コースは;丹荘駅カミカワタクシー 健康緑道旧神川中学校前駅旧寄島駅旧線路跡金鑚大師金鑚神社神川朝日ギャラリー朝日フラワーガーデン白寿の湯下渡瀬バス停丹荘駅入口バス停丹荘駅
============================================
前日(11/24)は、観測史上11月としては都内でも初の積雪。関東地方で広い範囲に雪が降りました。
翌朝の凍結を心配しましたが、積雪量が少なく早めにとけたのでオジン隊の定例ウォークは予定どおり。
今回の駅ハイは八高線(単線)の一駅で、日中は高崎―高麗川間が1時間に1本。
9時半丹荘駅集合。今月は山根副長が都合が悪く、3人で参加。
小生のみ普通電車で、先輩たちは新幹線を利用。幕張本郷駅(6:03発)、高崎線倉賀野駅で乗り換え。30分待ち時間がありましたが、駅構内は乗降客が3人、何も無く構内は閑 散。下り電車が来て、ドアが開くと、兼子隊長と遠藤副長にバッタリ。7月桐生駅ハイ以来のハトちゃんと合流。
丹荘駅は駅員がいない無人駅。駅前は店舗が無いどころか人も通りません。観光案内所はもちろんありません。乗降客は我々3人のみ。雪がところどころに残っています。天候は小春日和。
パンフレットを見て、スタート受付のカミカワタクシーへ。
資料の他に手製のマップと所要時間のチラシを受け取り、和気藹々とスタート。
今回は「旧上武鉄道(日丹線)跡地とパワースポット金鑚神社をめぐるハイキング(約8.5km)」。
最初の健康緑道を目指します。踏切を渡って南口へ。マップでは県道22号線の すぐの信号を右折ですが、曲がり角の菊鮨とドラッグストアーが離れていて、3人とも「マップの距離がいいかげん」なのと、案内矢印も無いので3人で確認しながらの不安なウォーク。丹荘は初の企画でちょっと不親切。
やっと曲がり角を探して二つ目の十字路で道幅が狭いのと緑道らしかった?ので左折。
散歩するのには車が走っていないので歩きやすい。「健康緑道」の名前は、名前負けの気がします。道幅は意外と広くて、道に沿って木々が植栽されていました。「本当に鉄道が走っていたのかなぁー」という感じ。線路跡などは見られません。畑は一面、銀世界。
最近の時事から、アメリカ大統領選挙のトランプ氏勝利の驚きや福島県沖地震による原発の危険性再認識、箱根駅伝予選会で87回連続出場の中央大が落選の話から、母校の法政大学との合同チーム「法中大学?」ならば頑張れるのではという冗談(笑い)など、多様な話題で盛り上がりました。
道の両脇と前方の雪化粧をした山並みがきれいです。道はほとんど一 直線。途中、アーチがかかっているのに目を奪われ、横の旧神川中学校前駅名の看板を見過ごすも写真に写っていました。
マップの距離感に不安を感じたオジン隊は、幅広の舗装道路に 出た際、もう第2(旧寄島駅)、第3(旧線路跡)を過ぎてしまったのかと思えたので、安全策で右折し22号線に出るもまだだいぶ手前。
隊長の案内で22号線を南下。交通量の多い歩道(途中、区分の無いところもあり)をひたすら歩き、「次の信号を曲がる」と行っても、なかなか金鑚神社への案内板が出て来ません。「かなさな」神社と読めるメンバーはいません。だいぶ歩いてやっと看板が出て来て国道462号線を左折。 ここからも大変。長い上り坂が続きます。横を排気ガスを撒き散らすダンプが通過。残雪と落枝などを避けながら、峠へ。
神社は峠を越えて少し下った右手に。金鑚神社〔御獄山(標高343.4m)山麓に鎮座。山を神体山とするため、社殿には本殿は設けないという古代祭祀の面影を残す。「武 州六大明神」の一社〕の参道もゆるやかな上り。吐く息は白く、脇を流れる川面にけあらし〔水蒸気が、陸上からの冷たい空気に触れて発生する霧〕が 発生。また樹木からは降り積った雪片がパラパラと落ちて来ます。
多宝塔〔高さ14m。1534(天文3)年安保禅正全隆が子孫の多幸を祈るために建立。国指定重要文化財〕脇の紅葉に白い雪のコントラストという珍しい光景に出会い、澄み切った青空と冷気がおいしくて神聖な気分に。その後、拝殿に参拝後、山の中腹にある鏡岩〔国の特別天然記念物〕には立ち寄らず。
道を下って道路反対側にある金鑚大師〔天台宗:飛鳥時代に聖徳太子が創建〕へと。
参拝後、元来た国道を下って行きます。県道に出ると左折。目の前に大きな工場が見えます。
神流橋交差点の横断歩道を渡ると、道に沿って神川朝日ギャラリー 。朝日工業株式会社工場外壁に地元小中学生の生徒たちの描いた大きな絵画が約60点飾られていて、かなり長く続いていて感動的。
その後、不動の滝を過ぎてきれいな花壇の朝日フラワーガーデンを過ぎて、県道右の細い道へ。
間もなく左手に日帰り温泉 白寿の湯の看板・建物があり、駐車場から入って入口へ。ここで昼食と 反省会の予定でしたが、入館料がかかり昼食のみはできなかったので、小生のみ先に帰ることに。
先輩たちは、恒例の天然温泉で2時間半ゆっくり旅の疲れを癒し、下渡瀬バス停14時45分のバスで、高崎線本庄駅に出て、高崎駅まで戻って新幹線で帰路に着いたそうです。
小生は2本早い12時3分のバスでスタート地点の丹荘駅に戻りましたが、誰も降りなかったので、駅の場所がわからず、近くの老人保健施設の受付の方に聞いて、何とか次の八高線上りに間に合い実家のある八王子へ。
手作りマップの距離感の違いに戸惑いながらも、積雪後の冷たい空気を吸いながら、人影が少ない田舎道を3人でのんびりと歩いた駅ハイになりました。道に迷ったせいかも知れませんが正直、帰りのバス乗車時間とバス停数からも10kmはあったと思います。ポイントは全部観れませんでしたが、雪化粧の一日が印象に残りました。 「次回、年末ハイクは全員揃って歩きましょう!」
コメントする