11月に入り、気温も低くなって来て、寒さを身にしみるこの頃。
本日は、2日連ちゃんのウォークの翌日、休養日。午前中は、買物とツタヤでシニア(60歳以上毎日1本無料)レンタルDVDがたまっていたものを、3本鑑賞。その後は、毎月1日は必ず行く筋トレへ。初日に行くことによって、今月も10回トレーニング(3日に1回のペース)を達成目標に...。
午後は、ウォークの記事が1本残っていたので、書こうとパソコンの前へ。前回の記事を確認しようと、過去の一覧を開けたのが、良かったのか?悪かったのか?
結局、全部で500件近くを整理。タイトルと、出だしの部分で、ダブりが無いかを確認。始めると、結構、時間がかかりました。
現在のブログは、親友Yさんの会社にリンクさせていただいているんですが、当初は、原稿をメールで送り、Yさんの御好意で、ブログに貼り付けていただいていました。
整理していたら、たまたま送ったメールが見つかり、下記の文が抜けていたことが解りました。当初のブログは、美術館めぐりが大半でした。パートNo.だけ、現在の次に修正させていただきます。その他は当時(2009.9.29)の原文のまま、掲載いたします。
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久しぶりの美術館めぐり(パート29)
夜は虫の声が聞こえて来て、すっかり涼しくなり、日増しに秋を感じる季節になりました。約1ヵ月ぶりの9/25(金)。自宅からチャリンコで30分ほどの幕張メッセで開催されている「恐竜2009砂漠の奇跡!」展に、会期末ギリギリで行って来ました。
シルバーウィーク明けということで、平日のせいもあり、ガランと空いていました。約30分ぐらいで、広いスペースにもかかわらず、観て回ることができました。
恐竜展は、3月末に上野の国立科学博物館に続いて2回目ですが、今回の展示の方がスケール、内容の質等も数段上でした。考古学者の、自らの発掘調査のビデオ解説をはじめ、世界最大級の全長35mの恐竜「マメンキサウルス」の全身骨格の巨大な復元は、まさに驚愕に値する迫力。
また、映画「ジュラシックパーク」シリーズで有名な肉食恐竜「ティラノサウルス」のスペシャルコレクションも展示されていて、特に頭骨の歯の鋭さとあごの頑丈さには目を見張りました。
5つのブースターに飾られた恐竜の種類は、大小合わせて40体を超す展示で、天井が高くて広いメッセ会場ならではの、圧倒感を感じずにはいられません。
地球という星の、生命体の神秘と進化の過程を知る上で、貴重な財産(資料)と、恐竜の棲んでいた時代の長い歴史の一端を垣間見ることができる、幸せを感じました。「恐竜の時代に生きていなくて、良かったなぁ! という反面、もし恐竜の子孫が生き残っていれば」と思うと、夢とロマンが交錯します。
あらためて、砂漠に眠っていた、これからも貴重な発見が出て来るであろう「生命の神秘と恐竜たちのメッセージ」が甦って来て、奇跡の標本と関係者たちの熱意に感銘した次第です。
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久しぶりの美術館めぐり(パート30)
9月最終の日曜、27日に久しぶりの都内での美術館めぐりに、招待券をいただいたので行って来ました。まずは、東京メトロで「日本橋」駅へ。駅から5分ほどで三井記念美術館へ。
「夢と追憶の江戸-高橋誠一郎 浮世絵コレクション名品展-」の開館時間前に初めて到着。開館を待って入館したので、日曜といえども私を含めて4人だけでした。
浮世絵研究への関心が高かった、高橋誠一郎の貴重なコレクションの名品の中から300点が精選されて公開されていました。高橋氏の没後、慶應義塾が創立150周年を記念して、今回、特別に展示されたもので、菱川師宣、鈴木春信、葛飾北斎、歌川広重など、有名な浮世絵師の充実作品を観れました。「東海道五十三次」(歌川広重)や「富嶽三十六景」(葛飾北斎)で観たことのある絵も身近に堪能できました。
江戸時代から明治にかけての「浮世絵文化」の魅力を十分に図り知りました。
それにしても、人物画は面長の顔立ちが好まれたのでしょうか?当時であれば、小生も少しはモテたかも?
30分ほどして、隣の建物、日本橋三越本館7階の「日本伝統工芸展」(9/25~10/4)に行きましたが、先ほどとは打って変わって、大混雑。
陶芸、染色、漆芸、金工、木竹工、人形、諸工芸の大小色とりどりの700余りの作品は、どれも入選しただけあって、見事なできばえ。非常に存在感があって、気品溢れる仕上がりで、観る者を引き込ませる "伝統美の技" でした。
次に、連絡通路を横切り、新館の同階ギャラリーで開かれていた「-父子 友禅人間国宝-森口華広・邦彦展」(日本伝統工芸展と同日程)で二代の人間国宝の、森口友禅の染色技術の粋を集めた60点の作品をビデオを交えて、観覧しました。
父の華広氏の作品は、一言で言うと、自然美の中に調和して、洗練されたデザインを伝統にしている感じで、淡い色を使っての清涼感があります。一方、息子の邦彦氏は、伝統の枠にこだわらず、幾何学的模様を取り入れ、色も原色に近い感じで、友禅の歴史を変えるようなタッチを、受けました。
二人の作品は、それぞれに大変すばらしい、日本友禅の世界を描いていました。
本日は、3つも「日本の伝統美」に触れることができ、満足した一日となりました。
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