2009年12月アーカイブ

いよいよ大晦日の31日、今年は日本の「政権交代」(今年度の流行語大賞)をはじめ、「チェンジ」に象徴されるように、激動の年になりました。

小生も、長いこと勤めた職場を3月末で定年退職し、自分の時間が持てる「新しい人生」をスタートさせました。

これまで、行きたくても、なかなか足の向かなかった「都内近郊の美術館・博物館」をめぐり、また、健康増進のため、筋トレとウォーキングを続けて、自分で言うのもおかしいですが、充実した毎日が送れました(途中、庭の剪定で腰痛の時期もありました)。

頭(髪)のほうは、坊主にして、人前での格好をつけなくなったことで、逆に飾らない「自分」になれて良かったと思っています。

家事も少しできるようになり、子どもたちとの会話の時間も、これまでより、多く持てます。

目標だった「漢検」も準2級が合格でき、ただいまその上の2級の勉強中。また、習志野市のスポーツ指導員の資格も取れて、これからスポーツを通じて、地域との交流の場を拡げて行きたいと考えています。

最後に、今年は、親友Y氏の御厚意により、5月から、このブログを開設できたことが、何より増して、うれしかったことです。

"一年の計は元旦にあり"といわれますので、来年もがんばって「実り多い一年」にしたいですね。

来年も、"喜怒哀楽"の詰まったブログをめざしますので、どうぞ、よろしく!

 

昨18日、気温が低い、寒い一日でしたが、娘に頼まれた買物のついでに、その先の商店街にある「本屋」に寄った時です。

来年の2月7日(日)にある「漢字検定」の2級(先日、準2級を合格しました)の申し込みをした際、検定料の3,500円払うときに、1万円札を出してお釣りをもらいましたが?(ここも、はっきり覚えていないのです)。

お釣りをジャンパーのポケットに入れて、自転車に乗って帰路に着きました。

家に着いて、ポケットを見ると、5千円札と千円札が見当たりません。家の中には無くて、お釣りをもらわなかったのかと思い、先ほどの店員さんに確認したところ、レジは合っているとのこと。レシートをもらわなかったので、そうではないかと思いましたが、どうやら、こちらの勘違い。

来た道を戻って、あちこち探しましたが、"裸の現金"など見つかるわけは無いのに。

それでも、気になって探しましたが、ありませんでした。

お釣りを財布に入れなかったのが自分の失敗で、とんだ"年末の痛い出費"になりました。

こうなったら、高い検定料だったと考え、絶対に「2級」は合格しようと決意しました。

―「禍を転じて福となす」精神で―

その後、毎日、行っている東部体育館のトレーニングルームの、Yトレーナーに話を聞いてもらって、

だいぶ気が楽になりました。

「これからは、気分を切り替えて。それに年とともに忘れっぽくなって来たので、できるだけ用事も兼務しないように行動していこう~と。」

皆さんも、同じ経験があると思いますが、「忘れ物」「落し物」には充分に注意しましょう!

 

12月9日(水)は、毎月1回のハローワーク船橋への失業認定日でしたので、連絡をして認定時間を早めてもらい、早々に手続きを終えました。相変わらず、「職安」内は、職を探す人でいっぱいでした。

久しぶりに都内に足を運んで東京メトロの「六本木1丁目」すぐそばにある「泉屋博古館分館」http://www.sen-oku.or.jp/tokyo/で「幻の京焼 京都瓢池園」特別展を観て来ました。

駅の改札口から、隣接するエスカレーターを4階部分ぐらい、上がったところに美術館があり、ほとんど雨にぬれないで、また、歩かないで美術館に到着できる場所でアクセスが便利です。

ここは、日本の財閥である、住友家のコレクションとして特徴ある展示物が並べられていて、今回は京焼の花瓶や文鉢、茶碗、皿、壷、珈琲器など、113点の作品が2つの展示場に整然と並べられていました。

陶器のどの作品も、図案が、質素なものの味わいや、彩色溢れるもので、観る者を惹きつけて離しませんでした。

何でも、明治30年代以降の日本の陶磁器の礎を作ったともいわれる、作品の一部も紹介され、その活動期間が短期間で、作品数が少なかったため、"幻の京焼"とも呼ばれているとのこと。

