コースは;潮来駅潮来駅前観光案内所 大洲大六天神社道の駅いたこ水郷潮来ソーラー発電所曲松水神社愛友酒造長勝寺水郷潮来あやめ園WAⅰWAⅰファンタジア潮来駅前観光案内所 潮来駅
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6月16日(火)、駅ハイ 「潮来あやめまつりと水郷路ハイキング(13km)」に出かけました。
例年6月に開催されているコースなので、案内標識はしっかりしていますが、昨年から折り返しチェックポイントの道の駅「潮来」からの復路が変更。ハトちゃんは2年ぶりの参加。
妻の実家(小見川)に電車で行く場合は、香取まで同じ線で、見慣れているので気楽です。
鹿島線潮来駅には、あらかじめインターネットで電車の時刻を調べていたのでスムーズ。一面、緑の田園地帯と川幅の広い利根川、その先の北利根川を渡ると旅館が立ち並んでいるのが眼下に見えて来ます。
潮来駅(8:21着)で、Suicaが使えなかったことを思い出しました。以前のままで観光地なのに利用不可は不便です。駅前の観光案内所は開いていて、名簿の一番上に名前等を書いてすぐにスタート。天候は曇っていて少し蒸し暑い程度。まずまず。
〔往路〕
マップでは、潮音橋を渡って鹿島線を越えて、前川に戻るようになっ ていましたが、確か高架下の道は通れそうなので、そのまま進むと、全く問題なく川沿いの道へ。
そのまま直進して進みます。前川は水面が低く、土手との高低差が余りありません。土手のところどころに、あじさいやあやめがきれいに咲いています。ときどき、エンジン付きの観光船が通り、演歌が流れて来ます。
途中の橋の上から、手を振ることも。朝方で時間が早いせいか、船上の観光客はわずか。
その後、ひたすら川沿いの道を歩きます。右手は田んぼの田園風景が遠方まで続きます。
コースは、田んぼの脇道を進むようになっていましたが、斜めに近道をして県道50号線に出て、広 い歩道を歩くことに。ただし、大型車も多く通っていて、排気ガスの臭いが漂います。
2年前にオジン隊(大学の先輩たち)で歩いた道の分岐にあった、小さな大洲大六天神社(最初のポイント)へ参拝(9:00)。
その後のコースは、県道を進むようになっていました。やはり交通量が多くて、車を見ながら歩くのを避け、神社参拝後は田んぼの方に左折して、見当をつけて、前川沿いの道にぶつかるように歩いて、大洲閘門提外側水門手前を右折して、砂利道へ。
前川水路が左手に〔水路と思っていたのは、復路でわかるの ですが、これは脇の灌漑用水路でした〕。水面は、地面より高い位置を流れています。右手は、緑豊かな稲作地帯。
前に女性3人組がいましたが、途中で田んぼの方へ。谷境橋の近くで、二人の釣人が竿を垂らしていました。
前後に人影は見えず、一人、黙々と歩きます。それでも二度歩いているので、見たことがある風景が続き、目標の「道の駅」手前の階段に着くとホッと一息。あたりにトンボが群生して飛んでいました。
上の車道に出るため、階段を上り、左折して福島橋を渡ると、左手に「温泉足湯」の看板、次に「道の駅 いたこ」へ(9:35)。地元の新鮮野菜や魚、特産品などを売っていて、平日の早朝にもかかわ らず、駐車場には車が結構、駐車しています。
道の駅に立ち寄って、ここで、名物のどら焼「虹どら」のプレゼントと、チェックスタンプを押印。店員さんのおしゃべりが、茨城弁。小生の生まれ故郷で聞きなれた懐かしい方言。
〔復路〕
ひと通りお店を観てまわり、次のポイント 「水郷潮来ソーラー発電所」への道を探し、店員さんに尋ねてもわからず。福島橋まで戻って、手前の舗装道は見えるものの下り る道は無く、いったん道の駅に戻ってもう一度尋ねると、副責任者が案内してくれました。
何と店内に矢印が続いていました。予想外だったので、駐車場に行ったり、福島橋まで戻って悪戦苦闘し時間を浪費。
