〔コース〕
スタート 京成津田沼駅→旧菊田川道→鷺沼城址公園→藤崎・森林公園→堀込貝塚→JR津田沼駅跨線橋→新京成線歩道橋→ゴール 京成津田沼駅
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ウォーキングサークル「ゆうほ(友歩・遊歩)21」では、11月27日(金) 「津田沼周辺~藤崎・森林コース(約7km)」を実施。
京成津田沼駅前(9:30)に集まったのは、総勢11名。この頃急に寒くなって来ましたが、本日は秋晴れ。神田先生の案内で、まず京成津田沼駅傍にある、津田沼尋常高等小学校(現・津田沼小学校)跡記念碑を見学。メンバーの中に、二人の卒業生がいることがわ かり、話 が弾みました。
見学後、旧菊田川の道へと。市役所通りのすぐ傍にありますが、住宅の裏にあたり、メンバーの大部分は初めてで、昔、川が流れていた道を知りました。今でも、当時のマンホールが残っていました。川の源流は、二宮神社あたりだそうです。
落葉を踏みしめながら、遊歩道を進みます。枯葉がずいぶん足元に落ちていて、晩秋模様。
「鷺沼城址公園」の入口へ。
階段を登って、公園内へ。草刈りをしている清掃員の他、散歩で来ている人も見かけました。平らな高台は閑静な雰囲気。
舗装されている周回道路ができていて、1周290mの看板。 歴史公園と遊戯施設が混在しています。
トイレ休憩後、園内に数本あるモミジの紅葉を眺めて、ひととおり散策して園外へ。
高台の上から、現在建設中の習志野市役所の進捗状況を眺めます。新庁舎は地上6階、地下1階の7層で、2017(平成29)年3月完成、同年9月から業務 を開始する予定。
畑の畦道を進むと、民家にぎっしりとなったみかんの木が。
その後、京成線とJRが走る二つの陸橋、後方は太鼓橋風になっていて、網が張られています。横から眺めると、鉄道の部分を掘削したので 、両側の地面の高さが同じになっているのが解ります。橋の上から富士山がかすかに見えて、一同、感動! 「やはり、日本人ですね」。橋下の通過する電車を眺めている家族連れに出会います。
マラソンロードに出ると、角に鷺沼郵便局があって、横断して新しくできた住宅と舗装道路の間を和気藹々と話をしながら進みます。
直進すると、左手遠方に企業局の建物(一部に子どもの絵が描かれている)と大きなガスタンクが見えて来ます。住宅脇の階段を下って、藤崎地区の森林公園へと向かいます。途中に、野菜を売っている出店がありました。
『帰りに買いますよ』と、農家の方に声をかけましたが、結局、帰りは違う道になって、約束は反故に。
道の途中、右手に市内では珍しい田んぼも野っぱら状態に。左手の園芸民家の皇帝ダリアの木が大きくて薄紫の花が見事でした。
突き当たりのこんもりした緑地に森林公園の出入口があり、トイレ休憩。園内は薄暗くて、回り込むように進むます。
【旧大沢家住宅は、江戸時代中期までの典型的な房総民家の形式を今に伝えています。千葉県有形文化財】
池には、水鳥が数羽いました。前回、訪れた際には、カワセミを撮っているカメ ラマンが数名いて、自然が残っている貴重な場所です。
また、池の周遊道に「頭上注意」の標記があり、根が張り出した藤の巨木が横たわっていて、圧倒されました。きっと知っている市民が少ないのでは?
横の道を進むと、平らな畑が広がる田園地帯。畑の真ん中を通ると、 白いものが散在。よく見ると、白い貝殻。このあたりは、藤崎堀込貝塚(縄文後期)とよばれています。
中央にこんもりした大きな椎の木があり、「富士神社」が祀られています。このあたりの避難場所になっていますが、避難場所というより、皆が集まる目印といったところでしょうか?境内に富士山信仰で岩が盛られています。
藤崎古道の両脇を竹林に覆われている、人一人分しか通れない階段を下ります。 結構、急勾配で足に来ます。
その後、正福寺〔七福神布袋尊。観世音菩薩を本尊として奉納。建立は約400年前に建てられたという説〕前へ。道路を挟んで寺院が配置されていて、本殿は木造で新しく立て直したので白木が美しい。習志野市指定文化財(天然記念物)の大イチョウは、もともと境内にありましたが、市道が建設された現在は道路上に位置。道路の反対側には、観世音菩薩像がすくっと立っています。
真っ直ぐ京成津田沼駅方面へ向かうと思いきや、先生はイトーヨーカドー津田沼店へ向かう五差路 へと。途中のマンション横に旧菊田川の暗渠となっている道が。その後、横断歩道を渡って、JR津田沼方面へ。
「ミーナ」デパート」横のペデストリアンデッキに出てからJRの跨線橋を渡って、 駅南口の千葉工業大学前の道路に出ます。左折して、大学車両門の前を通過して、外塀に沿って右折。
細い路地を進んで行きます。『こんな道があったの?』 と不思議がるメンバー。その先に、再び旧菊田川の道づたいに歩きます。メン バーは、知っている日本国有鉄道の表記のある建物前や、下を新京成電鉄が走る歩道橋を渡ります。このあたりのマンションは、だいぶ年数が経っているせいか、やはり人けがあまり無く、新しい高層マンションだけが目立ちます。
突き当たると、やっと見慣れた道、風景になり、そのまま進むと京成津田沼駅の谷津寄りの大踏切へ。
踏切の手前で解散(11:40)。ちょうど歩行距離が1万歩になりました。
ハトちゃんは、駐輪していた習志野第一病院まで戻るため、踏切へ。電車が3本も通過して、だいぶ開かずの踏切で待ちました。
今回は、京成津田沼~藤崎~JR津田沼~京成津田沼周辺を、跨線橋や陸橋を渡りながら、旧菊田川沿いの道をたどって、知られていない場所を散策しました。
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