4月23日(水)は、「都心で感じる今昔物語」ということで、駅ハイの端末受付コースで、三田・芝浦エリアを、快晴の下、約7.9km歩きました。
今月は、東京ばかりで3回目となる駅ハイ。自宅外装工事の合間を縫ってなので、なかなか遠出ができません。
JR田町駅西口をスタート(10:28)。第一京浜を左折し、札の辻 交差点 を右折。
まず、三田3丁目前の通りからは、東京タワーが正面に見えます。
コースマップどおりに、慶應義塾大学東門から学生たちと一緒に、三田キャンパスへ (10:34)。三田演説館(国の重要文化財)や赤レンガの図書館旧館があり、その前にある創立者の福澤諭吉銅像前でチアリーダーが記念写真。
4月ということもあり、キャンパス内は華やいだ雰囲気で、新入生歓迎の立て看板も見られ、学生たちの行き来やベンチで語らう光景も...。
正門前から横断して、坂の町らしく、次々と坂を上ったり下ったり。
まず、聖坂へ。右折すると潮見坂。同名の坂は、大田区や品川区にもあり、海辺を眺め て潮の干満を確認できたことから付いています。
上って行くと、道の両側に「普連土学園中・高校」が(10:44)。名前がフレンド(カタカナ)でわかりやすいのに、漢字だと違うイメージになりますネ。
続いて、蛇坂〔かつて、付近から蛇が出ることがあったことから。また、道が細くて狭いこともある〕を 下って行くと、角に慈眼禅寺があり、寺の塀越しに、大きくない五重塔が観えます。
道に出て、コースの左折する細い道はわかりづらい。明福寺前を通って、正面に玉鳳寺(10:51)。
この辺は、寺社が多い。
幽霊坂〔寺院が並んで建っていて、物寂しい雰囲気であったため〕の急勾配の 坂を上って、突き当りを右折すると、亀塚公園〔亀塚の由来どおり、小高い亀塚がある〕内を通ります。タンポ ポが多く咲いています。
その先をまわるように階段を下ると、社殿と赤い鳥居、その先にあるのが御田八幡神社〔709(和銅2)年創建といわれる古刹〕。
鳥居をくぐって第一京浜を左折。人通りが多くなります。少し歩 くと、左手に芝ざくらが出現します(11:02)。住友不動産三田ツインビル西館の周囲にこんなに数種類のピンクの芝ざくらが、都会のビル群の間に一面に観られるのは珍しく、気分が癒やされます。
札の辻まで戻って、歩道橋を渡って、道なりに進むと、陸橋から眼下にJRの 電車や田町駅が望めます。三田警察署前のPeacock 前を左折して直進すると、田町駅東口前へ。「東京高等工藝学校発祥の地」碑がありました。
途中、ビルの工事箇所が多く見られます。さらに、まっすぐ進むと、右手に新芝運河が続きます。運河に沿って、遊歩道が造られ ていて、花壇もあり、鮮やかな色のツツジが満開(11:22)。音楽隊の銅像もあり、ユニーク。鹿島橋前でも建設工事中で交通整理。香取橋まで歩いて、迷子に。新日の出橋方面へ抜けるところを道を間違えて、近道になり、直に浦島橋へ(11:31)。
浦島橋から工事中のマンション群を運河越しに眺めます。このあたりの 芝浦運河は、東京湾埋立て事業で、水運利用として残されたもので、水鳥も観られました。
コンビニ「ローソン」脇でコースに合流します。
その後、コースどおりに進むと、埠頭公園へ(11:41)。少年野球場をまわるように園内に入ると、木 造船の形をした遊具、ペンギン像のある記念碑、そして初の南極探検を記念したスクリューのレリーフがありました。
首都高速高架をくぐって海岸通りを進んで行くと、駐車場の先にレインボーブリッジ〔芝浦とお台場を結ぶつり橋で1993(平成5)年完成。長さは798m、高さは海面か ら橋桁まで52m。遊歩道は1.7km歩いて渡れる〕が観えて来ます。
芝浦公園ふ頭公園運動広場(かいがんぱーく)は、上から眺めて先を急ぎます(11:56)。高速道路が円形にまわっている東京湾の景色を眺望。
コースは、田町駅方面へ直進。途中、運河の景色や趣きの違う橋(汐彩橋、渚橋、新芝橋〕を次々と渡ります。
渚橋では、上空に東京モノレールがちょうど真上を通過(12:11)。初めて、下から車両を眺めました。
また、新芝橋手前を左折して、当日の特典 芝浦商店街の100円ショップで200円割引券を利用。
ちょうど昼時で賑わう、商店街を見ながら、田町駅東口でゴール(12:20)。
都会にあって、多くの坂と芝ざくらを観ながら、芝浦運河とレインボーブリッジと、だいぶ欲張りなコースでしたが、かなり気分転換になりました。
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