コースは;石橋駅JAおやま農産物直売所「四季彩」 星宮神社姿川サイクリングロードきらら館孝嫌天皇神社姿川アメニティパーク細谷橋石橋駅前通りからくり時計石橋駅
============================================
今回は、「グリムの街から姿川沿いの自然観察コース」(約10km)。
毎年、6月に開催されていますが、これまでは、チョット遠方だったためにハトちゃんは初参加。
6月19日(金)、天候は終日雨予報でしたが、思い切って秋葉原経由上野 駅(7:16発)で宇都宮線に乗って石橋駅に到着(8:46)。 ポツポツと雨が降っています。まず、駅前のからくり時計のある塔に目を奪われます。
西口から駅前通りを直進し、矢印にしたがって、約600m先のJAおやま農産物直売所「四季彩」へ。早朝にもかかわらず、野菜を購入していく買い物客が。
店内に入り、機械でカードをチェックして、コースマップや風車クッキー(下野市ブランド品)が入った袋をもらいスタート(9:00)。
左手に傘をさしながら、北西に約1キロ。途中の店や、医院などにもグリムの童話風の建物が見られます。
県道から一本外れた小道に入ると、カシやヒノキなど約1,000本が生い茂る約2.4haの「グリムの森」が現れます(9:16)。出入口を入って行くと、左手奥にはドイ ツ風の2棟建ての「グリムの館」があります。
館前の広場には、「白雪姫」に出てくる7人の小人の家を模した遊具や「金のがちょう」の像がある泉など、楽しい仕掛けも。
雨が少し強くなって来たので、館内でしばし休憩。
「グリムの館」は、グリム兄弟の出身地近くと姉妹都市になっている石橋町(現・下野市)が1996 年、グリム童話の世界を紹介しようとオープンしました。入館(無料)すると、「グリム童話」の初版本やグリム兄弟の写真などが展示され、約1,000冊の児童書も自由に読めるなど、童話の世界にどっぷり浸れる空間ができています。また、衣装が付いた観光記念に顔出しができる、撮影の場所もあります。
小止みになったところで、コースマップに沿って、裏道を抜けて、田園地帯の脇を直進。突き当たりの左手にある星宮神社へ(9:35)。鳥居には、復活と再生を象徴する「へび しめ縄」がかけてありました。
境内には、ディズニー感あふれる石像も置かれていて、説明書きによると「バク」の神様なんだとか。悪い夢を食べて、夢や希望に変えてくれるそうです。
また、社務所では通常のお守りのほかに、ウルトラマン守やウルトラセブン守も売られています。
参拝殿の前の地面にはバーベルが置かれています。「天地石」というパワ ーストーンがあり、、ここに乗っかってバーベルを持ち上げると軽く感じるんだとか。たしかにちょっぴり軽くなった気がしました。右手と左手で持つと、重さが違って感じます。
なお、あとで知りましたが、境内の入口脇に3月時点では、ビニール製のトトロとさつきとメイが置かれていた情報が。傘をさしていたのと、一人で歩いていたので、気がつかず残念でした。
面白い神社を参拝できて良かったです。空がさらに暗くなって来ました。
その後、姿川の長田橋に向かう途中から、雨が強く降り出して来ました。長田橋東河川公園にさしかかる と、雷が鳴り出し横なぐりの雨になってしまい、ズボンや靴の中までびしょびしょに。
何とか土手に上がって姿川サイクリングロードを歩き始めましたが、道路から跳ね返りもひどく、間もなく左手に駐車場があり、グリムの洋風の建物のグリム保育園へ。
保母さんに声を掛けて、すぐ傍にある、きらら館〔下野市の社会福祉課、健康増進課などがあり、トレーニング室やデイサービスを設置〕へとりあえず避難(10:05)。砂利道もあって、水溜りを避けながらやっとの思いで玄関へ。 ホッとしました。
入館し、服などをタオルで拭いた後、きらら館の管理をしている女性職員に聞くと『天候が悪いので、細谷橋まで約2.5kmは大変ですよ』 との親切なアドバイス。石橋駅までの近道を聞き、駅までの簡略マップをいただきました。
御礼を言って外に出ると、皮肉にも、雨は小止みになっていました。残りが5kmほどあり、もう一度降ら れたら困ると思い、また靴の中に水が入って歩きにくいので、孝嫌天皇神社以降のポイントは次回に。
きらら館前の脇道を抜けて、駅方面に直進すると、間もなく駅ハイの矢印が(10:20)。小生は、ここが孝嫌天皇神社の交差点と勘違い。後でふりかえってみると、森や神社は確かにありませんでした。
もらった簡略マップでは、神社と反対の方に歩くと駅までの近道と書かれていたので、幅広の車道と歩道の県道を歩いて行くと、途中にJA石橋ライスセンターがありました。
目立つ建物なので、ここで一度立ち止まりました。コースマップを見れば、その地点から右折すれば駅への近道となりましたが、小生はマップを確認せずにそのまま直進。
すると次の交差点で、「グリムの館は右折」の案内板が。横から駅ハイのマップを持った後続の女性ハイカー二人が横切りました。
雨は止んでいましたが、道がわからなくなり不安になって、とりあえず 右に曲がってグリムの館を目指します。道なりに進むと、星宮神社の方をまわらず、朝、立ち寄った「グリムの森」の門前へ(10:43)。
そこからは、朝のコースを、スタートのJAおやま農産物直売所「四季彩」まで戻って、せっかく立ち寄ったので、受付の男性に、雨に濡れたマップを交換してもらいました。
下野市役所石橋庁舎前を左折して石橋駅前通りに入ると、一部の飲食店を除いて、活気がそれほどあり ません。
駅西口正面のからくり時計の時報には6分ほど間に合わず、ついていません。その横の階段を乗客とともに上がって、駅改札口へ(11:06)。ベジタリアンデッキにも、グリム童話のキャラデザインが付置されていました。
結局、きらら館からまっすぐに近道すれば、約20分早くゴールに到着したはずでしたが、道を間違えて、約8.5kmの歩行距離〔2時間弱〕になり、結構、疲れました。改札口を入るやいなや、すぐに電車が到着(11:08発――次発が25分後)。あわてて乗り込みました。
本日は雨でずぶ濡れになりましたが、グリムの街のいたるところで、メルヘンチックな建物や施設、置物など雰囲気のある街に触れることができました。残念ながら、姿川沿いは新緑の風に吹かれて歩けませんでしたが、次の機会に訪れたいですネ!
コメントする