コースは;川口駅 キュポ・ラ広場川口神社川口市母子・父子福祉センター(旧鋳物問屋鍋平別邸)増幸産業(大砲)川口市立文化財センター錫杖寺昌國利器工匠具博物館(刃物)旧田中家住宅川口市立アートギャラリー・アトリア川口駅
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川口というと、京浜東北線で赤羽駅の一つ先、荒川を隔てて橋一本で東京都。東京とさいたまの間にあり、東京志向が非常に高い?でも埼玉県。江戸時代に日光御成街道の宿場がおかれていて古くから鋳物で栄えたまちで、現在でも工業地帯があり、工場や中小の会社が多い。歴史があり、住宅街も近郊にあり、アクセスに便利なことから住民は約59万人。
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5月18日(木)、ハトちゃんは駅ハイ 川口「鋳物で栄えたまち~歴史とモダンな建物を巡る(約6km)」に参加。川口駅は初めて降りました。
東口前のペデストリアンデッキの階上から、キュポ・ラ広場を見て、階下に降りると広場の周りにはサツキが咲いていました。
広場内の彫像を眺めます。
鋳物職人の銅像、『働く歓び』。
鋳物の街・川口を象徴するような力強い作品。
「金属を溶かした1200度以上にもなる溶湯を鋳型に流し込む作業は、命をかけた真剣勝負。
川口は江戸時代から鋳物産業が盛んだった」ことを表しています。また、炉らしき彫像があり、 『伝統のものづくり』というプレートがあるのは、鋳物で作られたキュ・ポラ。
キュ・ポラというのは、コークスの燃焼熱を利用して鉄を溶かす炉のこと。
吉永小百合主演で、1962(昭和37)年に公開された浦山桐郎監督『キューポラのある街』(早船ちよの小説)を思い出しました。
その後、矢印のとおりに、広場に沿って右手に進み、直進し郵便局前を左折。ただし、郵便局が前の建物に隠れていて見落としがち。
直進し突き当りを右折するとすぐに、川口神社〔天慶年間(938~947年)に足立郡司判官代・武蔵武 芝によって創建されたと伝わる。当初は氷川社と称した。明治初期に川口町内の天神社・稲荷社3社・金山社を合祀して社名を川口神社に改めた。1935(昭和10)年、川口市の総鎮守として県社に昇格〕へ。
境内の森は森閑として広くて、総鎮守の名にふさわしい。参拝後は200mほ どの左角に、豪邸らしき門構えの出入口に川口市母子・父子福祉センター(旧鋳物問屋鍋平別邸)。普通のお宅の玄関なのでビックリ。無休で開館中。案内板が立っています。庭を見学しようと入ったところ、水が溜まっていたので外観のみ。
福祉センターを出て直進し、横断歩道を渡って、直進して突き当りを戻る手前に、増 幸産業株式会社がありました。大砲の場所を見学していたウォーカーが教えてくれて、小生も見ました。敷地内にある「18ポンドカノン砲」で、この大砲を鋳造していたことが案内板に書かれていました。
町のあちらこちらに、鋳工所や工場で作業する人や運搬車が...。
元の道まで戻って右折すると、県道89号線と国道122号線の交差点に。交通量が一気に増加。歩道橋を渡ることに気をとられて、橋手前にあった文化財センターを素通り。歩道橋を渡ってから気がついたので、戻ることはあきらめて、次の錫杖寺〔真言 宗;養老元年(717)に行基が本堂を建立、自ら地蔵菩薩を刻み本尊とし開基したと伝えられる。由緒に「末寺53ヶ寺を有する名刹」。錫杖とは僧侶・修験者の持つ杖〕へ。境内には、川口天満宮もあって、合格祈願の絵馬もたくさんぶら下がっています。
境内を見てから、ショッピングセンター「ミエルかわぐち」の横を通って、国道122号線岩槻街道に出 る途中に、何やらバスロータリーが。埼玉高速鉄道の川口元郷駅がありました。 国道を北上すると途中、右手にあった旧田中家住宅は外観のみ。
末広町の交差点を渡ってすぐ左折したところに、昌國利器工匠具博物館(刃物)が立っていて、無料なので鋳物や刃物の貴重な展示物をゆっくり鑑賞しました。
見学後、先の橋を渡って右折するコースどおりにではなく、直進して、川口市役所裏を通って1.7kmほど直進して線路近くのスーパー・アリオの手前の並木本町公園に川口市立アートギャラリー・アト リア(入館無料)に立ち寄って、開催中の「ますいい建築圏」展の作品を鑑賞。
鑑賞後、駅への近道(鉄道に紐付くオブジェに彩られたSL青葉通り)を進み陸橋をくぐると、約15分でゴール川口駅。
約6kmとショートコースでしたが、最近の駅ハイが10km以上が増えたので、ゆっくり楽にまわることができました。
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帰宅後、一休みしてロッテ対西武のナイターを、解散したウォーキングサークルのNさんと観戦。8 回裏まで観ましたが、結局、3対0で負けました。唯一、花火だけが収穫ということですか?
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