オジン隊「JR ウォーク」で 「小金井」花・歴史探訪(小生は2回目)

| コメント(0) | トラックバック(0)

ハトちゃん宅の外装工事で延び延びになっていたオジン隊の駅ハイは、期間設定コース最終日の4月30日(水)になりました。ちょっと、日にちが空きましたが、再会を喜びました。

今年度初の栃木県ウォーク。JR宇都宮線は、地方線の割に通勤客が多く、列車本数は多い。小山駅の次駅、日光街道14番目の宿場町「小金井」駅に降り立ちました。天候はあいにくの雨模様。今回は、八重桜と天平文化の歴史探訪が目的。小生は、昨年4月19日に各種満開の桜を観れて好印象でした。3人の先輩は駅ハイが無ければ降りなかったそうで、当然、初めて。先月の北本15km?に続いて、約12kmのロングウォーク。

 

ガード下観光案内所オアシスポッポ館」で手続きをして、傘をさしてのスタート DSC05427.JPG(10:03)。四方山話をしながら、和気藹々と駅前の広い道路を直進。

DSC05432.JPGまず、左手に、日酸公園(10:11)。日本酸素工業の跡地に作 DSC05433.JPG DSC05436.JPGられたのが名前の由来。鳩を手に掲げている女性像「悠久の翔」と旧型国電の救援車クモエ21001が置かれています。池には湧水が、休み所には赤いツツジが咲いていて、いい感じ。

 

次に、川沿いの道を右手に進むと、川のほとりに八重桜が数本。花は残っていましたが、葉が多くなり DSC05439.JPG、雨に濡れてグチャとしていて、花びらは地面に散乱。

「北本では、早過ぎて観られず、今回は遅過ぎてほとんど散ってしまう」 というツキの無さ。さらに雨と重なりダブルパンチ。日頃の行いが悪い人がいるのかも?  

 DSC05441.JPG

案内標識の右手に進むと、遊具が設置されている久保公園(10:20)。広々としていますが、緑が無くて、畑の真ん中にポツンとあります。もちろん、本日は誰もいません。

 

戻って、今度は「天平の花まつり」と書かれている幟に沿って、1km以上歩く と、左手に土地改良の石碑と、赤いツツジがきれいな東屋のある姿亭に。 帰りに観ることにして、御使者橋 〔江戸の昔、徳川幕府や壬生藩主鳥居公の使者が往来したことが由来〕を渡って、姿川を覗きます(10:32)。

 

100m先を左折して、車に注意しながら、歩道をひたすら直進。途中に、休憩できる「あかね亭」があり、桜並木が続きます(10:41)。雨のせいか、先頭のDSC05452.JPG子局長のペースが速くて、後を付いていDSC05455.JPGくのがやっと。後で聞くと、5/3に同じ小金井公園でもウォーキングフェスタ 東京小金井市30kmにチャレンジするそうで、練習を兼ねているのかも?

 

道沿いに、濃いピンクの八重桜が咲いているものの、終わりに近くて残念。小生が昨年歩いて満開だった話で、想像のみ。公園入口まで桜の並木道。刈り込まれたササと赤いツツジがせめてもの救いかな!

 

公園内手前には、駐車場があちらこちらにあり、一応、ガードマンが立っていました。最盛期はかなりの来園者で混雑したことでしょう。

 

突き当たりに、天平の丘公園(10:49)。花まつり開催中でしたが、野外ステージは閑散としていて DSC05461.JPG DSC05456.JPG DSC05458.JPG 出店は観光客も来ないので手持ち無沙汰。公園内を進む につれてラジオの CIMG1422.JPG 音が大きく聞こえるのみ。

本来であれば、 園内には、450本の八重桜や日本三大桜の淡墨桜神代桜滝桜などが咲いていて、一面、ピンクに染まるのですが、本日はテンションが下がりっぱなし。

DSC05459.JPG民俗資料館(文化財保存施設)前で、 ちょっぴりサービスの交換場所を聞くと、 親切に 教えてくれて、本部向かい側の「かたかご亭」(農家 DSC05460.JPG の主婦が手伝っている出店)で、出来立ての熱々「手づくりまんじゅう」を1個いただきました(11:04)。おいしくて、体が温まりました。

