「JR ウォーク」で 小京都佐野めぐり

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10月27日(月)、前日の昭島に続き、駅ハイ「小京都 栃木・佐野めぐり(約6.5km)に行って来ました。

 

幕張本郷駅を6時7分出発。JR線を利用して、上野から宇都宮線に乗り、小山で両毛線に乗り換え、30分で佐野駅へ。天候は秋晴れでウォーク日和。

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コース

スタート 佐野駅前ぱるぽーと観光案内所→朝日森天満宮→星宮神社→日光例幣使街道→涅槃寺・日限地蔵尊→佐野市観光物産会館→佐野厄除け大師→観音寺→宝龍寺→大聖院→奥州塚→人間国宝田村耕一陶芸館→ゴール ぱるぽーと

 

佐野といえば、佐野厄除け大師、ラーメンと、最近ではゆるキャラの「さのまる」が有名。 

隣接のぱるぽーと観光案内所で受付スタート(9:03)。 141027 (2).JPG

コースマップどおりに、まず朝日森天満宮をめざします。

両毛線踏切を渡って、北へ歩くと、間もなくこんもりした鎮守の森がある朝日森 141027 (7).JPG 141027 (9).JPG 141027 (10).JPG天満宮〔学問の神様菅原道真が祀られている〕へ。

 

 

境内には、狛犬の他になで牛が社殿の前に。梅の木が並んでいます。参拝後、1本西よりの道を戻って踏切を横断。

 

天満宮の石の鳥居が踏切を渡ったところにあります。鳥居をくぐっ 141027 (14).JPG 141027 (15).JPGて、コースマップどおりに進んだところ、次に訪れる星宮神社を通り過ごすことに。

仕方なく、戻って通行していたおばさんに聞いて、出入口に向かうと、一段高いところに彫物が古そうな社殿を見つけて境内へと。境内の明神鳥居は、天明鋳物師により製造され、天明宿の総氏子により奉納されたもので、落ち着いた雰囲気が感じられます。

 

続いて、直進すると、日光例幣使街道〔徳川家康の没後、東照宮に幣帛を奉献するための勅使(日 141027 (16).JPG光例幣使)が通った道。中山道の倉賀野宿を起点として、楡木宿にて壬生通り(日光西街道)と合流して日光坊中へと至る〕へ出ます。右折して、街道沿いを歩いて行きます。道幅は広くて、ところどころに旧商家の建物が残っていて、やはり、関東の小京都といわれる風情が残っています。

 

300m先の交差点を左折。途中、喫茶「どんぐり」まちの駅がありました。

2本目の交差点右側に涅槃寺・日限地蔵尊が...。(ひぎりじぞう)は日 141027 (20).JPG本各地に存在する、「日を限って祈願すると願いが叶えられる」といわれる地蔵菩薩で、当地の地蔵尊は、鎌倉時代に造られた寄木造り。

 

 

交差点を左折して進むと、佐野厄除け大師の看板。金下通りを進み、右手に間もなく出入口があり、大師の境内へ...。惣宗寺(そうしゅうじ) は、一般には佐野厄除け大師として有名。関東三大師の一つ。

141027 (21).JPG 141027 (22).JPG厄除け大師とも呼ばれる元三大師(良源)を祀る寺院(天台宗)で、弘法大師(空海)を祀る関東厄除け三大師とは全く別な物だそうです。他に、青柳大師川越大師を指すそうです。

境内は、予想していたより狭い印象を受けます。高さのある建物がありません。菊まつりの準備中。

141027 (23).JPG 141027 (26).JPG本堂、山門、金銅大梵鐘、子育地蔵尊、水子地蔵尊、春日稲荷大明神、東照宮などが、それほど広くない境内に、効率よく整理されて収まっている感じがしました。

お正月の大祭には100万人が訪れるというのですから、そのときの盛況と混雑ぶりが目に浮かびます。

 

 

本堂で厄除けの祈願をして、道路反対側の観光物産会館でチェックポイ 141027 (27).JPGントの押印。職員の方に、観音寺の場所を教えてもらい、大師の先にある、観音寺〔真言宗豊山派・佐野七福神大黒天〕の境内へ。

 

141027 (31).JPG 141027 (29).JPG「観音寺」という寺号なので「観世音菩薩」が本尊だと思いましたが、「不動明王」が本尊になっています。以前は、観世音菩薩が祀られていたのかも知れません。

隣りの佐野厄除け大師には参拝客が多かったですが、こちらの参拝者は小生のみ。

境内の左側には、露座の「銅造阿弥陀如来座像」がありました。阿弥陀如来像は、鼻筋の通ったやわらかい表情をたたえていました。

 

続いて、厄除け大師の駐車場のある交差点を右折して、ひたすら直進。 141027 (32).JPG途中に、宝龍寺〔浄土宗の僧侶、呑龍上人ゆかりの寺で、9年間活躍していた〕に立ち寄って、さらに進む141027 (33).JPG東武鉄道の佐野市駅前へ。

 

 

 

駅前を左折して線路沿いの歩道橋を渡って、左に曲がりま 141027 (35).JPGたも直進。途中、大聖院〔山門前に高地蔵、法華経69,384文字が刻印されている銅鐘がある〕奥州塚の2本前の道路を左折して島津整形外科医院の前を通ります〔300mショートカット〕。

 

佐野駅方面に向かうと、佐野東高校が見えて来て、金下 141027 (40).JPG通りに出て左折します。佐野小学校の校庭に沿って歩くと、左手に吉井酒造のまちの駅があります。

また、交差点前の洋館は、影沢医院の建物で現在は日本クリケット協会が使用していて、なかなか風情があって立派でした。

 

 

金屋仲町交差点を右折して、県道桐生・岩月線の交差点前に、まちなか活性化ビル「佐野未来館」1 141027 (42).JPG階が、「佐野市人間国宝 田村耕一 陶芸館」になっています。氏の偉大な功績を讃 141027 (43).JPGえ、生涯作品を展示・公開して、街なかにぎわい創出事業により創出されたものです。鉄絵と呼ばれる模様・色彩に数々の技法を加えて、高い芸術性を持つ陶芸を制作。

今回は、外観とチラシをもらったのみ。

 

県道を渡って直進して間もなく、広くて立派な佐野駅前ロータリーへ。大噴 141027 (48).JPG水の上には、2羽のおしどりのモニュメントがありました。

 

141027 (46).JPG観光案内所ゴール受付後、帰りの予定電車に30分ほど余裕があったので、急いで駅前のラーメン店に入店して昼食。醤油味のラーメンを賞味しました。

 

駅のホームで小山行の下り電車を待っていて、何気なく駅前を見ると、ラーメンのどんぶりを頭にかぶった、ご当地ゆるキャラ 「さのまる 141027 (52).JPG 141027 (51).JPGが通行人にサービス中。

電車がホームに到着するまであと1分。

ハトちゃんは大声で 『こっちを向いて!』と叫ぶと、「さのまる」が一瞬、こちらを振り向いてくれて、ラッキーな記念写真が1枚撮れました。

『ありがとう』 と言うと、ちょうど電車がホームにすべり込んで来ました。

 

初めての佐野でしたが、最後に「さのまる」にも会えて、前日に比べ歩行距離も短く、鈍行のウォークとなりました。「遠い」感じは、最近、両毛線沿線の桐生市やみどり市 141027 (4).JPGまで来ているので、感じなくなりました。

来年は違ったラーメン店にゆっくり入店して、食べ比べたいと考えています。

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このページは、hatochanが2014年10月31日 17:34に書いたブログ記事です。

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