5月10日(金)、JR駅ハイ期間設定コース(~6月30日)(in 高崎)の観音山ハイキングコース12kmに、恒例のオジン隊3人で行って来ました。
大学の先輩たちはリッチな新幹線利用。10時に駅改札口で会いました。この間、我孫子の遠藤アニイは、手賀沼コース20kmと一人で沼一周(約15km)したそうで、意気込み十分。そういえば、最初に奥多摩駅ハイのときに比べ、顔がシャープに。
品川の@風来坊こと兼子隊長とともに駅前のビジターセンター(観光案内所)へ寄ってスタート(10:06)。高崎名物の赤いダルマをいただき、良いお土産ができました。当日の名簿で、2人目の参加者。駅前の高島屋前を左折して、直進。信号が変わるのがちと遅い。
右手に、NTTの電信塔ともてなし広場(なぜ広場が「もてなし」なのか隊長から質問。わかりませ ん)を見ながら、信号を渡ると高崎城址の石垣が左手に(10:20)。高崎城址の案内文を3人で読みます。
その先に、群馬音楽センター〔1961(昭和36)年、巨匠アントニー・レーモンド氏の設計で折板コンクリートでできている〕の独特な外観が(10:23)。また、すぐ先には高崎シティーギャラリーもあります。さらに直進すると、広い国道17号線に出ます。和田橋から、右手に 群馬の山々が一望でき、烏川河川敷には自動車教習所や緑地なども。眺望が 開けて一気に気持ちが大らかになります。
橋を渡ると、観音山公園コースと歩道に距離の書かれた表示が...。遠くに本日の目標である観音様が小さく見えます。ずーっと直進し、ゆるい上りで長く感じ ます。右手に、この3月に解散した学校法人堀越学園が運営する創造学園大学の建物が見えて3人の話題に。左に入ってすぐの場所に、高校生で亡くなった山田かまちの水彩デッサン美術館がありましたが、今回 は寄らず。
まもなく、護国神社の大きい石鳥居が見えて来ます(10:48)。
外観を眺めるだけで通過。昨秋、ハトちゃん一人で歩いたときは、神社すぐ左の急坂を登って、大変 疲れたのを思い出し、今回は、 隊長の案内でコースどおりの白衣大観音へ。ゆるくて長い坂道を進んだのが正解。舗装道路を右に左にだらだらと上って行くことに...。車はほとんど通りません。
左手に広い駐車場があり、八角形の屋根をした建物の前に。 チェックポイントの観光センターに到着(11:07)。ちょっと、トイレ休憩。センター内は狭く、1階に名物のダルマが陳列され、2階が展望台。しかし、観光パンフが積み上げられていて、展望は樹木で見通しがきかずガッカリ。
その後、参道商店街前を行きますが、つつじが咲いているくらいで、観光客の姿はほとんどなく、地方のシャッター通りに近い様相。
いよいよ観音山丘陵の頂上へ。 赤い橋を上がると、慈眼院千体観音堂があり@風来坊隊長は、恒例のお賽銭を。見上げるように高崎市のシンボル「白衣大観音」〔1936(昭和11)年に実業家 井上保三郎によって建立。高さ41.8m、重さ 6000トンの鉄筋コンクリート製〕が聳え立っていて手に巻物を握っています(11:19)。2人は初めてで、大感激。薄紫と白の藤棚がきれい。
ついでに、胎内も見学(11:30)。中は、上人 や菩薩、建築模 様の絵などが飾られていて、観音様の肩まで、9階に相当まで登り、各階の小さいガラス窓から、下の景色が眺められます。窓が小さいのと、表面が曇っていたりで、眺望は思っていたほどではありません。
その後、薫風がそよぐ新緑に染まった高崎緑道(葉に止まったア オスジアゲハを観たぐらい)を進み、染料植物園前を通って、 赤色のひびき橋〔長さ120m、幅2m/谷底からの高さ28.5m〕に出ました(11:54)。
吊り橋は、ガッチリしていて、足元 は板が隙間無くビッチリで 、高所恐怖症の小生でも平気。橋の中央部分から下は、深い 谷になっていますが、林越しに観音様が観える絶景スポットがあります。
次に、ぐる~と周って、木洩れ日が差し込む山道を森林浴を楽しみながら進みますが、誰とも出会いません。林の中から、ウグイスのさえずりが聞こえますが、全体として周囲はうす暗い状態。看板がほとんど無し。
途中、櫛が落ちていたので、小生が拾おうとすると、遠藤アニイから「道に落ちて いる櫛を拾うことは「苦(9)死(4)を拾う」という意味があり、縁起が悪い」とのこと。さすが、一つ勉強になりました。
