12月14日(金)、駅ハイの期間設定ウォーク(in 大宮)は、残り3日となって、ぎりぎりの参加。
大宮は、中山道の宿場町として発展し、駅周辺には明治の頃から車両工場が置かれて、「鉄道のまち」としても知られています。東北新幹線の停車駅で、「鉄道博物館」があり、近隣には、大正時代より続く盆栽村もあり、埼玉県下有数の商業と文化の中心都市になっています。
大宮駅に20数年ぶりに降り立ったハトちゃんは、駅構内や近辺の様変わりにビックリ。
駅前のインフォメーションセンターをスタート(9:56)。西口から、ニューシャトルの鉄道博物館駅に沿って、線路沿いを30分ほど歩きます。車両工場近辺から、博物館まで、車両の変遷パネル写真が通路の壁に飾られていて、歩きながら沿革を辿れます。覚えていたものもあり、懐かしい感じがします。
博物館前にも、車両や車輪があり、入館すると、1階から3階まで、各種ゾーンに分かれていて、鉄道ファンや一般客が実演や映像等で、楽しめるようになっています。説明のボランティアもいて、親切。
小生は、エレベーターで屋上に出て、ビューデッキから上から眺める実際の 電車が走っている状況や周辺の景色が約300度展望できて感激。
その後、3階で真横を走るニューシャトルの流線型でスマートな車両の走行、続いて、2階に下りて、国内最大級の模型ジオラマで細かく風景や建物を再現、ミニュチユアの電車が何本も走っていて目を奪われました。
また、運転手が体験できるコーナーや各種鉄道資料や図書を収蔵するライブラリ ーもあります。ちょうど、スペシャルギャラリーでは、「鉄道開業140周年記念 鉄道開業ものがたり」が開催されていたので、ゆっくり見学。日本の鉄道の歴史、時代背景と社会・産業に与えた多大な影響などを実感できました。
最後に、時間の関係で、1階ヒストリーゾーンでは、国の重要文化財に指定された1号機関車〔1872(明治5)年にイギリスから輸入〕や、C57形式 135号機蒸気機関車をはじめ、現代までの車両約30体の実物や模型車両展示は壮観。内部見学ができて、鉄道に関する資料等を間近に観ることができます。
また、駅構内ラボや電車がぶつからない時刻表、信号、閉塞の仕組みなども興味深い。
鉄道関連グッズの販売、日本食堂もあって、半日は楽しめる内容でした。
その後は、JR線のガードをくぐって、宇都宮線の踏切を渡って、盆栽美術館へ。 いったん矢印を見失い、遠回り。さくら通りを真っ直ぐ進んだのが間違い。しかし、そのおかげで、盆栽四季の家を見ることができました。やっと、大宮市盆栽美術館に到着。館内には、盆栽の名品や盆器、水石、絵画資料などが展示されていて、盆栽の美しさに触れることができました。
その後、県道35号線に出て、しばらく直進。前方右手に、大宮競輪場や球場、運動場などが広がる大宮公園〔1885(明治18)年、駅開業と共に県初の県営公園として開園。自然豊かな公園で、桜の名所でもある〕へ。テニスコート脇を右折して、第二公園へ。遊歩道もできていて、その道を歩くと時折、自転車やジョギングをする姿も...。
野球場脇を通って、横断橋を渡ると、第三公園へ。見沼の広場や沼の横を通り 抜けます。
芝川の土手下に出ます。土手下の遊歩道は、途中工事中 があり、1回は迂回し戻ります。ちょうど、公園内で先を歩いていた40代ぐらいの男性ウォーカーがペースメーカーになってくれて、何度か道を教えてくれました。先の丸い矢印の表示が見える、とても視力が良い人でうらやましく思いました。
県道214号線の広い道路に出て右折し、次の信号を渡って、自治医大さいたま医療センターを右手に、合併記念見沼公園内へ。紅葉も終わりに近づき、沼は枯れた葦が 一面に...。ここで、前のウォーカーはトイレに。小生は、先を急いで公園内を歩きながら眺めて、芝川小学校を右手に回ります。
その先を左折すると、加田屋川に沿って遊歩道を歩きます。最初 は、道路に近い高さで川面が高い位置にあり、ちょっと浸水の心配。徐々に川面が低くなって行きます。この道がくねくねとしていて、景色が単調で結構長い。
やっと、広い道路の高架下の道へ。高架沿いに右手に進むと県道56号線。右 手に曲がると、目の前にさいたま新都心の高層ビルが...。
一直線で広い道路を進むと、コクーン新都心(複合商業施設)や駅西口にあるさい たまスーパーアリーナの展望台などが見る見るうちに近づいて来て、やっと、さいたま新都心駅改札口前の観光案内所でゴール(12:48)。約10kmを3時間で歩きました。帰りも京浜東北線、武蔵野線を利用して、西船橋→幕張本郷へと帰って来ました。
コメントする