点滴により腸炎が治って、12月14・15日に妻と外房・勝浦へ旅行。
中央・総武線で千葉駅へ。電光掲示板を見て最初にビックリ。駅のアナウンスでは、5番線の表示の2番目に勝浦に行く電車が1時間待ちになっていました。駅のアナウンスも「次の電車は13:25発~行」と別の案内。予定した電車が見えないので一瞬間違えたのかと。しかし、隣りの6番線の1番上に13分発の電車があって、二人であわてて乗り込みました。
結局、この電車がすぐに発車して事なきを得ましたが、駅のアナウンスも「次は6番線の電車が先に発車する」ことを勘違いしたのでしょうか?
妻は日頃の勤務疲れもあって、外房線の車内でグッスリ。小生は車窓から眺めを観て、先日の大多喜駅ハイを思い出しました。
勝浦駅に降り立ったのは、二人とも初めて。当日は気温が低めで、千葉市よりも暖かいはずの勝浦も雲に覆われて肌寒い。駅前の観光案内所で付近の観光名所と食事処などのチラシと説明を受けて、徒歩15分の「勝浦ヒルトップホテル&レジデンス」へと向かいます。
駅に近い道の傍に、こども館(学童保育施設)があり、いったん行き過ぎましたが戻っ て、歩行者トンネルへ。映画の場面に出てくるような所で、結構、長いトンネル。幻想的な光の写真が撮れました。
その後、朝市が開かれる横道を通って勝浦市役所方 面へ。手前の道端に水仙が一面に咲いていました。目の前に、薄い水色の高級マンションが聳えていて圧倒されます。手前の急坂を上って、左手の14階建「勝浦ヒルトップホテル&レジデンス」へ。
フロントで手続きを済ませて、シースルーの高速エレベーターで、13階のオーシャンビューの部屋を案内されました。室内は ブラウン系の木目調を基調とした暖かな雰囲気。残念ながら、天候が悪く窓ベランダの窓から夕焼けは観れませんでしたが、海中公園〔海に突き出た施設で海中の様子が見れる〕が前方に観えました。高台から観る景色は圧巻。
夕食後、1階にある天然温泉浴場(外房の湯)に入り、ゆっくり休養。日常は、生活時間に追われて就寝が午前様になりますが、二人とも体調が不十分だったのと休養を兼ねて、早めに就寝。
翌日は、朝食後、400年以上の歴史を持つ朝市へ。日本三大朝市と呼ばれているので期待しましたが、平日だったことと寒さもあって、通りにはせいぜい50軒程度。それでも、生鮮野菜・花や魚、海産物などが並んでいたので、海産物をちょっと 買って、朝市の様子をオバちゃんたちに聞きました。最近は、カツオなどの水揚げが少なくなって来たのと、人口と観光が減って来て、売る人の高齢化で商いが難しいとのこと。サンタクロースのおじさんから、サービスでお菓子の小袋をいただきました。
朝市をひととおり見た後は、徒歩15分で八幡岬の突端にある八幡岬公園へ。公園には遊歩道、子供用アスレチック・広場があります。朝方の雲も晴れ上がって、展望広場から勝浦湾や太平洋、海中公園、そして大海原と 広い地平線が一望できて、二人とも大感激。
柵の1m手前は断崖絶壁。妻は好奇心でちょっと覗きましたが、高所恐怖症のハトちゃんはパス。
その後、公園の道を戻って、トンネル二つ目をくぐって、勝浦港へ。すでに競りは終わっていて、人影もまばら。出荷物を運ぶリフトと、魚を箱に詰め込むベルトコンベアーでの作業や、冷凍タラを大量の 水で解凍している現場を見ることができました。また、アジやボラを狙って釣り糸を垂れる釣り人も二人。
桟橋の石垣で、日に当たりながら、缶コーヒーを飲みながら、港の風景を眺めて、ゆったりした時間を過ごしました。
右手に目を移すと、大きいホテルが港のまん前に。
黄金風呂や各種スパで有名で、TVのCMでもお馴染みの「ホテル三日月」。時間もあったので、ちょっと立ち寄って、館内の雰囲気を見てパンフをいただき ました。忘年会や新年会用のセットになった安価の商品と、駅から徒歩5分の至便さに、やはり一番人気が良くわかりました。
冬でも温暖な気候である勝浦駅前ロータリーではフェニックスの木が。市のマスコットキャラの「勝浦カッピー」 や、B級グルメで優勝した「タンタンメン」の幟が目を惹きます。
駅構内には、有名になった勝浦のひなまつり人形が、ガラスケースにきれいに飾られ ていました。
予定では、勝浦で昼食をとる予定でしたが、観る場所を絞ったのと電車の間隔が1時間に1本なので11時27分発千葉行で帰宅。
ちょっぴり二人だけのゆっくりした時間を久しぶりに味わいました。次回は、いつになることやら?
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