2月11日(水・祝)、幕張本郷駅から中央・総武線→武蔵野線→京浜東北線(大宮)→宇都宮線を乗り継いで、栃木県さくら市氏家駅に降りました。天候は晴れで、小春日和。今回は、70箇所の雛飾りと、珍しいお雛様&つるし雛を観るのが第一の目的。「氏家」という街は初めてだったので、期待大。約10kmをウォーク。JR宇都宮線には昨春の小金井駅ハイ以来乗りましたが、列車本数は意外と多くて便利。
〔氏家宿は、江戸時代に奥州街道(奥州道中)下野国塩谷郡にあった宿場町で、白沢宿の次の宿駅。現在、栃木県さくら市にあり、市域には東京から栃木県を経て東北地方を結ぶ国道4号および鉄路JR宇都宮線(東北本線)が通る。JR氏家駅が宿の西側に置かれ、市街地化とともに宿並は廃れたものの、主要国道の経路が氏家市街地から反れているため、比較的静かな装いを呈している〕
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〔コース〕
スタート eプラザ壱番館 →ゆうゆうパーク→浮島地蔵尊→草川遊歩道→今宮神社→八幡神社→薬王寺→氏家雛めぐり→宝高屋(チェックポイント)→光明寺→西導寺→ゴール eプラザ壱番館
駅構内に早くもつるし雛や雛段がお出迎え。駅前のeプラザ壱番館2F(観光案内所)が受付。カラフ ルで華やかなお雛様が所狭しと飾られています。
手続きをして、スタート(9:50)。駅反対側の西口から駅前広場に出て直進。地下道を抜けて直進。橋を渡って、五行川の川沿いを左折して進みます。川面が地 面に近くて、ゆったりした流れ。
カラオケBOXを過ぎて、さらに川沿いを進むと、前方に一段高くなった土手と手前に広い駐車場。まだ身体が温まっていないので、トイレに立ち寄りました。
階段を上ると、広々とした鬼怒川の河川敷が続きます。左手の河川敷では、遊具や球技場で遊んでいる光景が... (ゆうゆうパーク)。冬晴れで、微風でポカポカとした感じ。舗装道路も広いんですが、芝生の部分が広く、小生は新しい靴で芝生の絨毯のような部分を好んで歩いて行きました。正面に雪化粧した高原山が観えます。
20分ほど歩いて、土手を下りて、畑の横を通って浮島地 蔵尊へ。角に地蔵堂があり、裏手にもお地蔵さんが立っていました。
続いて、またも五行川に沿った、草川遊歩道に出て、川のほとりを歩きます。カモやサギを川面で発見。桜の古木が川岸にあって、風情があります。
配水場手前を右折。道路が工事中でしたが、歩行者専用道が設けられておらず、迂回をガードマンに促されましたが、遠回りなことと、左手に国道293号線が見えたので、空き地を通って国道へ近道。
いったん、「ギャラリー」方向に進みましたが、国道沿いが歩きやすかったので国道を進みます。
馬場南のT字路を左折して、国道4号線(奥州街道)へ。
ゆっくりとした上り坂で、東北本線を眼下に見て、陸 橋を黒磯方面へと向かいます。
馬場北手前の信号を横断して、今宮神社〔創建より950年の歴史を持つ。平安時代1060(康平3)年に創建されて
後、1300(正安2)年に勝山城主氏家氏の崇敬により、氏家24郷総鎮守として現在の地に遷宮された。境内の大イチョウは樹齢700年の古木で、栃木県銘木百選の指定になっている。
本殿、楼門、天保飢饉絵馬、奉納句額等が町指定文化財で、社殿は荘厳にして当地方を代表する古社〕へ。
参拝後、県道181号線を横断して、県道48号線へ。48号線手前に、雛飾 りのすばらしい、創彩縫「薔薇」がありました。
右折して、県道を南下。途中、右手に入って、高木が茂る八幡神社へも参拝。 鳥居も二の鳥居があって、由緒ある神社。
奥州街道沿いに長屋門があって、瀧澤家住宅〔明治の実業家、瀧澤喜平治の屋敷〕があり、その後、薬王寺を経て、曲がる道を間違って、まちの中心街へ。おか げで、「まちかど館」に入館して、立派な雛飾りとガイドさんの説明を聞けてちょっと一休み。このあたりに雛めぐりの店が集中しています。まちのあちらこちらのお飾り 処には、赤いのぼりが立っていて、スタンプラ リーも実施していました。
その後、光明寺〔境内、岩上に安置される青銅像の不動明王坐像が県文化財。丈六仏といわれる大きな仏像なため、奥州街道を1800分の1で 描いた絵巻物『奥州道中分間延絵図』にも描かれている。 1759(宝暦9)年、鉄砲町(現宇都宮市)に住む宇都宮藩の御用鋳物師だった戸室卯兵衛が鋳造したもの〕が目を惹きました。この坐像は高さ3mの憤怒の像で、露天に鎮座(露座)しています。
続いて、店屋の人に聞いて、クリーニング屋の宝高屋へ。チェックポイントのスタン プを...。また、店内には多数の雛飾りがきれいに飾られていました。
最後は、駅前通りへ出て、西導寺 〔1191(建久2)年に氏家氏の始祖で勝山城を築いた宇都宮公頼が開いたとされる古寺〕へ。
本堂や弥勒堂の建築物・彫刻はなかなか立派です。
ちょうど、3人の歴女のおばさんが雛めぐりをしていて、ゴールのeプラザの飾り 具合を教えてあげました。
ゴールで、名簿にチェックをすると、匂い袋のプレゼントがありました。
帰りの電車を待つ間、駅前の広場では、ミニコンサートが開かれていて、人が集まって いました。
また、ホームで上りの宇都宮行(12:43発)を待っていると、偶然に、四街道のNさんと遭遇。帰りは、浦和まで駅ハイのコースもろもろや、鉄道の話で、盛り上がって帰りました。
千葉からはかなり遠方ですが、初めての地で、春を心待ちにできる雛飾りを満喫した駅ハイに...。
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