昨日の大学の先輩との珍道中に続き、7日(金)は「JR 駅からハイキング」で 秋の紅葉と歴史の街並み(新橋⇔飯田橋)散策(約10.5km)に行きました。今回は、どちらからでもスタートできる初の企画。ハトちゃんは帰りに東京メトロ東西線を利用したいので、スタートを新橋駅に決定。総武・横須賀線でJR新橋駅へ。
寒空・晴天の下、ハトちゃんは、都会の喧騒の中、古さと新しさが融合する都心の街並みを巡りました。
「新橋」駅烏森口前で受付、スタート(10:45)。
まず、銀座中央通りに出て、銀座のショッピングストリートの一流ブランド店や「松坂屋」などの老舗デパートを眺めて歩きます。
日比谷門から昼と正面に大噴水で、規則正しく水の量が吹き出ています。ベンチで休息する人たちが...。日比谷公会堂、松本楼を眺めて、霞門から通りに出ます。園内にはイチョウの黄葉、カエデの紅葉も観られました。
内堀通り、桜田通りを横断し弁護士会館脇を通って、霞ヶ関坂を上って行くと、右側に警備中の外務 省の建物、六本木通りを右に進んで、国会前の信号左手に、国会議事堂が...(11:22)。左右に公園があり、議事堂に近づくにつれ、警備の警官や装甲車が停車中。
議事堂前には、小中学生や団体客が列をなして歩いていて、観光バスも近くに停車。
そんな光景を横目に、右折をして、9月に「ゆうほ(友歩・遊歩)21」サークルで 見学・昼食をした衆 議院事務局憲政記念館〔1970(昭和45)年、議会開設80年を迎えたのを記念し設立。2年後に開館〕 へ。選挙も近いので少し勉強を。手前の池の中に尾崎行雄の銅像が立っています(11:28)。
入口で受付(入場無料)をして館内へ。今回は、『昭和、その動乱の時代-議会政治の危機から再生へ-特別展』の小冊子をいただきました。1階の赤い絨毯を直進し、中央ホールからラセン階段を上って2階へ。まず、憲政史シアターで「憲政の歩み」を鑑賞。貴重な文書類、関係資料、写真、壁面に憲政に貢献した人物の肖像画など、1階に下りると、議場体験できるコーナー(自由に写真撮影可)、子ども向けのパソコンコーナー、尾崎行雄メモリアルホール、国会議事堂のミニチュアもあって、国会の組織や運営などを垣間見ることができました。
憲政記念館前の南側には、時計塔が聳え立ち(11:37)、 その先に全国の土地の 標高を決める日本水準原点がありました。昨年の3.11 東北大震災により、24 mm沈下したため、原点標高はT.P.+24.3900 mに改正されたという石碑の記述。
桜田門(現在、修復中で入構できません)脇を通って、祝田橋を渡ると、右側は皇 居外苑の手入れの行き届い た松林が立ち並び、それと広い芝生。二重橋前の信号では、バスツアー客やガイドが並んで待っていました。また、外国人観光客も歩いており、広大に敷き詰められた、砂利の道など、皇居前広場はかなりの広さ、車道も離れているため、都会の喧騒が嘘のようです。
遠方から写真の絶景ポイントとなる「二重橋」を眺望しました(11:54)。皇居 東御苑〔1968(昭和43)年10月から一般公開され、月・金曜以外は入園可能〕は、金曜で休園 http://www.kunaicho.go.jp/event/higashigyoen/higashigyoen.html 大手門前で知らずに休園を残念がる姿も。外濠から、三つの櫓だけ観ることがで きました。江戸城の広大さは、時の幕府の権力の象徴がうかがい知れます。左手に濠を観ながら、回って行くと、赤の二階建てバスや皇居ラ ンナーの姿 も...(12:06)。
大手町から内堀通りを進み、気象庁前の大 きな像「和気清麻呂銅像」前で小休止(12:13)。平川門を過ぎ、竹橋に.. .。
近くで、歩道に各県の「花の輪」で、千葉 県の 「なのはな」を見つけました。
歩道橋を渡って、北の丸公園へ(12:24)。北の丸公園内を散策。右手に「科学 技術館」、左手に「東京国立近代美術館工芸館」〔建物は明治洋風レンガ造り で、旧 近衛師団司令部庁舎で国の重要文化財〕もありましたが、今回はパス。
公園内の紅葉も観られて、池周辺と芝生広場には、保育園か幼稚園の遠足組が楽しんでいました。
公園を九段下方向に進むと、右手に日本武道館(12:32)。ちょうど、本日、歌手の倖田 來未(こうだ くみ)のコンサート前で準備中。
ここは、H大学の入学式・学位授与式が挙行され、仕事で、毎年足を運んでいたところ。春の桜吹雪を思い出しました。田安門をくぐり、靖国通りに出て、東京メトロ「九段下」駅前の「昭和館」へ。名前のとおり、昭和の国民生活の歴史的資料、情報・映像、生活用品、また戦争を挟んでの暮らしが展示されています。その後、靖国通りに出て、H大学富士見校舎の裏手にあたる靖國神社へ。昼食時の休憩などに利用したハトちゃんは懐かしさが込 み上げて来ました。
境内は広くて、砂利道部分もあって、両脇の大イチョウの対称系の見事な黄葉、実を拾う人も...。初めて、チェックポイントのある遊就館へ入館(12:42)。玄関ホールには、ゼロ戦や機関車、大砲など、他のフロアには、戦争資料や英霊のまごころを伝える遺書や遺品、甲冑・武具類が多数展示されています。
その後は、神社鳥居入口まで戻って、飯田橋方面へ。20年前からあった「あおもり北彩館」〔青森県物産振興協会が運営;物産・観光などのアンテナショップ〕、東京大神宮〔 東京における伊勢神宮の遥拝殿として明治13年創建。昭和に入り、現在地に。戦後、「東京大神宮」 に改名〕(12:56)へ。社殿の造りが、確かに伊勢神宮に似ています。
最後は、中央・総武線の線路に沿って歩き、駅東口の「みどりの窓口」内でゴール(13:04)。
都内でも、そろそろ紅・黄葉が終わりに近づきつつある街並みを散策できた、爽やかウォークに...。
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