とうじつは、平日の午後のせいもあり館内は空いていましたので、一個一個、じっくり鑑賞しました。気品ある作品が、いかに高度な技術でなし得たかを物語っていて、自宅にも一つ置いてみたいなぁ、という感じでした。

名残りは惜しかったのですが、夕食の準備もあるので、東京メトロとJRを乗り継いで1時間ほどして自宅に帰宅しました。このところ、絵画展を観る機会が多かったせいで、陶器展が、かえって新鮮に思えました。また、いろいろなジャンルの作品を鑑賞できるように、好奇心の持続と、健康には注意しようーと。 では、次回に。

 

ハトちゃんは、毎日、1時間は必ず近くの体育館で、体力の維持と健康増進のため、筋トレとウォーキングしていますが、結構、汗をかくので、髪の毛も濡れてしまいます。そうはいっても、若い頃から額の前のほうはだいぶ禿げてきて、今では頭皮の地が完全に透けて見えています。

退職して、現在、失業中で仕事をしていないこともあり、とくに人前に出て意識しなくても良くなりました。

先週、思い切って髪を、スーパー銭湯にある「カット(1,000円のお店)」で"丸坊主"にしました。

実は、30数年前の中学生時代は、剣道部でキャプテンをやっていたこともあり、3年間、坊主でした。その頃は、髪が今よりはたくさんあったので、運動部所属と、剣道の面の道具をかぶるせいで、坊主姿は抵抗がまったく無かったのです。

今回は、家族にも「お父さんは薄いので、一緒に歩くのが恥ずかしくなる」と、ずう~と反対されていたので躊躇しましたが、自分の気分一新と"くせっ毛"で伸びてくるのが煩わしいのとで、家族に"坊主宣言"をして髪を切りました。幸い、バリカンで刈ってくれた店員さんが、年配の気さくな方で、雑談に花を咲かせていたうちに終わってしまい、鏡を見たときは"上々の仕上がり"で、私もまんざらでもなかったのです。

家に帰ってくると、子どもたちも妻も「もっと、頭が光って、笑える」と思っていたそうですが、意外と好評で

「似合っているわ。この方が、年のわりに可愛くなったよ」と言われて、頭を触って来る始末。「これが触られる方も結構気持ちいいんですね。こんなことなら早く実行しておけば?と...。

トレーニング後に、シャワーを浴びて、そのままでも、ちゃリンコに乗って2、3分もすれば、すっかり乾いて爽快感でいっぱいになります。心持ち、毛が抜けなくなって、今まで以上に人前に立つのも、そんなに気にならなくなりました。かえって、頭がすっきりして、青春時代にプレイバックしたみたいす。

いよいよ冬将軍到来なので、頭がスースーしますが、風邪をひかないように頑張ります!

 

12月8日(火)の夜、大学生の息子が、ちゃりんこに乗って息を切らせて家に帰って来るなり、携帯電話の故障で、閉店時間間近のドコモショップに行くということになり、ちょうど帰って来ていた妻の運転で娘と本人と3人で大急ぎで、幕張本郷駅前のショップに向かいました。

息子は、今年、6月28日の事故に遭って以来、車の怖さを知ったのか、それ以後、乗っていません(参考:http://uboatdata.sakura.ne.jp/hatochan/2009/07/post-8.html)。

したがって、妻の運転で行ったのです。

店員さんに、一緒についていった娘が携帯電話の暗証番号を変えるための説明をしていました。携帯の登録がファミリー割引で妻が登録者になっているため、駐車違反にならないように、外で妻は車に乗って待っていたのですが、身分証明書の確認が必要といわれ、店内に入り、一緒に手続きをしていました。その間、約5分ぐらいでしたか、手続きが終わり、車に戻ろうとした瞬間、突然、車の目の前に、「駐車禁止を取り締まる監視員の姿」が見えました。

娘と妻は、「キャー、何しているんですか」と大声をあげ、脱兎のごとく駆け寄り、娘は監視員に向かって「キップを切ったんですか?」と哀願に近い叫びをあげ、妻は「今、身分証明書の確認で、ちょっと車を離れただけなんです」と。あと、必死に言い訳けのため、言葉も曖昧になって、ただただ切らないでと...。「たった5分空けただけなのに」という気持ちでいっぱいでした。