洞窟観音の真上に出ると、近道できる下りの石段が見えますが、苔で足元が危ない。
ゆっくり回り道して下ると、突き当たって左手に上りが続きます。ときおり車が横を通り抜けて行きます。洞窟観音の入口が左手に見えたので、入口の外観だけ見て入館せず(12:20)。名園といわれる「徳明館」内に山徳記念館が併設されています。
隣りに日本庭園が見えたので、「徳明館かな?」とちょっと覗いて見たら、何と群馬県合気道総本部の敷地。3人で大笑い。
コースは、先ほどの観光センターまでは、ゆっくり上り勾配と距離が意外と長くて足がパンパンになって来ます。
センター手前を右折して雑木林の中へ。清水寺 〔808年、坂上田村麻呂が 京都の清水観音を勧請したといわれている。また観音山はこの観音様から由来したとも伝わる〕へと...(12:36)。森閑としていて、本堂、赤い山門は情趣があります。
一直線に518段の石段が続いていて、下りだから良かったものの、登って来る人は大変だと感じました。
そのまま、道路に出て、さらに一直線に進みます。石原町を過ぎて、またも烏川からの眺めに...。高 崎市役所の高層ビルが目を惹きます。交通量の多い聖石橋を渡って左折し、頼政神社手前に内村鑑三記念碑があります(13:04)。
高崎公園は、ツルの噴水池、木々の種 類が 多い公園として、市民に愛されている場所。隊長は、ツルが弱々しいとの感想をもらす(13:08)。
次に、高崎市役所〔1999(平成10)年、高崎城跡に完成〕手前から立派な建 物を観ながら、自分たちの区・市役所と比較して怒りが...。電気自動車の給油機のある駐車スペースも発見。
エレベーターで21階に上り、広い展望ロビーから、歩いて来た観音山丘陵・白衣観音、烏川流域(上から眺めると支流が何箇所か分かれている)や、市街地など、広範囲にすばらしい眺 望が観えます(13:16)。曇っていたので榛名山などの山々が霞んでいたのが残念。
最後に、市役所前を通って、整備された広い道を進みます。どこにも盲人用の音楽が鳴るのですが、盲人用にしては幾分早く感じます。
それから高崎駅に向かって歩きました。高崎城址の石堀横 を通ると、右 手にハープの形をした泉が涼しげでした (13:27)。
駅手前の十字路角にレストラン「ガスト」発見。前回に続き、半額割引券を利用して、やっと昼食にありつきました。フライドポテト一皿は、3人でも余るくらいの大盛り。先輩たちは生ビール、小生はドリンクバーで乾杯。
しばし反省会と称し、食事をしながらただの雑談。来月の潮来での再会を約し、1時間ほどで切り上げました。
ゴールのビジターセンターに到着(14:38)して、受付後、2人は、間もなく出発の新幹線ホームへ と。小生は行きと同様、ぼちぼちと約3時間の長丁場で、最寄りの幕張本郷駅へ...。
【高崎は城下町で観音山ハイキングコースはアップダウンが多く、結構、足に来ましたが、2人から「来て良かった」という言葉を聞いて小生も同感】
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その足で、招待券が当たったので、ロッテ大ファンの今村さんと待ち合わせしたQVCマリンスタジアムへ直行。
楽天とのどちらも連勝をかけた試合に臨みました。試合は、ロッテが1点先行して、相手が追いつく胃が痛くなるような経過。途中で判定をめぐり、星野監督抗議後、険悪なムードで両軍がいがみあう場面にも遭遇。結局、9回2死になり、あと一人。ところが、満塁から走者一 掃のセンターオーバーの2塁打で逆転されました。最悪のシナリオになり、今村さんを置いて、早々に退散。試合はそのままで、9連勝どころか後味の悪い試合で、その夜はなかなか寝付けませんでした。
しかし、昨夜(12日)に、打たれた同じ投手が投げて、逆にロッテが負ける寸前〔2死満塁〕に、起死回生の2塁打が出てサヨナラ勝ち。偶然にも出来過ぎの正反対の結果に。神様がいて、公平に勝敗を分けてくれたように見えました。とにかく、セパ交流戦前、首位で安心しました。
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