駅ハイ期間設定「代々木・新宿の公園散策路と名所をめぐるコース10km」へ、2月3日(火)に出かけました。
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〔コース〕
スタート 代々木の専門学校 東京スクール・オブ・ビジネス→伝 沖田総司逝去の地→多武峯内藤神社→新宿御苑→雷電稲荷神社→東京都庁第一本庁舎→新宿中央公園→エコギャラリー新宿→新宿十二社熊野神社→刀剣博物館→代々木ポニー公園→明治神宮→専門学校 東京スクール・オブ・ビジネス
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今回は、専門学校 東京スクール・オブ・ビジネスの学生さんが考えたコース。ポイントも2倍なので、何が何でも参加。例年、秋に開催されますが、昨年デング熱の影響で、代々木公園や新宿御苑が一時閉鎖になったため、年明けに変更。学生さんが受付をしてくれてスタート(10:00)。
まず代々木駅前(明治神宮北参道口の石碑あり)を横切って、JR線の高架下をくぐって、北参道交差点を直進。
細い道を進むと正面に鳩森八幡神社(千駄ヶ谷の富士塚)〔860(貞観2)年、慈覚大師が八幡神社
として創建。舞い降りた白雲を村人が追いかけて行くと、白鳩がたくさん飛び去って行
き、小さな祠を「鳩森」と名づけたのが神社の名前の由来。境内に富士信仰に基づき、自然岩の登山
道や奥宮があって、富士山を再現した塚があり、パワースポットになっている〕 。裏参道から境内へ。境内には、本殿、能舞台の他、浅間神社(富士塚の里宮)、神明社、甲賀稲荷社、将棋
堂(近隣の日本将棋連盟から奉納された大駒を納めた六角堂)などがあります。
参拝後、「千駄ヶ谷」駅方面に進みます。駅前に出る所に、公衆トイレがあり、トイレ休憩。
体育館を過ぎて、総武・中央線のガード下をくぐり、続いて首都高速道路をくぐります。外苑西通りを左折してその後、通りを直進。
左手に大きな森が見えて来ます。
大京町交番前の横断歩道左手の一角に、川の跡があり、新撰組の沖田総司が療養後、逝去した屋敷があった案内板がありました。
次の大京町北の横断歩道前の狭い道を左側に入ると、正面に多武峯(とおのみね)内藤神社〔江戸時代、内藤清成が家祖 藤 原鎌足を祀り創建。駿馬塚の碑が建立されている〕。
参拝後は、外苑西通りの一本手前の閑静な道を直進。四谷4丁目交差点を左折して、いったん新宿通りから国道20号線甲州街道へ。
間もなく、左手に新宿御苑〔江戸時代に信州高遠藩主内藤家の屋敷があった 土地の一部が、明治に入り農事試験場を経て皇室の御料地となり、1906(明治39)年に完成した皇室庭園で、戦後一般に開放。広さ58万3千㎡の敷地内には、日本庭園、フランス式整形庭園、イギリス風景式庭園が巧みにデザインされており、四季折々、楽しめる。春の桜や秋の紅葉も有名で都心のオアシスとして人々の憩いの場になっている〕の大木戸門前へ。小生は園内を何十回も入園していて、今回はパス。
御苑の外壁に沿って約600mほど、玉川上水・内藤新宿分水散歩道が 開放されていて、ペットを連れていたり、のんびりと歩いている人が行き交います。
新宿高校を過ぎて左手に、赤い幟と鳥居が見えます。雷電稲荷神社〔ビル群に囲まれた小さな神社で、神社の創建は不詳。1928(昭和3)、花園神社に合祀されたが、雷電稲荷神社の跡地に、その後、鳥居と祠が再建・維持され、存続している〕へ。
甲州街道からの建物の景色は、青空に映えてよく観えます。人 通りが一気に増える新宿ルミネ、新宿駅南口前は、何となく雑踏がうるさくて落ち着きません。