相手も、その迫力に押されたせいでもないでしょうが、「まだ、切っていません」と。

何とか弁解が功を奏し「すべりこみ、セーフ」となり、「この次からは、停めないように」と注意されて、事なきを得たそうです。

本当に「間一髪、セーフ」と相成りました。

自宅に、3人が戻ってくるなり、留守番していたハトちゃんは、夕食中、その話題を何度も聞かされる羽目になってしまいました。若い頃の妻のあだ名は「ピーカー」と言われていて、これは「声が大きくて、スピーカーのようだ」ということから付けられたそうですが、今回は「大変役に立って」良かったです。もし、違反の切符が切られていたら何のために行ったのか、年末の大出費で落ち込んでしまうところでした。「ラッキーな晩」になりました。

それにしても、今は、うっかり車から離れてしまうと、とんでもないことになりますよね。

皆さんも十分に気をつけましょう!

その夜は、昔、子どもが小さかった頃の、いくつかの駐車違反で反則金を払った話題までとび出し、大盛り上がりでした。

今回は"ツイテイマシタ"ので、浮いたお金で、年末のジャンボ宝くじでも、買ってみましょうか!

日本人は、昔から温泉が大好きで、日本各地に有名な温泉があり、また旅行が大好きです。温泉が湧き出る火山帯にある島国のため、日本の観光地には、温泉がつきものでした。

最近の日本人の海外旅行ブーム到来の前には、旅行先で、必ずといっていいほど国内の観光スポットに温泉があると、観光地の人気ベスト10に入りました。

そういう私も、20歳ごろから、旅行と温泉が大好きで、有名どころの温泉地を訪れるのが趣味でした。近頃は、自宅の近隣の温泉およびスーパー銭湯(全国各地で、安価で利用できる天然温泉)が大好きで、毎月、入浴券を購入し、3回は隣の市にある、八千代市の「やまとの湯」に行くのを、楽しみにしています。

毎月、26日は(フロの日)になっていて、入浴券の割引等があり、1時間半ほど、温泉に浸かり、リラックス気分を満喫します。とくに、スポーツ後の入浴は、さっぱりして、疲れもとれて爽快です。

ジェット噴流のバスも3種類あり、腰、背中等が気持ち良くなり、リラックスできます。

そこの露天風呂は、エスプレッソコーヒーのような褐色の温泉で、肌がつるつるになり、保湿効果も抜群で妻にも好評です。心臓の手術をしたため、サウナは遠慮しますが、10種類ほどの日替わりの湯(薬草をはじめ、レモンやコーヒーやワインなどもあり)は、とても入浴が楽しみになり、すでに全部の種類の入浴をしたので、新しいお湯に入ってみたい気分になっていました。

 

そんな折、11月14日(土)から、オープンした、「みどりの湯」(船橋市田喜野井)に割引キャンペーン中の最終日、20日(金)に、入湯料ワンコインの500円で行って来ました。チャリンコで20分ほどのところにオープンして、その日は何でも地元の人に無料招待券を配ったためと、私みたいに「初物」に興味をそそられる人が多いのか、受付は会員登録で大賑わい。館外にも、無料の「足湯」ができるところがあり、たくさんの人でごった返しでした。

館内はオープン間もないため、きれいでしたが、ちょっと狭いのが難点。露天風呂は、「つぼ湯」といわれる、一人で浸かれる、贅沢なお風呂もあり充実。

私が一番気に入ったのが、「炭酸風呂」で湯の温度が少し低音で、入ってしばらくすると、全身に気泡の泡がついて、独特な体感ができるもので、私も初めての体験でした。日本では、炭酸泉は非常に少なくて、本当に来て良かったなぁと実感しました。

家から、チャリンコで5分の地元、習志野市にも「仙人の湯」があり、近隣にスーパー銭湯がいくつもあって、温泉好きの私は、恵まれていて「温泉三昧」です。

退職後、時間もあるので、これからもどんどん"温泉"に行って、効能を楽しんでリラックス気分を味わって行きたいなぁー、と思った次第です。

娘が、高校で「漢字検定(通称、漢検)」準2級を合格し、退職後、漢字の勉強をして、「漢検」に合格することを目標に5月中に勉強をして張り切っていたのですが、腰痛や6月の試験日が、習志野市市民スポーツ指導員の講習日と重なり、長らくお休みしてしまいました。
 
