本日は午後から雨の予報。
今年の駅ハイも残りわずか。12月20日(土)は、冷え込みは少し緩みましたが、朝方はまだ曇り空で意を決して家を出ました。年末恒例の 「東村山街めぐりと武蔵野緑地(7km)」を歩いて来ました。
行きは、西船橋から乗換回数が1回のJR武蔵野線を利用。
〔コース〕
スタート 秋津神社→豊島屋酒造→徳蔵寺→久米川古戦場跡→八国山緑地→西武園線 西武園駅→ゴール 西武園ゆうえんち→西武多摩湖線 西武遊園地駅
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「新秋津」 駅に降りて、スタート地点の秋津神社(徒歩約2分) へと向かいます。本殿横の境内には、すでにウォーカーの長蛇の列。また、横では高齢者が朝の意体操をやっていました。都内のウォークは参加者が多くて込んでいます。開催者が、9時半のスタートよりも17分ほど繰り上げてくれました。ハトちゃんは9時20分にスタート。コースマップを見ないでも大丈夫なほどの大人数。
まず、多くのウォーカーの後に続いて、武蔵野線線路を左眼下に見ながら歩道を連な って歩いて行 きます。歩道と車道は分かれていますが、車道は車が多くて、バスも通っています。数人のグループが横に並んで話をしながら歩くと、抜くのも一苦労。
途中、15分ほど歩くと、2年前のスタート地点だったJR東日本八王子支社総合訓練センターが見えました(9:34)。
志木街道は車の往来が結構多い。志木街道の左側歩道を直進。
前に、秋津町3丁目の歩道橋が見えて来て、ほとんどのウォーカーは歩道橋を上りましたが、小生は昨年も歩いて知っていたので、歩道橋下の信号がちょうど青になり、そのまま横断。
しばらくして、「世界のヤマザキパン」の大きな看板のヤ マザキパン東村山工場があります(9:42)。
工場にさしかかった頃、ポツポツと雨が落ちて来て、小生は運搬車が停まっていた駐車場で、リュックカバーと傘を出してさすことに...。
信号を二つほど越してから、右側の道に入り、東村山第二中の校舎が。
このあたり久米川町の道は道が狭い上、車の往来が多くて、車を避けて立ち止まる場面もありました。無理をせずに、前後左右を確認しながらのウォーク。
突き当りのT字路を右折し、信号を渡ります。
前方左手に、白壁の蔵と高い煙突が見えて来て、最初のポイント豊島屋酒造〔酒造りで東京 の酒 「金婚」で有名〕へ。敷地内に入ると、昨年までは甘酒の無料サービスが100円の有料に。清酒の試飲や、酒粕を買う列ができていました(9:55)。
ハトちゃんは、酒造の雰囲気と外観を観るだけで先を急ぎました。
その後、久米川辻で係員が立っていて、「国宝正福寺地蔵堂への見学コース(約50分遠回り)」と「徳蔵寺へのコース」(コースマップどおり)を案内していました。雨が降っていたのと、ほとんどのウォーカーが後者を選択したので、小生も付いて行きました。
昨年と同様に久米川辻を直進すると、西武新宿線の踏切でちょうど上下線 の通過。他のウォーカーと電車が通過するのを待ちました。
遮断機が上がって、前方の次のポイント徳蔵寺〔臨済宗大徳寺派の寺で1616年に 壁英禅師が創建。多数の板碑や考古・民俗資料を収集していたことから 「ちらかし寺」と呼ばれる〕へ(10:03)。門前で、「たいけんの里案内、下宅部遺跡の出土品」ポストカードなどをいただきました。
右手横に、近代的な建物が見えるのは「板碑保存館(国の重要文化財も所蔵)」で本日は無料の案内をしていましたが、寄らずに、境内を進んで本堂を参拝。他にも多宝塔が建っています。
コースは寺の裏手を通って、八国山方面へ。寺の周囲には、小さな堀がめぐらされています。
寺を半周して、諏訪町で前川、北川を渡り、前方に小高い丘が観えて来ます。 紅葉がまだほんの少し残っていて、山肌は赤く、晩秋から初冬という感じ。
八国山のふもと右手住宅地前に、久米川古戦場碑〔新田 義貞が鎌倉攻 めの際に、小手指原に続いてここ久米川で戦ったという古戦場跡〕の石碑と案内板がありました(10:05)。
落葉が道路端にかなり積もっていました。
東京・東村山市と埼玉・所沢市をまたぐ狭山丘陵の東端にある八国山緑地〔標高は わずか89.4m。頂きから八国が見渡せ ることから名が付いたといわれる〕の山道に入ります(10:07)。
最初、階段に落葉がいっぱいの道を上って行きます。
落葉の絨毯を踏みしめて歩いて行くので、足元はやわらかく足への負担が少ないのは良いのですが、小雨が落ちて来たりで、傘を差しながらの歩行。
雨で落葉が湿っていて地面が濡れて、ところどころ滑りやすい山道も...。
5分ほどの上りで、すぐ平らになり、そのままずーと武蔵野台地の雑木林の中を進みます。傾斜もなだらかで歩きやすい道なので、ピッチを上げて、だいぶ前のウォーカーを抜きました。
頂上には、こんもりした新田義貞の将軍塚や碑が残されています(10:10)。 しばし、鎌倉時代に戦場になっ た場所に思いを馳せながら、今度はゆるやかな下りを進みます。
途中、おおぞら広場、ほっこり広場などの案内板がありましたが、横目でチラッと見るのみ。ほとんど林の中は同じような風景。ときどき、残った紅葉を観ることができましたが、気温が低く寒い中、小雨の森林浴を楽しみました。
「西武園」駅方面の案内板があり、人家や車の音が聞こえて来て、最後は林から開けた場所に出ます。芝生広場を下ると、八国山の出入口 に(10:32)。
そこから、舗装道路へと。横断して道の左側を進んで、「西武園」駅のコーンコース横を通り、道路をくぐって、なだらかな坂を上って行くと、右手の大駐車場前方に、西武遊園地の大観覧車が観える地点へ。雨も上がって晴れ間が見えます。
大観覧車をときおり観ながら約20分ほどで西武遊園地前の階段を下るとゴール(10:45)。JR駅ハイの缶バッチをもらい、共催の多摩モノレールの押印と西武鉄道のウォークポイント加算をしてもらいました。
本日のみ、駅ハイ参加者の特典で、遊園地の入場が無料だったので、入園。
土曜日というのに、悪天候を考慮したのを差し引いても、遊園地 内の入園者は極端に少なく閑古鳥。ジャイロタワーや観覧車などの一部が稼動しているだけで、ほとんどのアトラクションは休止状態。
トイレで汗をかいた下着を着替え、園内をざっと12分ほど散策。
園内を観てから、出口を直進。長い階段を下りると「西武遊園 地」駅(11:05発;偶然にも昨年と同じ時刻)から西武多摩湖線・新宿線、東京メトロ東西線経由、中央・総武線、京成線で自宅まで約2時間。
何とか本降りの雨にはならずに、今年も東村山街めぐりと武蔵野緑地を歩いて、WEBの4ポイントを稼げたのは、遠出をした甲斐があったというもの。
駅ハイは、明日か明後日のどちらか天候の良い日に、小田原で今年の締めくくりになります。12月まで(4月~)、結局、152ポイント(昨年比126)で終了。『オジン隊の毎月駅ハイを含め、まずまず、健康で歩けたなぁー』と、ひとり納得しています。
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