いよいよ、師走に入った12月1日(土)に、「総武本線 八日市場(匝瑳)(約8km)」に行って来ました。
千葉駅7時15分発銚子行(八日市場回り)の総武本線。 5分以上の停車もザラ。 天候は、駅へ降りると小雨模様。
「八日市場」駅前で受付スタート(8:35)。ちょうど、船橋の中川さんにお会いしました。帰りの時刻で、11時30分発の前の電車が、10時15分なので、健脚といえども少し難しいので、ゆっくり植木を観ながら一緒に歩くことに。小見川の妻の実家に帰るのも都合が良いので。
「匝瑳(そうさ)」は東日本地名の中でも難読地名で、少し前まで、千葉県 民でありながら、読めませんでした。また、全国有数の植木のまちということも、今回、初めて知りました。自宅や、実家の剪定をやっているハトちゃんには、植木の観賞は大好きで参考になるので、本日は勇んで出て来ました。
今回は、田園地帯の珍しいジグザグコースが前半で、後半は市街地を通る直線が長いコース。
まず、駅前に高く聳えるマキの木があり、最初のポイント白山神社に向かいます。途中で、甘柿のサービス(8:49)。田んぼは稲刈りのあとの茎が数10cmに伸びて、一瞬、稲があるのかと。来年の苗代時に一気にうなってしまう方が効率が良いので、一面が黄褐色に...。
白山神社には、3本の巨木が目を惹きます(8:54)。参拝後、一直線に進み、美 容院手前を左折。九十九里ホームセンター前では、暖かいお茶のサービス。後ろを振 り返ると、大空一面に巨大な虹...。こんなに大きな虹を観たのは初めて(9:00)。そのまままたも直線に...。雨は小止みになり、傘をささずに二人は和気藹々と話をしながら、まわりの景色を眺めて歩きます。
県道122号線の広い道路に、案内人が立っていて、いったん左折して、川繁園〔 千葉県の銘木5本を所有〕の庭に入って、見事な銘木を堪能(9:07)。
続いて、その先の東城園でも広い敷地に、たくさんの植木、銘木などを観賞(9: 17)。ここでは、暖かい豚汁のサービスがあって、冷えた身体が温まり、元気が出て来ました。ちょっと道がぬかるんでいる所もありましたが、奥にある築200年を超える古民家の中も覗きました。
その後、コンビニを左折。途中に、ひょうたんがぶら下がっていました。そこからは真っ直ぐ10分ほど進んで、十字 路で左折し、またも、ほぼ一直線で、人家が立ち並ぶのが見えて来ます。
田舎の屋敷が立ち並び、母屋と門が立派なのに増して、4mはあろうかと思うマキの高い垣根(塀)が続きます(9:45)。長さも100mもあって、壮観な景色と、見事な剪定に感心させられます。さすが、植木のまちだけのことは、あります。
カギの手に曲がって、さらに曲がって、単線の線路を渡って間もなく、国道126号線を渡 っ て、愛宕神社へ(10:09)。急な階段を登って、汗ビッショリ。坂の上の本殿前で、『地井さんのふるさと自慢』というパンフレットをもらい、地元の保存会によるお囃子の演奏などで、しばし休憩。御神像乗馬のひづめ跡の伝説の石と碑もありました。
その後は、敬愛大学八日市場高校脇を通って、東栄寺では仁王門の龍彫刻天井に眼を瞠りました(10:26)。
市街地に入ってからは、本町通り商店街で薬師如来像を観て、商店会休憩所 で「そうさまん」饅頭一つサービスがありました(10:44)。
国登録文化財になっている新井時計店〔切妻妻入で洋風なデザイン建築で、昭和初期の商店街の面影〕や鶴泉堂菓子店・倉庫〔八日市場の街道の往時を残す。倉庫は大谷石積み〕が観られ、最後に小さくて狭い八重垣神社〔8月4、5日の祇園祭では、神輿の行列に水 をかけたり、女性だけの「女神輿」を担ぐことで有名〕に参拝し(10:45) 、次の見徳寺では、鋳銅製地蔵菩薩坐像や本堂を観ました(10:50)。
ゴールに向かう際、前のウォーカーたちに付いて行くと、駅と反対方向へ...。矢印の方向が解りづらかったのがご愛嬌。
駅には、電車の着く25分前にゴールし、チューリップの球根サービス(11:06)。玉が小さく、売り物にならない小粒でしたが、もらえるものはと思 い、小袋いっぱい、ハトちゃんは詰め込んでご満悦。さらに、紅白の「ふさの餅」もいただき、地方、特に地元千葉県の駅ハイ時サービスの多さ、良さに感激。
駅から、妻の実家に電話して、JR成田線小見川駅に義兄に迎えにきてもらうことに。中川さんとは、電車が単線で同時刻に発車する上り下りのホームで反対方向へ。次回の駅ハイでの出会いを期待。
小生は、下りの銚子行で二つ目の旭駅で降りて、駅前から小見川駅行のバスで実家へと...。
土、日は義兄と野菜作り。ウォークの帰りに、妻の実家で畑仕事がパターンになりつつあります。
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