その後、坊ちゃん電車(実際には、レールでなくタイヤで走行するので、坊ちゃ DSC05466.JPG DSC05464.JPG DSC05465.JPG ん車(くるま))で、名前も漱石に関係なく、途中駅の「夜明け前」藤村とは関係ないそうです(10:57)。

民家の前に、「天平の大鍋」があり芋煮会で使うそうです。「いったい、何人分作れるのかな?」。

公園の花見坊ちゃん列車を観て戻る参加者も多いのですが、DSC05470.JPGオジン隊は、もちろん全コース完歩をめざします。

 

コースの途中に万葉植物園があります。

雑木林の中で、オトカ塚古墳〔全長32mの前方後円墳〕を確認した後、伝説・ DSC05473.JPG 紫式部の墓の五輪塔 と案内板を読んで、本当の式部の墓では無く、供養塔だと判明(11:14)。

 

そこから、公園を抜けると右折。人通りの少ない舗装道の先は、 広々とした田園地帯で、マップに沿って進みます。

やっと右手に、黄色い菜の花が一面に咲いている後方に、木々がこんもりした DSC05477.JPG 琵琶塚古墳〔6世紀前半ごろの墳丘長123.1m、外長200mを越す前方後円墳〕前を通ります(11:26)。菜の花の黄色いじゅうたんと古墳のコラボに夢中になってしまいます。

 

DSC05481.JPG川に向かっての道の両側には、芝桜がカラフルに咲いていて、 DSC05482.JPG一本道を気持ちよくウォーク。 展望は抜群。

右手に摩利支天塚古墳〔5世紀末~6世紀初めに築造;墳丘長120.5m、外長197mの前方後円墳〕が見えて、立ち寄ります。古墳手前に小さい鳥居。古墳には登らず、近くで観ただけ。『古墳を見ると、コーフン(興奮する)なぁー』と局長得意の親父ギャグ。

 

その後、コースに沿って、川をめざします。

やっと一段高い土手のある道に出ました。橋を渡って左折。

左手に姿川を見ながら、川沿いの道を進みます。砂利道はまだ良いのです DSC05487.JPGが、草が伸びた道では、雨露がズボンや靴に濡れて、歩きにくくビショビショ。

姿川沿いに流山の江戸川には負けますが、菜の花が一面に咲いていて、「小さい流山」という感じ。ここも茎が伸びすぎて、花が散り始めていました。

本日は雨なので、日陰が無い川沿いの歩行は、逆に汗をかかず、かえって良かったという意見も。

 

ただし、橋と橋との距離が長く、遠くの景色を眺めながら、菜の花を観るぐらいしかありません。黙々 DSC05494.JPG DSC05495.JPGと歩いて行きます。右手はカエルが鳴いている 田んぼや畑が続きます。ヒバリのさえずりが聞こえますが、姿が確認できません。途中、テレビ東京「路線バスの旅」(コースを変えて、太川リーダーと蛭子さん、毎回マドンナがチャレンジする)番組の軽妙なやりとりとガチンコ企画が面白くて観ている話に...。

やっと行きに通った御使者橋のたもとに(12:10)。 姿亭に寄って、小休止。

 

いったん右折して、駅方向に戻ります。

車に注意して、左側の道を進み、前に歩いているウォーカーが左に曲がった後をついて行き、畑の真ん中で右に曲がり、真 っ直ぐ歩くと、 DSC05500.JPG DSC05497.JPG前方に野球場のナイター用鉄塔が見えて来ました。公園内に...(12:20)。

 

公園出入口近くにあるトイレに寄って、園内を進みます。白いハナミズキが1本きれいに咲いていました。球場といっても観客席など無いグラウンドにナイター設備。ちょっと贅沢な感じ。グラウンドを囲むように八重桜がありますが、ここでもほとんど散っていました。出入口の傍に国分寺B&G海洋センタープールがあります。

