駅ハイ期間設定「代々木界隈、明治神宮、玉川上水旧水路緑道」コース(約11.4km)」へ、11月7日(水)に出かけました。
まず、東京メトロを利用して、「代々木」駅へ。総武線では、乗換えなしですが、時間に余裕があり、地下鉄を選択。
今回は、専門学校 東京スクール・オブ・ビジネスの学生さんが考えたコース。ポイントも2倍なので、何が何でも参加。
スタートの代々木駅前の専門学校1階で学生さんが受付を(10:41)。
駅前西口を横切り、北参道入口から 明治神宮へ。緑に覆われていて、高い木で結構、日が遮られているという感じ。
砂利が敷いてあり、高い木が並ぶ明治神宮〔1920(大正9)年に創建。明治天皇と昭憲皇太后がご祭神。ヒノキ造りの日本一の大鳥居があり、国民的人気があって参拝者が後 をたたない〕。境内・参道は広くて、長く続く...。神楽殿、本殿を厳かに参拝した後、その先に各地の銘酒樽や洋酒樽が飾られている。観光客も多く、言葉から東南アジア系外人が目立ちます。
南参道に抜けて、JR「原宿」駅前の神宮橋へ。隣接する代々木公園のゲート内に入ると、紅葉が見頃の広い園内を、コースに沿って落葉を踏みしめながら進みます(11:15)。散歩やジョギングをしている人が多い。ここは、東京オリンピック時、選手村として使用された後、再整備して1967(昭和42)年に開園されて、都民の憩いの場に。白いベンチのある広場前に、高さが変わる噴水広場が...。また、コース内は雑木林があり、自然に恵まれています。
小田急線「代々木八幡」駅手前の線路脇には、文部省唱歌「春の小川♪」の歌 碑がありましたが、目立たない。足を止めた程度(11:25)。
続いて、踏切を渡って、坂を上って行き、車道を上がって代々木八幡宮 〔1212(建暦2)年の鎌倉時代、源頼家の近習・近藤三郎是政の家来であった荒井外記智明によって創建〕(11:32)。
八幡宮の境内を通って、階段を降りると山手通り。そこから富ヶ谷付近までは、工事中の箇所が多く、歩きづらい。
富ヶ谷の長い歩道橋を渡り、井の頭通りを、ひたすら直進します。上り坂を過ぎて 1kmほど歩くと、左手に歌謡曲作曲家、古賀政男音楽博物館の建物が...(11:45)。外観だけ観て、本日は入館せず。
「代々木上原」駅を右手に見て、高架下をくぐると、間もなくチェックポイントのイスラム教の礼拝場「東京ジャーミイ・トルコ文化センター」へ。尖塔と大きなドームが見えて、センター内は無料見学ができます(11:50)。イスラム教関係の教本・チラシなどが置いてありました。
その後も、井の頭通りを大山まで300mほど。横断して中野通りを右折し、少し入 って、五篠橋から玉川上水旧水路緑道〔江戸時代、多摩川の羽村取水口から四谷大木戸までの用水路だったが、現在はほとんどが暗渠となって緑道になっている〕へ。
両側に、舗装された道もありますが、緑道は土の道がほとんどで、一部舗装されて います。旧水路を暗渠化し、その上部を緑道として整備されていて、緑道に残る橋が、かつてここに上水が流れていた事を偲ばせます。途中、消防学校・消防訓練所で訓練のかけ声が...。
初台まで、閑静な雰囲気を道なりに約2km。首都高 速道路高架下を通り、山手通りを横断すると、次のポイント、刀剣博物館へ(12:20)。入館して、国宝や重要文化財の太刀の名作、眼を瞠るほどの刀剣類、刀装具、甲冑、金工資料など、伝統的な技術を伝えています。
刃物として見ると、封建・武家社会などでの斬りあいを想像してしまいますが、美術品と観た場合は、太刀の反りや、長さ、輝きや意匠などすばらしいものがあります。
新宿中央公園西から副都心2号線に入ると、どんどん都庁の建物が見上げるほどになって来ます。最後のポイント、都庁第一本庁舎の南展望室へ(12:45)。エレベーターで高層45階、高さ202mの展望台まで所要時間55秒。
ガラス越しに、西新宿の高層ビル群が...。新宿センタービル(223m)、新宿三井ビル(225m)、新宿住友ビル(210m)...など。モード学園コクーンタワーの白い網目のデザインが、低いながらも目立ちます。初めて、都庁の展望台にやって来ましたが、絶景で、次回は夜景を観に来ようと思います。
残り1.5kmになり、甲州街道に出て、新宿ルミネ前までは、よく仕事や娯楽 で行き来した道で、人通りも多い。
西新宿1丁目の交差点を右折して、近道をしてゴールの東京スクール・オブ・ビジネスへ(13:15)。
深まり行く秋を楽しみながら、代々木界隈の自然と、鎮守の森 明治神宮や玉川上水旧水路緑道、そして最後に高層ビル群の絶景と、学生さんが考えただけあって、バラエティに富んだコースでした。
コメントする