常磐線120周年を迎えた松戸駅へ、12月8日(木)健生病院友の会に野菜を届けたのち出発。
ハトちゃんは運賃の関係で新京成線を利用して松戸へと向かいました。松戸というと、秋は本土寺の紅葉観光が人気。
天候は前日の強風が止み寒さも和らいだ小春日和。駅ビルアトレ内でスタート受付。松戸は何度も来ていて今回のコース・ポイントも寺社の数社を除き、歩いています。
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コースは約5.5km; 松戸駅 来迎寺平潟神社水辺の健康エコロード松龍寺松戸神社浅間神社旧徳川昭武庭園(戸定邸庭園)松戸中央公園松戸駅
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本日は距離も短いので、のんびりハイク。
西口からペデストリアンデッキを下りて、駅前大通りへ。
セブンイレブンを過ぎて直進。途中、前に見学した松戸市民劇場前を通過。
坂川の一平橋を渡ってさらに直進。江戸川堤防の手前右手を曲がって間もなく、平潟神社の鳥居が 見えて来ます。最初のポイント来迎寺〔浄土宗:1609(慶長14)年に創建された旧松戸宿では一番古い寺院。火災焼失後、一昨年、本堂を再建〕へ。珍しい六角灯籠型六地蔵があるとのことでしたが、はっきりした六角形ではありませんでした。
向かい側の神社は、平潟の名前のように水神様を祀り江戸川水運の要所として栄えた土地だそうです。
その後、信号を渡って江戸川土手に上がります。水辺の健康エコロードで は、ウォーキングやサイクリングをしている人たちが...。土手の上からは、色づいた葦や木々、ゆったり流れる江戸川や河川敷の運動施設が見えました。秋晴れで風も無く、すがすがしい気分になりました。
約1km歩いて信号のある地点を確認。階段を下りて、宮前町の交差点を真っ直ぐ進み、先に松戸神社〔1626(寛永3)年創建された松戸の総鎮守。昨年、神楽殿の新築工事に合わせ、襖絵、天井 絵の修復が完成、今回公開中〕へ。坂川のほとりにあり、駅にも近くて参拝客が多い。新京成のハイキングではゴールになることが多く、ここで隠れて着替えをしたのを思い出しました。赤い橋の手前に紅葉したドウダンツツジが並んでいました。
坂川に沿って遊歩道があり、すぐ近くに松龍寺〔浄土宗:1613(慶長18)年に建立。江戸時代に将軍の鷹狩りの休憩所として使われた〕。坂川横から参道 があり、少し奥まったところに山門、本堂がありました。
坂川まで戻り、左折。市民が川の自然を大事にしていて、看板にもゴミの投棄や自然保護の案内板がありました。その先にレンガ造りの眼鏡橋と味わいのある看板。
眼鏡橋を渡らずに左折して、常磐線の歩道橋を渡って、中央の通路を下ります。高橋製粉工場の先を回り込んで浅間神社〔1647(正保4)年創 建。大正4年に白旗神社を合祀〕へ。
本殿は標高約28mの高台にあって、石段を何度も上って、8回平らな部分を越えて本殿へ。周囲は高い森林に囲まれた信仰の山。石段にはどんぐりの実がたくさん落ちていました。
参拝後、階段を下って神社敷地の外塀に沿って歩いて行きます。前を歩いていた女性ウォーカーに「道が違う」と声を出しましたが、そのまま上の松戸街道へ行ってしまいました。
ぐるっと回って、松戸電車区引込み線の横の地下道をくぐって、線路に沿って歩きます。松戸駅への線路沿いの近道。JR常磐線の線路に沿って200mほど歩くと、道が狭くなり上り坂の右手に戸定邸・戸定が丘歴史公園〔徳川慶喜の弟の昭武の住まい・庭園で日本歴史公園100選、国の重要文化財指定〕。藁葺きの門の屋根は黄葉の葉っぱでいっぱい。
出入口近くの歴史館〔隣接する博物館で関係資料展示:有料〕前は紅葉が真っ盛り。
また公園内は戸定邸を含めて無料で入園できます。洋風 を取り入れた庭園を観賞。トイレ休憩とベンチで水分補給、暑くなって来たので1枚上着を脱ぎました。
ゆるやかな戸定みその坂を下って、松戸会堂(葬儀場)の前を通って駅方向へ北進。雑木林の丘をぐるっと上って行くと、松戸中央公園の正門 へ。出入口に旧陸軍工兵学校時代の古びたレンガ門が建っています。園内では花壇の植樹をしている作業員の姿も。
その後は、コースマップどおりではなく、庭球場の横を通って左折すると駐輪場があり、右に曲がると駅に通じるイトーヨーカドーがありました。数年前に、最初のポイント 松戸中央公園に行く際、ヨーカドーのエレベーターで5階から公園に入ったことを思い出しました。
館内を2階まで階段で下りて、売場を抜けると朝来た駅東口のペデストリアンデッキへ。最後は、秘密の?近道で時間を短縮できました。
結局、約2時間余りで完歩し、創建が古い寺社と戸定が丘歴史公園内を散策できました。帰りはちょうど12時発の新京成電車で帰ることに...。
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