2月24日(火)曇り。ハトちゃんは今年から期間設定コースになった駅ハイ「取手七福神&ひなまつり (約14km)」 に行って来ました。
〔コース〕
取手駅→光明寺→普門院→埋蔵文化財センター→かたらいの郷→明星院→福永寺→東谷寺→取手緑地運動公園→念仏院→旧取手宿本陣→長禅寺→取手駅
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武蔵野線と常磐線を乗り継いで取手駅に到着。東口で受付があり、順次スタート(9:05)。常磐線に沿ったゆるやかな上り坂を歩いて行くと、埼玉南区から来たというベテランウォーカーに出会いました。一緒に立ち話をしながら、駅ハイや東武線ウォークの景品などの違いに話題が及びます。今年度は、20回以上も参加してリュックを2個もらったとのこと。
まずは、取手一高前を通ります。小生は同県出身なので、愛着があります。
さらに話をしながら、キリンビール取手工場脇を通って、突き当りを右折し、間もなく光明寺〔真言宗;寿老人〕へ。
参道には赤い頭巾をかぶった六地蔵があり、境内には南天の木が多くあって、「南天の寺」とも呼ばれています。また戯曲 長谷川伸の「一本刀の土俵入り」が取手宿を舞台にしていることから、かわいい石像がありました(9:29)。小生は写真を撮って、参詣しましたが、埼玉の男性は、寺の境内をゆっくり参拝して見学。
歩くペースと、興味が違っていたので、『お先に失礼します。また、どこかで会いましょう!』と言って、別れました。
右折して直進し、常磐線の踏切を渡ってさらに直進し左に曲がって、さらに左折すると線路沿いの手前に幹が左に傾いた特徴のある松が見えて来ます。畑と田んぼに
囲まれたその先に、境内があり普門院〔真言宗;布袋尊〕(9:41)へ。四季折々の木々が植えられています。
普門院に向かう途中、駅ハイベテランで健脚の船橋のウォーカーと久しぶりに出会って、立ち話。元気そうで何よりです。
今回のコースは、七福神の寺を往復するのが多くて、この後、埋蔵センターをはじめ数回一緒になりました。この頃、よく歩いておられて、ニュージーランドにも3月4日出かけられるそうです。駅ハイポイントも200で、小生の192とほぼ同じくらい。『上には上がいるもんですネ 』
普門院から、車の少ない道をマップのコースどおりに進みます。期間設定コースは、取手では初でしたが、矢印が全然無かったのは、ちょっと不親切。
左手の埋蔵文化センター〔取手市内の遺跡からの出土品や宿場町の歴史資料
などを展示〕(10:0 0)へ。建物入口まで、小さい豚のミ二チュアの列が印象的。館長に話をうかがうと、取手市出身のその年東京芸大卒業作品で取手市長賞になった本山ひろ子さんの作品。
トイレを借りた後、ひととおり館内をまわって、貴重な資料を観せていただいた後は、少し幅広い道に突き当たります。
そこから左折してずーと一直線に進みます。途中、水戸街道の標柱、吉田消防署を右折して国道6号線を進みます。
幅広い道で歩道も広い、ゆるやかな馬坂を上って行きます。バス停をだいぶ通り越して行きます。
相野谷川橋を渡ってさらに直進。
ピンク色の建物 かたらいの郷〔多目的福祉施設で、各種教室、休憩、談話室、クッキングサロン、入浴施設も完備〕へ(10:17 )。前回入館したのと、歩行距離が長いので外観のみ。横断歩道脇には、銀の輪のオブジェがあります。
馬坂をゆっくり下って1.2kmぐらいすると、左側に大師霊園が見えて来て、明星院〔真言宗;恵比寿〕へ(10:37)。梅の寺として有名。階段を上って本殿。また、永代納 骨八角堂がありました。本殿の場所がわかりづらくて、結局、ぐるっと一周して何とかたどり着きました。帰りは、歩いてみてわかったのですが、マップでは霊園の左側で、本当は霊園内を通って右側にありました。