当たり前ですが、年とともに、記憶力は落ちて、11月の試験前の1か月前には、殆ど忘れてしまい、我ながら「情けない限り」。もう一度、ねじを巻きなおして、復習に復習を重ね、本はサインペンのカラフルと、鉛筆で真っ黒。最終2週間前には、受験勉強並みに一日6時間の特訓を。30数年ぶりに図書館にも通い、勉強しました。
 
試験日は、11月8日(日)。船橋の会場に、早目に着きました。試験を待つ受験者の中には小学生もいました。大半は、高校・大学生が多く、就職の有利な条件をめざして来ているものと思われました。

私より高齢者は殆どいませんでしたので、ちょっと恥ずかしい感じはありましたが、そんなことは言っていられません。
試験が開始になると、真剣勝負です。勉強の成果があって、やった問題が結構あり、ニンマリ。
この時点で合格を確信しました。合格は70%以上です。
時間は、目いっぱい、使い切りました。
 
私は、書店での受験締切日を過ぎて、直接、協会に申し込んだため、教室の一番最終受験番号でした。受験できなかったら、「漢検」を受けなくなっていたかと思うと、とりあえず、良かったです。
 
合否の判定は、正式には30日からですが、送って来た「模範解答」で自己採点をした結果、200点満点中190点は取れたので、「準2級」は合格したものと思われます。
しかし、単純なケアレスミスもあり、若干、不満の残るところです。
 
これで現在、娘と同級になり、とりあえず、親としてほっとしているところです。
 
毎週月曜夜のテレビ朝日「Qさま」を家族全員で見て、芸能人の博識には感嘆させられますが、我が家でも各人で競い合って楽しんでいます。
 

まず、次の2級を目指して、連休明けの11月24日から勉強をスタートしました。

11月22日(日)、肌寒い一日でしたが、習志野市文化ホールで、妻と一緒に「現代バレエ
合同公演」を鑑賞しました。
 
実は、娘が現在、高校3年生ですが、今より随分可愛かった頃(小学4年生~中学1年生)
にモダンバレエを近くのダンススクールで習い、毎年、発表の場として、踊りを観に行った
ものでした。残念ながら、そこで止めてしまって、以後は私たち夫婦も、観る機会を失いま
した。
 
ところが、3年前、毎週木曜日に無料で宅配される「地域新聞」という、地元の情報を知ら
せるミニコミ新聞に、イベントの招待券が掲載されているのを見つけ、何気なく応募しまし
た。
 
すると、偶然にも当選をして無料の招待券を2枚贈って頂き、久しぶりに「現代バレエ」の
華麗な舞を観ることができました。娘が出演していなくても充分堪能して、また、できれば
行きたいと思っていました。
 
昨年も応募して当選し、今年は無いと思っていましたが、またまた当選して、本当に
「二度あることは三度ある」を実感しました。一昨年は「モダン」、昨年は「クラシック」、
そして、今年は「モダン」の日にぶつかり、それぞれ楽しめました。
 
今年の会場は、新型インフルエンザの影響で、マスク姿が目立ち、観客数もだいぶ減り
ましたが、バレエ好きの子供や、父母の方が熱心に来ていて、5~8年前に娘の出演で
ステージ衣装やM出演者に寄贈する花を買って、夢中になった「親バカぶり」が思い出され
往時の自分たちを見ているようで、どの親も同じ気持ちなんだなぁと、妻に囁きました。
 
公演の前に、優秀者に賞状が授与され、その踊りが披露され、そのすばらしさと将来性に
期待を持ちました。ぜひ、長く続けてほしいものです。
 
その後、いろいろなダンススクールの演技に入り、いろいろな年代の踊りが次々と演舞され、
なかには短い経験でちょっと揃っていなくても、可愛くて思わず見惚れてしまう演技や、
熟練されて、見事に音楽と舞踊者の調和の取れた、すばらしい演技などが続き、あっという
間の2時間半でした。
 
みんなの一生懸命さが伝わって来て、私たち夫婦にとっての"1年に1回の清涼剤"になって
帰路に着きました。

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