間もなく千葉銀行と正面の安房勝山駅に到着(11:15)。途中、菜の花が満開。
駅前の観光案内所でゴール。参加者名簿にチェック後、水仙の球根をもらい、御礼の挨拶と次回、元気な再会を約しました。
次の電車まで20分ほどあったので簡易式トイレへ。仮設の水仙トイレは、まさし く水洗(スイセン?)ではありませんでした。
改札口を入って、日当たりの良いベンチで待っていると、単線なので同じ線路に先に館山行きの下り電車が来て、次の10時45分発の上り電車で早々に帰宅。ふだん見ないので、不思議な感じ。
小生は今回、海岸の眺望のみ(約2.6km)でしたが、オバちゃんが言っていたように「水仙の里」だけでなく、海の絶景が観れたことで、短いながらも鋸南町の違った観光ができました。
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