新年最初は、1月6日(月)快晴の下、「高崎の観音山・白衣大観音と少林山達磨寺をめぐる開運ウォーク(約14.4km)」へと...。
幕張本郷から、群馬の高崎まで、普通列車で2時間40分ほど。
受付は、駅西口へ。係員に新年の挨拶をして、マップと缶バッチを受け取りスタート。
高崎は、よく歩いているので、市役所方面へはスイスイと。ベストリアンデッキを下りて、広い通りへ。ハープの形をした泉の横を通ると、前には21階に展望ロビー がある高崎市役所が目の前にドーンと。信号を渡ると高崎城址の外堀が左手に。
その先に、独特な外観で目立つ群馬音楽セ ンター〔1961(昭和36)年、巨匠アントニー・レーモンド氏の設計で折板コンクリートでできている〕。また、左手には高崎シティーギャラリーもあります。さらに直進する と、広い国道17号線に出ます。和田橋から、右手に 群馬の山々が一望でき、烏川河川敷には自動車教習所や緑地公園なども。眺望が 開けて一気に気持ちが大らかになります。
橋を渡ると、観音山公園コース と、歩道に距離の書かれた表示が...。遠くに最初の目 標である白衣大観音がすくっと建っています。ずーっと直進し、ゆるい上り。左に入ってすぐの場所に、高校生で亡くなった山田かまちの水彩デッサン美術館がありましたが、今回 は寄らず。
コースどおりに、ゆるくて長い坂道を上り 白衣大観音へ。
いよいよ観音山丘陵の頂上へ。 赤い橋を 上がると、慈眼院千体観音堂があり、見上げるように高崎市のシンボル「白衣大観音」〔1936(昭和11)年に実業家 井上保 三郎によって建立。高さ41.8m、重さ 6000トンの鉄筋コンクリート製〕が聳え立っていて手に巻物を握っています。
その後、もと来た道を下って、消防署南の交差点まで戻ります。左折して、少林山達磨寺をめざします。
県道49号線(場所によって、最初は八千代大通り、先は少林山通り)を3.6kmを道なりに 進みます。すぐ右手に中央消防署の建物。その後、左手は観音山丘陵の雑木林、右手は碓氷 川の河川 敷が見えたり、途中に乗附緑地が寺との中間ぐらいにあり、公園になっていて、池やベンチで休んでいる人たちの姿も...。
あと1kmぐらいの駐車場から歩いて向かう、だるまを抱えた家族連れ2グループに出会い、抜いて行 きました。冷たい風が吹いていたので、ぐんぐんペースを上げて寺をめざして...。
手前に、毛髪供養碑があったので、髪が薄いハトちゃん は、通り過ぎてから戻って、一応手を合わすことに。
間もなく、左手に大きなだるまの看板がある達磨納め所があり、左折すると黄檗宗少林山達磨寺〔昔、碓氷川のほとりに観音様を祀るお堂があり、大洪水のあと、村人たちが川の中から香気ある古木を引き上げて霊木として観音堂に納めていると、1680(延宝8)年、一了行者が達磨大師の座像を彫り上げ観音堂に安置したのが起こり。その後、前橋城主酒井公が厩橋城(前橋城)の裏鬼門を護る寺として、水戸光圀公から請じて、1697(元禄11)年、少林山達磨寺(曹洞宗寿昌派)を開創。高崎だるま発祥の寺〕へ。
山門、そして勾配が急な階段が見えました。
警備員に聞くと、階段の上に、本堂があると聞き、続いて上ることに。いったん、寺務所、講堂がある平らな場所へと。池の周りに出店が出ています。
さらに階段を上って、本堂に参拝。手前でマイク放送が流れ、 境内の前には、だるま市が開かれていて、約20店舗の大小赤いだるまを、掛け声大きく、販売していました。
参拝客が多数で、市の様子は、日本最大といわれるように活気に満ちていました。
帰りは、観音堂の裏手の道を帰らずに、階段を下りて近道。
ここまでの歩行距離が約10km。 県道に出ると、寺の周囲は交通規制が行われていて、参拝客の車で駐車場はいっぱい。その横を通って、鼻高橋の先に歩行者専用道路があり、橋を横断。寺へ向かう人たちの中に、供養する大きなだるまを持参して来る姿が目立ちます。
橋を渡って、時計を見ると、11時10分。左折して八幡大門通りを進み、八幡宮の赤い鳥居をくぐる と、八幡小学校前で交通案内の方が立っていました。小学校校庭が、6日の臨時駐車場になっていました。
信越本線の踏切を渡ると、マップでは最後のポイント「観音塚考古資料館」となっていましたが、1時間に1本の電車間隔と今回のメインである、白衣大観音と達磨寺(だるま市)を観れたので、ショートカットして右折。直接、「群馬八幡」駅へと向かいました。細い舗装道の横には、用水が流れていて、付近の農家では、大根を洗っていました。
マップの提出で、「高崎うどん1束」のプレゼントがJAの販売店でもらえると書いてあったので、場所を駅ハイのウォーカーに聞いてやっと場所が見つかりゲット。良いお土産ができました。
ゴールの「群馬八幡」駅に到着して、10分ほどで2両編成の電車に乗車(11:32発)。2駅で高崎駅へ。
高崎線との接続も隣りホームで始発にゆっくり間に合い、水と軽食をつまみながら、帰途に着きました。小生は行きと同様、のんびりと約3時間の長丁場で、最寄りの幕張本郷駅へ...。
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【高崎は城下町で、いつ行っても四季折々風情があって、ハトちゃんは大好きです。今回は、達磨寺で三大だるま市を体験できて、縁起の良いハイキングコースでした】
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