 

DSC05504.JPG公園を抜けると、「保健福祉センターゆうゆう館・天平の湯」〔自由に入館して休憩できる。大浴場、レストランや売店などの施設あり〕では、200円で入浴できるといった特典もありましたが、祝日営業の翌日で休館。局長副長たちは不運でした。帰り小山の天然温泉入浴するとのこと(12:25)。

 

 

下野市立国分寺中学、小学校の見える場所まで歩くと、急に地下道(道 DSC05505.JPG の横断用)があらわれ、階段を降りると、両側に子どもたちの壁画(切り絵・タイル貼り)が掲げられていましたが、だいぶ痛んで剥げたり、イタズラがあったりで管理の悪さが目立ちました(12:31)。

ゆるやかなスロープを上がると、住宅街の横に遊歩道があり、森の先に公園があり、右折します。途中、ゴールドの改造車にビックリ。慈眼寺裏手にある長い DSC05509.JPG DSC05512.JPG が続き、昭和世代の4人には、上った遊んだ懐かしさと、大震災時と思われるクラックやズレを見つけて、危険さを指摘したり。 公園を回り込むと、金井神社 〔小金井宿の総鎮守〕。

国道に出て間もなく、 慈眼寺〔真言宗の寺。1196(建久7)年に新田義兼により建立。徳川将軍家 DSC05519.JPG DSC05521.JPG DSC05517.JPG 日光社参時の昼食所。千手観音堂。鐘楼堂が江戸時代の建築〕の DSC05523.JPG 参道へ。境内に入るとかなり広く、なかなか趣きがあります(12:42)。赤いツバキが山門前に。

最後は、国道4号線に出て右に曲がって、マクドナルドのほんの先の「小金井一里 DSC05526.JPG 」〔日光街道沿い、日本橋から22里(約90km)の地点にある〕へ(12:50)。2つの塚が史跡ポケット公園になっていて、2本の高木エノキクヌギが聳えています。ちょっと休憩。

駅前に昼食できる店が無いので、ゴールの「オアシスポッポ館」で聞き、駅東口へ。駅前通りには、人影が全然無くて、「夢庵」も思っていた以上に離れていました。

駅前に飲食できる店が無いのか、店内は込んでいて、ランチと生ビールで反省会と来月の場所・集合日時を決定しました。

店を出るとき、忘れ物遠藤副長の傘を指摘した、兼子局長ハトちゃんに帽子を言われて、「ミイラ取りがミイラに」。寄る年並みには勝てないということですか?

また、疲れていたので、駅の反対側エレベーターを利用した際、小生がビニール傘を見つけ、昼食後、そのままさしていると 『あれ、傘を換えたの』と言われ、事情を説明。バツが悪いので、帰りのエレベーター内に置いて、つじつまを合わせた失態も。

小金井駅、13時18分発の湘南新宿ライナーに乗り、局長副長たちは小山駅で下車し、温泉へ。小生はそのまま乗車し、赤羽経由→京浜東北線で 秋葉原→中央・総武線で幕張本郷に到着(15:28)。 夕食の準備に間に合いました。

 

関東地方の中央に位置し、日光街道の宿場町としPICT6382.JPGて栄え、古くは下野国分寺・尼寺があった「小金井」の町並み、歴史、ロマンそして風薫る八重桜をはじめとする各種のサクラ・花が咲き誇る天平公園になるはずでした(悔しいので、昨年時の写真右 掲載)。

幸い、本降りにはならず、小雨の中を完歩した思い出の駅ハイに...。次回は最盛期に出かける?かどうかは別にして。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://uboatdata.sakura.ne.jp/movable_type/mt-tb.cgi/1167

コメントする

このブログ記事について

このページは、hatochanが2014年5月 7日 09:07に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「「JR ウォーク」で 蓮光寺から円良田湖畔道を散策」です。

次のブログ記事は「地元「菜々の湯」で リラックス」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

カテゴリ

ウェブページ

Powered by Movable Type 4.25