3月9日(土)ハトちゃんは駅ハイで、山武 いちごの里(成東)約10kmを歩きました。
30分からの受付でしたが、5分前に開始。天候は晴れて、日差しが暖かい。 まず、安井理民作の魁の碑前を通過。直進後、間もなく左折して、総武本線の成東踏切を渡ります。
国道126号線に沿った道を進んで、境川にかかる往環橋を渡って、旧街道をひたすら直進。ウォーカーは縦一列に少し離れて歩く光景...。
最初のポイント、光明寺〔徳川将軍家の菩提寺である上野寛永寺の隠居寺として、835(承和2)年建立、寿老人を祀る〕へ(8:37)。手前の山門が古刹で勘違い。本堂は先で、境内にマラソンの碑〔小出監督と高橋尚子選手の足型〕があります。
次に、通り沿いにある大高醤油〔1804(文化元)年より、醤油などの製造・販売〕 の外観だけ(8:42)。
すぐ右折して、国道沿いの「いちご園・いちご狩り」の幟や看板と次々と出会い
ます(8:45)。一坪ほどの販売所や、大きいビニールハウスがある苺園など。その数は、ざっと見ても、10軒を超えます。いちご狩り料金の割引がきくマークの店も並んでいます。
小手苺園駐車場を過ぎて、十字路手前の信号を道案内にしたがい右折。 間もなく、広口苺園直売所前で観光協会の方々が準備してくれた「いわしの特製つみれ汁」のサービス(9:06)。味も良くて、もう一杯おかわりしたいほど。身体が温まりました。
右に曲がって、前方に総武本線の線路が見えて来ます。線路を越えてすぐ右折(9: 11)。
線路に沿って、ひたすら長い直線道路を進みます。あたりは、遠くまで一望できて、のどかな田園風景が続きます。歩いている途中で、こちらに向かって来た車の運転手さんから「今日は何かあるの?」と聞かれ「駅ハイで歩いているんです」と。「頑張ってね」と激励されました。
一度、横を電車が通り、感激。単線なので、1時間に1本しか走っていないのでラッキー。
しばらく歩いて、道なりに左手の方に進みます。右手は草っ原の道が線路づたいに延びています。
さらに、真っ直ぐ田園風景を歩いて行くと、やっと境川の耕基橋のたもとに(9:41)。橋を渡り、川沿いの道を進むとわずかに咲いている、黄色い菜の花が部分的に。
右折してマルキ苺園の角を右に曲がって、少し進むと、山武市歴史民俗資料 館前に(9:51)。係員の方々が歓迎してくれました。手前に、伊藤左千夫の歌碑と、来館記念『野菊の墓』の政夫と民子の顔はめ看板があります。左千夫記念館も兼ねていて、左千夫の遺品・書籍・文房具なども展示されています。
裏庭に、座敷、奥ノ間、囲炉裏、土間など のある伊藤の生家、茶室 『唯真閣』を見学。
ここでも「頑張ってください」と別れの言葉をかけられ、東金線の踏切を渡り、白梅が満開の家も。伊藤左千夫記念公園を右手に見て、山武市役所前へ。
「いちごの里 さんむS1グランプリ〔いちごスイーツ対決〕」の会場へ(10:05)。開会式は11時 で少し早すぎた到着で係員が準備中。ぐるっと歩いてコースに戻りました。
国道126号線を渡って、作田川の大橋を渡って右折すると、前方の石塚山中 腹にそ びえ立つ浪切不動院〔長勝寺は、天平年間(729~749年)に行 基が難破船の海難除けとして不動尊像を彫ったものを弘法大師が石塚山に移して開眼し、お堂を建立したのが始まりとされています。朱塗りの本堂は、入母屋造りの瓦葺き、間口三間、奥行四間、欄干・回廊をめぐらした懸崖造りとなっています。創建年代は不明ですが、改修をした際に発見された棟札に1618(元和4)年と記されていたと伝わる。 新上総国三十三観音・第三十二番札所〕へ(10:24)。
本堂へ向かう途中の観音堂には、ぼけ封じと縁むすびの石があり、急階段を登り、朱塗りというよりは赤に近い本殿から、成東の町を一望できて、登った甲斐がありました。
境内には、昔ここが海だったことを示す奇巌・怪石もあります。
左手の小高い成東城跡公園(桜の名所)は、結構、広い。堀のゆったりした流 れを見ながら、右折して駅方面へ。勧業大橋を渡って、JAの敷地内へ(10:48)。
テントで、山武自慢の米粉麺〔お米を麺にした半生麺〕試食はつるつるした喉ごし。熱いとん汁サービス。さらに、「ちばエコねぎ(3本入り)」のお土産もいただきました。今年の駅ハイで、最も多いサービスに感激。
最後に、駅前観光所前でゴール(10:57)。スタンプラリーの押 印と、チラシの収集。
成東駅から総武本線銚子行で、旭駅下車。駅前からバスで30分。妻の実家小見川駅行きで、「南原地」で下車。スーパー「マルヘイ」で買物していた、義兄と待ち合わせて、車で5分。
土、日は、じゃがいも植えと、篠やツタの枯れ木の伐採、野菜の収穫など、畑仕事。
ただし、日曜は、強風で煙霧。花粉も飛散して、目には砂埃が入ったり、マスクをしていても鼻水がズルズルで、つらい作業となりました。火事が起こって、家の前を2回も消防車が通る始末。防災香取から「焚き火をしないように」と、再三のアナウンス......。良かったのは、この頃の暖かさで、やっとつくしがニョキニョキと顔を出しました。
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