コースは;小林駅 西福寺巴塚小林鳥見神社道作古墳平岡自然の家宝泉院地蔵寺竹森稲荷神社木下万葉公園上町観音堂吉岡まちかど博物館きおろし水辺の広場木下駅
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印西市名の由来は、印旛沼の西方に位置していることに因んでいて、印旛沼西北部一帯の呼称で、中世、印西条→印西荘とある。 人口約9万1千人の市。印西市と周辺2市に広がる「千葉ニュータウン」があり、市民の約6割がこの地域に住む。市政施行直前には全国で最も人口の多い町となり、印西市文化ホール(市役所隣)前には全国町村人口日本一の記念碑が建てられている。
また、全国の市対象の「住みよさランキング」(東洋経済)では印西市は総合評価で(2012~15)4年連続全国1位。
冬晴れの1月23日(土)、駅ハイで「川と歴史のまち ぶらり印西めぐり(約10km)」に参加。久しぶりの成田線沿線でのウォーク。自宅から近距離で、京成線「京成成田」
駅で下車。徒歩2分でJR「成田」駅から3つ目の小林駅に到着(9:09)。今年はコースを変更。駅前でスタート受付。
駅南口から線路沿いを歩き、続いてコースマップを見ながら右折する道路には、大きな白線が書かれていて、わかりやすい。間違わないように、角にはオレンジ色のジャージを来た案内人が立っています。
まず、西福寺へ。境内と外にはガイド案内の方もいます。参拝後、城山公園を右折し、いちょう通りへと出 ます。直進。二つ目の信号がある横断歩道の右側から、駅からショートカットをして来たウォーカーがぞろぞろと。
ゆるやかな上り坂が続き、坂を上りきって右折。約800mほど下りを歩くと案内人が。左手に入って間もなく、源氏の木曽義仲の愛妾であった巴塚〔巴 御前の墓〕があります。御前は東国に逃れた後、小林で最後を迎えたという伝説が。
墓前に手を合わせた後、道なりに進みます。
その先は幅広の道路に出て、車は通りますが、歩行者用に区分されてい る部分が広いのと、前方が見通せるので歩きやすい。
小林鳥見神社を参拝してからしばらく道は良いのですが、直線道路なのでだんだん疲れて来ました。右手にこんもりとした道作古墳群〔前方後円墳7基、円墳14基、方墳1基の構成。道に面している1号墳は全長46m、高さ4mで最大〕が見えて来ました。案内板があって、古墳前はロー プが張ってあります。後方にも古墳がいくつか見えます。
左側に小林牧場が見えて、右側に少し下がった地点に平岡自然公園が続いて います。こんもりとした雑木林の先を右に入ると、芝生広場があり、左手に平岡自然の家〔2008(平成20)年開設。炊事場も完備しているのでバーベキューや、体育館及び研修室、グラウンド等施設も併設。スポーツにも利用できる施設〕。広場の奥で甘酒サービスがありました。
昨年川の停車場(こたつ舟による、ぶらり川めぐり)で話した商工会の職員さんが顔を覚えてくれていて挨拶。甘酒で体が温まり疲れもとれて、後半の頑張りへと歩き出しました。
その後は、コースマップどおりに進み、「セブンイレブン」の先の長い下り坂をペースを上げて行きます。
亀成川は水量が少なくて、橋を右に曲がると、川沿いの道を進み 広々とした田園・里山風景の中を歩きます。里山の景色、平地に田んぼや畑が延々と広がります。 「気持ちいい!」
300mほど先で右に曲がる道路を進むと、宝泉院(地蔵寺)へ。山門を抜けると本堂が正面にでんと構えています。いんざい七福神の福禄寿の像があります。宝泉院と表記されていなかったので見落としたと思いました。
続いて、その先の 地蔵寺地蔵堂では、鎌倉時代前期の木造地蔵菩薩立像〔県指定有形文化財〕がご開帳されていました。 住職もいらっしゃって説明。ウォーカーが多く立ち寄って いました。
その後、竹袋稲荷神社〔奈良時代の創建といわれる古刹。京都伏見神社の祭神の霊を祀ったも の〕石段を上って立ち寄って参拝。本殿横からコースへと。
続いて県道64号線を車に注意しながら進みます。
国道356号竹袋交差点にぶつかり、横断して、昨年も苦労した木下万葉公園の階段を上って行きます。丘の上の展望広場には銀色の円い屋 根の休憩所があり、木下のまち全体と利根川、富士山などの展望が開けます。ちょっぴり休憩。
広場から今度は階段を下ります。階段の両脇に草木や河津桜などが植えられていて、花木に関する「万葉集」の歌が詠まれています。
今回は寄りませんでしたが、途中の少し高くなった場所に、木下貝層〔約10万年前の地層で、「古東京湾」と呼ばれる内海が広がってい てその一部が波や潮の流れによって堆積した砂層となったもので、100種類以上の種類が確認されて国の天然記念物に指定されている〕と呼ばれる貝化石の地層があります。
万葉公園を抜けて木下の中心街へ。途中の角に上町観音堂がありました 。七福神の寿老人が本堂手前に。境内は狭く、囲いがありません。
参拝後、単線の成田線の踏切を横断。その後、コースは右に進むところを、帰りの電車時刻が近づいてしまったので、左折して駅へ直進。
最後のポイント 吉岡まちかど博物館〔1891(明治5)年に吉岡家が建てた土蔵の中に、木下河岸の資料 や吉岡家に関する資料を展示。個人所有の土蔵を借用・本日特別公開〕には立ち寄らず。
さらに、利根川が見える利根川水郷ラインサイクリングロードも。
それでも多少時間があったので、最後にきおろし水辺の広場でゴール。軽トラ市が開催されていて 他に地元の特産品や野菜、飲食物などが販売されていましたがパス。豚汁のサービスだけはいただいて、容器を持って、木下駅へとダッシュ。
発車時刻(11:07)を6分早く間違えていたので、悠々間に合い、ベンチで豚汁を頬張りました。「木下」駅の上り下りの発車時刻が平日、休日とも全部一緒なのは、単線で待ち合わせのため。
「成田」駅まで20分ちょっと。帰りも、そこから徒歩で2分ほどの「京成成田」駅から特急、快速を乗り継ぎ、自宅に着いたのが午後1時前。田舎でとれたサツマイモを蒸らしてお昼。
印西・小林~木下は、川と歴史の地で、里山の自然や神社・古刹が残されていて、2回目の駅ハイでしたが、関係者や地元の方々のご尽力、人情に触れた駅ハイになりました。来年もぜひ参加しようと思います。
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