パークゴルフ場の先に、太陽光ソーラー発電装置が数多く並んでいて、高見台(太陽のめぐみの碑あり)からの眺めは圧巻。原発再稼動がされようとする中、やはり、自然エネルギーの必要性を痛感しました。
初めて前川水路の反対側を歩きましたが、右手の前川水路の川幅は広くて、葦も多く茂っていました。前川水路を再確認できました(9:54)。
砂利道の先、谷境橋を過ぎると、いきなり立派な舗装道。右手高台に前川運動公園が見えます。
市民プールが見えて、行きに見えた大洲閘門提外側水門前を通過。ここでも釣人一人。
曲松水神社は、境内が非常に狭い神社(10:13)。民家のおばさん二人に、『何で歩いているの』と聞かれて、『駅ハイのコースで立ち寄ったんです』 と答えました。
帰りの電車の時刻を考えたのと、あやめ園で撮影に時間を取りたいので、県道5号線の先の愛友酒造は毎回訪ねていたのでカット。県道に向かわず、川沿いの道へ。砂利道で歩きにくかったのですが、前川のゆったりした流れや、観光船といくつかの船着場が良く見えました。
前川橋で今朝来た道へとコースを変えて、帰りも行きと同じ前川手前の道を戻りました。車が通らず閑静で、これから道の駅へ向かうウォーカーと出会って会釈。
駅前まで戻って、本日のメインの「あやめまつり」で賑わう水郷潮来あやめ園へ(10:42)。
園内には、橋幸夫の「潮来笠♪」が流れていて、歌碑や「潮来の伊太郎(旅姿)ブロンズ像」も立って います。潮来の伊太郎はどうも実在の人物ではないらしい。 それでも園内は約500種、百万株といわれる紫、白、黄など、色とりどりの見事に咲き誇るアヤメが観賞できて、カメラで撮る人たちがいっぱい。
前川には、観光客を乗せる手漕ぎ舟とエンジン搭載の観光船が数隻。女性船頭もいて、櫓を漕ぐ姿が格好良い。手漕ぎのろ舟は風情がありますが、観光船はエ ンジン音がうるさ くて情緒がありません。
嫁入り舟の運行日・時刻でなかったのは残念ですが、色とりどりのあやめを観賞しようと多くの観光客が来ていました。二つの太鼓橋の上から眺める人たち、小生も上がって上からの眺めも。園内をぐるっと写真撮影をしながら花を観賞。
時間を計算して、路地を直進すると、右手に大門河岸公園。「大門」では無く、 狭くて「小門」の方がふさわしい感じ。あやめのデザインのマンホールがある石畳の道を進んで行くと、横断歩道が無く、交通量の多い道を横断。
真っ直ぐ進むと長勝寺〔臨済宗の寺で源頼朝が1185年創建。水戸藩主の水戸光圀公が再建。庭には松尾芭蕉の句牌 も ある。頼朝の菩提の為に寄進したといわれている銅鐘は国指定重要文化財で、山門、仏殿も県指定の文化財として珍重されている〕へ(10:52)。
趣きのある山門から、長い境内を歩いて唐様の本堂を参拝。御神木のボダイジュも見上げるほど高く寺の説明ガイドさんもいて、寺の荘厳さを再確認できました。
いったん、来た道を戻って、途中、あやめ橋から前川水門橋にかけて、前川園のアヤメの観賞できる場所があり、あやめの碑があります。
北利根川岸に出ると、水郷の土浦からの高速船乗り場があり、乗降客の姿が...。前川水門橋を渡って川岸通りの階段を降りると、カニやナマズのモニュメントがある「恋愛の噴水 WAⅰWAⅰファンタジア」。恋愛成就といわれる新スポット。「幸せを よぶ鍵」がぶら下がっていました。わかりづらい場所で潮来にはあまり似合いません(11:10)。
最後は、そこから潮来駅に戻って、観光案内所でゴール(11:20)。その後、改札口を入って、毎回着替える駅の中段にあるベンチ前で着替え。
予定通りの電車(11:33発)に間に合いました。この電車を逃すと、次発は1時間半後なので、必死で戻りました。
今回は一人だったのでできるだけ交通量が少なくて、閑静な道を選んで自由に歩けたのは良かったと思いますが、マップの13kmはもっと距離がありました。
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