東京都の西方にあり、都内の近郊で雄大な自然と深い歴史の街「武蔵五日市」。清流 秋川渓谷沿いに春と新緑を感じながらの駅からハイキング。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~4/16(木)、駅ハイ「市制施工20周年記念 秋川渓谷ウォークラリー(約10km)」に参加しました。昨年9/27(月)オジン隊(兼子隊長、遠藤副長)と歩いた逆のコースをアレンジして、距離を約2km長くしたコース。
ちなみに、前回のコースは
スタート 武蔵五日市駅→五日市観光案内所→五日市の市神様→五日市郷土館→阿伎留神社→あゆみ橋→秋川橋河川公園→大悲願寺→正一位岩走神社→天神社→近藤醸造→ゴール 武蔵引田駅
〔今回のコース〕
武蔵五日市駅→スタート あきる野ふるさと工房→乙津花の里→小宮ふるさと自然体験学校→徳雲院→秋川渓谷瀬音の湯→光巌寺→玉林寺→五日市郷土館→五日市ひろば(五日市の市神様)→五日市観光案内所→武蔵五日市駅
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前日、母のいる西八王子の実家に泊まり、早朝、中央線、八高線、五日市線を経由して、9時7分前に武蔵五日市駅に到着。スタート地点が離れていて、路線バスを利用。
駅では、平日にもかかわらず、中年のハイカーが多数降りて、路線バス前に行列。9時ちょうど発の数馬行のバスで、20分弱で荷田子で下車。
檜原街道を2分ほど歩いて左に入ると、前方にスタート地点のあきる野ふるさと工房。建物前でス タート受付。12名ほど。
前日までの不安定な天気が嘘のように快晴。
グループでの参加者が多くて、一人、ハトちゃんは先頭で左折して、檜原街道を 数馬方向へと先へ。歩道は無いので、白線の内側 を車に注意して進みます。
間もなく、右手に入る里山への道を見つけて、青木平橋を渡ると。眼下に秋川の流れが...。
道は細くて、車や人の通行も無く、歩きやすい。右手に山並みと里山にはシダレ桜や 八重桜、菜の花、畑が続くのどかな風景〔乙津花の里〕。
のんびりと歩を進めていると、左手にカメラを抱えて、盛んに花や地蔵様、山門などを撮っている女性のグループの話し声が聞こえて来ました。
龍珠院の桜は、有名なスポットらしく、後 から撮影に来た車も見かけました。見事な枝垂れ桜があり、ソメイヨシノも残っていてミツバツツジも満開で彩りを添えていました。
その後は、山里の中をゆるい上り坂を道なりに上って行きま した。途中に、切り出した木を加工している材木店がありました。
コース上に分岐点がありましたが、なぜか案内表示がありません。マップを確認しながら、左寄りの坂を下って人家の脇を抜けると、結局は、右寄りの道と合流。
さらに、ゆるやかな坂を下って行くと、郵便局の先に、廃校(小宮小学校)を利用して展示をしている、小宮ふるさと自然体験学校〔2012(平成24年9月に開校。小宮地区の豊かな自然環境を生か した自然体験事業や森林レンジャーあきる野による自然解説などを実施するとともに、小宮地区の自然に関する展示室を設置し、自然体験プログラムや散策コースの紹介など〕へ。校舎内の展示会場は無料で、校庭に湧き水の池と、小学校跡地の碑が立っていました。
来る途中に、次のポイントの瀬音の湯の標識がありましたが、マ ップでは左に入るようになっていたので、乙津郵便局で道を確認。
新橋を渡って、舗装道路を下って行くと、右手眼下に寺と、結構、大きい観音菩薩像が見えて来ました。
徳雲院〔臨済宗建長寺派;戦国時代の開山。元は対岸の山の麓にあっ たといわれる〕への途中、地元の人に『今日は何ですか?』 と聞かれたので、『駅からハイキングで、歩いています』 と。『天気も良いので、頑張ってね』と笑顔で送ってくれました。
坂を下って、前方に門の先に梅の木が100本余り。境内には、本堂の他、江戸時代の石碑など歴史を感じさせるものがある一方、反対側の墓地の先に、長崎平和祈念像で知られる北村西望102歳の時の書を刻んだ現代的な姿の慈母墓観像が鎮座しています。
その後、秋川渓谷沿いの長岳橋を渡ります。ここでは、秋川渓谷ウォークラリーの案内板がありまし た。新緑の狭い道を上って行くと、瀬音の湯からの帰りだと思われる人たちに出会います。
その先に秋川渓谷瀬音の湯〔秋川のせせらぎが聞こえる露天風呂などがある温浴施設で、宿泊できるコテージや足湯(無料)など〕があります。スタンプの設置場所が敷地内にあり、押印。
受付でバスの時刻を聞くと、現地からは12時40分だとのこと。徒歩10分余りの十里木のバス停からは1時間に3本出ているので、下って行くと、紅葉の見頃はベストスポットになる石舟橋へ。
清流と新緑に染まった秋川渓谷の眺めにしばし橋の上で足を止めました。
10分ほど歩いてバス停で待っていると、車体に「瀬音の湯」とだけ書かれている薄紫色の路線バスが4分遅れで。最初は専用のマイクロバスだったと思いましたが、改装されて路線バスになったようです。
檜原街道沿いに、五日市郷土館前を過ぎて、武蔵五日市駅前へ(11:20)。改札口に行くと、次の電車まで1分。駅横の観光案内所に寄ることを止め、あわてて階段を上ると、ドアは閉まっていましたが、五日市線は、扉が手動ボタン式だったので、開けてセーフ(11:30発拝島行に乗車)。
今回は歩行距離10kmでしたが、瀬音の湯以降の光厳寺~五日市ひろば(五日市の市神様)は、以前の駅ハイで観ていたのでカット。歩行距離は半分の約5km。
自宅の最寄り駅幕張本郷まで、中央線の特別快速を利用しても約2時間。
今回は、体調不良で完歩できずに、春を告げる遅咲きの桜と新緑のお試しハイクとなりました。龍珠寺の垂れ桜と地蔵様の写真と、秋川の清流を眺めたことが、まあまあの成果でした。
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