11月13日(火)、深秋の一日、JR 駅ハイで、「鉄道開業140周年で鉄道遺構&ベイエリア(in 横浜)」を歩いてきました。横浜は、昨年の7月の駅ハイ以来、1年4ヵ月ぶり。
JR「桜木町」駅に到着後、駅前広場にあるスタート&ゴールの観光案内所(10:11)。ゆっくりしたペースで歩き出しました。目の前に高く聳える横浜ランドマークタワー(高さ273m、地上69階)へ向かって、エスカレーター(上り・歩道)を進みます。右手に、日本丸の船体とマストが...。
途中で、階段を降りて、地上へ。まず、タワーに隣接するドッグ ヤ ードガーデン(国重要文化財)へ。船が出入りした商船用石造りドッグとしては、日本で最も古いもので、復元してできた屋外の広いスペース。船の底を形どっています。
次の信号を横断し、戻るように歩くと、日本丸(帆船)の全貌が明らかに...。一帯が、メモリアルパークになっていて、帆船の展示・乗船、周囲が広くなっています。
さらに、「みなとみらい」方面に向かう、港湾の中に設けられた汽車道〔1987〔昭和62)年に廃止された横浜臨港線の駅間の線路を遊歩道に整備〕の遊歩道を歩きます。多くの人たちが行き交い、両脇に港町横浜の風景が一望できて、広々として散歩するには持って来いの場所。爽風が頬を伝います。
すばらしい風景に、写真を撮るのに夢中になります。
終点には、ナビオス横浜ホテルをくぐって、左手にコスモワールドの大 観覧車、ワールドポーターズ〔映画館や商業施設(クリスマスのきれいな飾り付け)〕を通って、サークルウォークの先に、「赤レンガ倉庫」が大きく見えて来ます。
小樽の倉庫群とはまた、違った味わいがあります。2号館、1号館の中には、飲食店などが...。その先の新港埠頭からの眺めもすばらしい。
しばらく眺めた後、戻って、歩行者専用港湾道路を歩き ます。間もなく象の鼻パーク。入口に象の置物があり、歓迎してくれます。突堤が「象の鼻」に似ていることから名づけられました。「大さん橋埠頭」では、大型船が停泊し、観光船も港湾を走っています。
山下公園では、園内に入ると、横浜港が一望でき、大桟橋や停泊中の氷川丸、青い海に行き交う船も走っていて、汽笛も聞こえて来ます。広い公園 内には、外国人の姿も見られ、観光客などが思い思いに歩いたり、ベンチに座っている姿も...。赤い靴はいてた女の子像がありました。カモメもたくさん見られます。
芝生横の道を進み、 大噴水の広場あたりから、横浜マリンタワーが見えて 来ま す。公園通りのイチョウの黄葉が色づいてナイスタイミング。だいぶゆっくり鑑賞していたので、急ぎ、チェックポイントの「横浜マリンタワー」へ。
その後、山下公園通りを戻ると、スターホテル内のレストラン 前で女性だけの長蛇の列。人気のグルメ店を覗いた後、中華街東門へ真っ直ぐ目指して進み、中華街へ。ちょうど昼食時間だったので、店の 前で来店を勧める店員さんの姿があちこちに。派手な色彩と、「中華〇〇」「〇〇飯店」と表記している店が、ずらっと立ち 並びます。おいしそうな臭いがただよって来ます。
中華街の中心部を抜けて、善隣門→玄武門をくぐって進むと、馴染みのある横浜公園へ。紅葉はす ばらしかったものの、池の水は淀んでいたのと落葉で濁っていたのが残念。左手に、20年前ぐらいに、就業時間後にプロ野球応援で毎年10回ぐらい来ていた横浜スタジアムのY字形の照明塔とセンターボードが...。懐かしい感じがしました。
公園を抜けてからは、横浜市役所を左手に見ながら一直線で、大江橋まで。途中、 横の道にベースターズ通りという名も...。歩道橋を渡り、線路高架下をくぐると、ひっそりとした場所に「鉄道発祥の地」の記念碑。レールと蒸気機関車のホイッスルをモチーフに、横浜駅創業時、1872(明治5)年の運賃表や発車時刻が刻まれていました。
桜木町への近道を通って、駅前広場の「観光案内所」でゴール(12:00)。
そこから電車に乗っても良かったのですが、地図を見ると、横浜駅まで2kmほど。国道16号線が線路にほぼ平行していたため、もう少し歩くことにしました。
16号線の進行方向右手は、壁とガードレールに囲まれた人が往来するぐらいのス ペースで、時折、日が差している場所以外は、暗い感じ。約30分ほどで横浜駅改札口からホームへ。本日の歩行距離は約9km。
ちょうど、総武・横須賀線の成田空港行(12:42)が入線する時刻で、乗換えなしで隣り駅の津田沼駅へと...。帰りの電車は、疲れていたのか、途中、うとうとしたりで...。
今回は、「港 横浜の水辺散歩ができ、また、鉄道の歴史をたどることができました。いろいろな楽しみ方ができる街、横浜。 何度、訪れても再発見ができる街です。近いうちに、次はグルメも含めて足を運びたいと思います。
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