ハトちゃんは、1/9(土)JR東日本高崎支社と秩父鉄道合同の「開運祈願!寄居十二支めぐり(約10km)」に参加。
本日も晴天の行楽日和。秩父地方へは久しぶり。7日から泊まっていた西八王子の実家を7時に出発。八高線で寄居駅まで。単線なので途中駅でたびたび電車待ちで停車。駅数の割りに時間がかかりました。また、高麗川駅からは、関東では珍しいジーゼル車。
車中で朝食をとっていると、前に座っていた男性に足を触られて、見ると四街道のNさんとバッタリ。笑顔で挨拶。途中、車窓から富士山の頭だけが白く観えたそうです。
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コースは;寄居駅寄居町役場 放光院浄心寺正樹院西念寺天正寺正龍寺善導寺少林寺秩父鉄道 波久礼駅
駅へ着いて、駅前にある立派な建物の寄居町役場前で受付を済ませてスタート(9:15)。
寄居の十二支めぐりは昨年に続き3回目。Nさんと一緒に歩くことに。本日は、東武鉄道が沿線でウォーク実施のため、参加者はまばら。
駅の階段を上り反対側へと。
階段を下りて、マップを見ながら、最初のポイントをめざします。駅前に観光案内所 がありました。コースは、要所要所に矢印の案内板があるので大丈夫でしたが、最初だけ細い道をジグザグと進み、放光院(勢至菩薩)で午の守り本尊へ(9:29)。
参拝後、前のウォーカーについて歩いて行くと、浄心寺(不動明王・酉)。 寺は、曲がり角にあり、境内も個人の庭のようで、見落としやすい場所(9:34)。
旧街道を入った場所に、3番目の正樹院(大日如来・未、申)(9:39)。他のウォーカーたちと参拝。
続いて、JR八高線と秩父鉄道、東武東上線の陸橋手前を横断すると、西念寺 (阿弥陀如 来・戌、亥)へ(9:41)。 ここでちょっとお腹が痛くなりました。トイレを聞くと、靴を脱がねばならず、パス。
陸橋を上がると、秩父の山々が良く観えま した。道をしばら く直進。
国道140号線に出て横断。角に洋服の「アオキ」があったので、トイレを拝借。その後、さらにT字路(正面に八坂神社)まで直進。山をまわるようにコースを進 むと、最後は階段を上って天正寺(虚空蔵菩薩・丑、 寅)へ (10:01)。鐘を撞くウォーカーの姿も...。
寺の前にみかん畑があり、ウォーカーに地元の農家が野菜やみかんを売っていました。
参拝後は、迂回するなだらかな坂を下ります。
途中、庭先に夏みかんやみかんがたくさん生っている家や、畦道に水仙が満開に近く咲いていたり、菜の花も咲いていました。11日に妻が行って来た話では「今年 は、暖冬で鋸南の水仙ロードは12月から咲いていて、満開を過ぎていた」そうです。
Nさんも「家で休んでいるより、外出して新鮮な空気とすばらしい景色が観れて良かった」 と二人で納得。とてものどかな雰囲気の中で干支めぐりができることを幸せに感じました。
菅原公園の前を通って、大日如来堂の前へ。前に国道が見えますが、国道は通らず、車の通らない国道に沿った閑静な道を進みます。この間が次の十二支まで一番時間がかかります(約20分)。歩いていると、汗ばんで来て、1枚脱ぎました。
細い道に入って間もなく、やっと正龍寺(普賢菩薩・辰、巳)へ (10:28)。紅梅が咲いていました。風も無く、陽だまりは暖かく感じます。境内、本堂を見学。
その後、コースに沿って、秩父鉄道線路の傍に、広い境内の善導寺(千手観音菩薩・子)へ。本堂内に靴を脱いで上 がると、天井には、鮮やかな色彩の一辺約85cm正方形の桐材の一枚板に、小倉百人一首の歌人の肖像画と作歌が記載してあり、見事。また、千手観音像も鎮座されていました。ベンチもあって、休憩している人たちも多くいました(10:43)。
コースは、この後、少林寺〔文殊菩薩・卯〕へ向かうようになっていましたが、「急な上り坂と、善導寺がゴールの波久礼駅との中間地点にあること。Nさんが八高線で帰ることなど」から、スタート地点の寄居駅へ戻ることに...。
国道に出て左折し、途中、秩父鉄道の陸橋手前を旧街道に入って、駅まで直進。
寄居駅に着くと、11時15分発の秩父電車が目の前を通過。それでも、予定していた36分発の電車に。八高線が11時55分発だったので、秩父鉄道のホーム待合室で電車が来るまで話しながら待ちました。
そうこうしている内に色彩豊かな電車が入線。昨年12月から登場した宝登山神社など秩父三社のフルラッピングトレイン。外装だけでなく車内もラッピング。ラッキー。
途中駅で、停車中に写真を撮ろうとすると、車掌さんが一端、ドアを閉めてくれるサービス。地方ならではの出来事。秩父鉄道に乗って、熊谷から湘南新宿ライン(普通)で赤羽経由で帰宅(14時半)。片道約2時間半をかけての長丁場。
快晴の下、新年の開運祈願の十二支めぐりを通して、秩父の歴史・文化を垣間見たウォークとなりました。
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