西新宿2丁目を右折すると、西新宿の高層ビル群が...。新宿センタービル(223m)、新宿三井ビル(225m)、新宿住友ビル(210m)...など。都庁の第一庁 舎と第二庁舎の間の道を進みます。 新宿中央公園西から副都心2号線に入ると、どんどん都庁の建物が見上げるほどになって来ます。絶景ポイント、都庁第一本庁舎の南展望室へ。エレベーターで高層45階、高さ202mの展望台まで所要時間55秒。本日は、快晴で遠方までのすばらしい眺望ができました。
その後、新宿中央公園へと。高層ビル群の中で、異彩を放っているのが、東京モード学園コクーンタワーの白い網目のデザインが、低いながらも目立ちます。
公園内の散策(新宿白糸の滝、エコギャラリー新宿、新宿十二社熊野神社〔中野長者と呼ばれ室町時代の商人・鈴木九郎によって応永年間(1394~1 428年)に創建されたと伝えられている。鈴木 九郎は当初、自身のふるさとである熊野三山の若一王子を祀ったところ、商売が成功し家運が上昇したので後に熊野三山から十二所権現をすべて祀るようになったのが始まりとされている〕を終えて、
首都高速道路高架下をくぐり、大通りを渡ってから、住宅街を少し歩いた先に、次のポイント、刀剣博物館〔国宝や重要文化財の太刀の名作、眼を瞠るほどの刀剣類、刀装具、甲冑、金 工資料など、伝統的な技術を伝えています〕。今回は外観のみ。
首都高速4号線の下の道路を小田急参宮橋駅方面に向かいます。
参宮橋駅を越えて突き当たりに、1921(大正10)年に 設立された東京 乗馬倶楽部。ここも外観を覗くだけ。隣りにある、渋谷区立代々木ポニー公園(無料)に寄ると、かわいいポニーが5、6頭柵内にいて、エサを食べていて、人に慣れていておとなしい。
なお、引き馬乗馬(1、2月はお休み)や、ブラッシング、ニンジンのえさやりなど、ポニーとのふれあいが体験できます。
最後のポイント、西参道入口から 明治神宮〔1920(大正9)年に創 建。明治天皇と昭憲皇太后が ご祭神。ヒノキ造りの日本一の大鳥居があり、国民的人気があって参拝者が後をたたない鎮守の森〕へ。
境内・参道は広くて、砂利道が長く続きます。大きな樹木に囲まれていて、キジバトの姿を見かけます。広々とした境内の参道を歩いて行くと、客殿横の鳥居を くぐって、御社殿へ。広く囲われた一角には、神楽殿、御社殿(本殿)、長殿、客殿があり、社務所、車祓舎もあり、ツア ーの観光客や参拝客も多く、言葉から東南アジア系外人が目立ちます。神宮内には、御苑〔広さ83千㎡あり。江戸初期以来、加藤家、井伊家の下屋敷で、明治期に天皇縁の名苑〕もあり、四季折々の花木があり、目を楽しませてくれます。
御社殿を厳かに参拝した後、案内板のところを左折。いったんは代々木駅へと向かいましたが、今年からゴールがないことを思い出し、運賃を安く浮かせるため、途中から引き返して南参道(原宿駅方面)へ進みます。
神宮に奉献された日本酒や洋酒の酒樽が並んでいる前では、 写真を撮るカップルが...。長い砂利道は歩きにくく、ハトちゃんは、細いコンクリートの側溝上も歩きます。長い竹ぼうきで落葉を集めている係員を横目に、高い木で緑に覆われている参道の出入口に向かいます。 南参道を抜けると、JR「原宿」駅前の神宮橋へ。
出入口から原宿駅手前のエレベーターで、東京メトロ千代田線「明治神宮前」駅へ。帰りは、大手町で東京メトロ東西線に乗り換えて、西船橋経由で幕張本郷駅まで。
代々木界隈の自然と歴史・文化や東京都庁などの高層ビル群、新宿御苑、そして最後に鎮守の森 明治神宮と、バラエティーに富んだ10キロでした。
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