次は、国道(水戸街道)を進み、福永寺の案内板を左に入って行くと、4番目の七 福神がある福永寺〔真言宗;毘沙門天〕へ(10:47)。本堂と毘沙門堂前との前に二つの毘沙門天像が祀られていました。
参詣後、案内板のところまで戻って、車道を横断して、反対側へ。東谷寺の案 内板の斜め右の細い舗装道を入って、道なりに歩くと奥に東谷寺〔真言宗;弁財天〕 (10:56)。境内に「念ずれば花ひらく」の句碑や白梅が咲いていました。まだ約6kmも残っています。
国道に戻る道は不安でしたが、間違わずに戻れました。あとは、広い道路を先ほど通ったので、一直線に戻るのみ。
相野谷川橋手前を左折すると、相野谷親水公園へと下って行きます。途中で、トイレ休憩。前方に一段高くなった利根川の土手が見えて来ます。
途中のスロープを上って、土手の上に出ます。 「利根川浄水場」を右側に見ながら、 ここから利根川の河川敷に沿った土手の道を、ひたすら「取手」駅方面に向かって歩き続けます。舗装道路幅も広くて、横の芝生も枯れてふかふかですが、湿っているところもあって、舗装道路を進みます。
一段高い土手からは、右手に市街地の様子、左手奥に利根川、手前の河川敷は、広々と続きます。
さすがに流域面積が日本一だけのことはあります。
途中、水門があったり、取手緑地運動公園(複数の野球 グラウンドやサッカー場、テニスコートなど)が あります(11:34)。本日は平日のせいか、グラウンドで練習している風景は見られません。
土手は車の心配が無いので歩きやすいのですが、同じような風景で少々疲れてしまいました。
単調な風景なので、少しペースを上げて進みます。前後に、ウォーカーの姿はほとんど見えません。土手歩きで風が無かったのがラッキーでした。なかなか、白い手すりの階段が出て来ないのがつらかったです。
階段を下りて進み、右側が道路工事中。歩行者専用道路を通って、右側の階段上の念仏院〔浄土宗; 福禄寿〕(11:44)へ。光明寺と同じく、「一本刀の土俵入り」に関連する駒方茂兵衛の句碑がありました。
参詣後、階段を下りると、前方遠くに船橋のウォーカーの後ろ姿がチラリ。速くて追いつけません。
この際、取手本陣通りを中心に行われている「取手ひなまつり」(2/11~3/3)開催中を ゆっくり観賞することにしました。
はじめに、近くの市商工会館内に立ち寄り、ひな飾りを観賞。人形店はもちろん、着 物・帯店や喫茶店、その他、町の多くの店舗でポスターと、大小、き れいなひな人形やつるし飾りなどを展示。ウィンドー越しに観てまわりました。
また、長禅寺への大師通り角の新六本店〔奈良漬店〕の蔵(百年以上前の蔵)では、珍しいつるし雛と、ひな壇が蔵の雰囲気、照明とあいまって幻想的な雰囲気の中で、一層あでやかでした。お茶と奈良漬の サービスもありました。
最後の七福神は、大師通りの突き当たりの急階段上の長禅寺〔臨済宗;大黒天〕(12:00)。昨年は、急階段の片方に学生が作ったひな人形が並んで圧倒されました〔右の写真は昨年〕が、今年は期間が長いので、ありません。 石段を上り、白色と模様が目立 つ山門をくぐると、右手に三世堂、左に霊山堂があり、霊山堂前に大黒天が祀られていました。
ロングコースの14kmを所要時間3時間ちょっとで完歩しました。
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「取手」には昨年のひなまつり以来、4回目。今年も色とりどりのひな飾りで、華やいだ気分に浸れました。今年は、七福神と利根川土手散策とひなまつりと、タイトなをウォークで歩き応えがありました。
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