ハトちゃんは、2/7(土)期間設定コースの"南房総・富山を歩く(10km)"に、行って来ました。
本日は晴れて最高気温も10℃を越えるというので、早起きして、JR内房線で「岩井」駅へ。
「富山(標高349.5m。古代神話に登場する天命富の逝去の地から名づけられ、滝沢馬琴の『南総里見八犬伝』の舞台として知られる)」へ。
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〔コース〕
スタート 岩井ウォーキングセンター→伏姫と八房の像→福満寺・富山遊歩道入口→五合目休憩所→七合目見晴らし台→愛の鐘・縁結びの大杉→富山北峰・展望広場→伏姫籠穴→観音山→道の駅・富楽里とみやま→ゴール 岩井ウォーキングセンター
岩井駅隣りの岩井ウォーキングセンターで受付手続きを済ませて、反対 側の自転車駐輪場前の広場の一角に、『南総里見八犬伝』の主人公でもある「伏姫と八房の像」を見学。
その後、線路に沿って歩いて、内房線(単線)の踏切を渡って、富山方面へと向 かいます。一緒に手続きした駅ハイのメンバーはゆっくり。いつの間にか、先頭を歩いていました。
県道丸山・富山線を直進して、右手に富山小学校から福聚寺、館山道路を過ぎて、しばらく歩くと、福満寺〔731(天平3)年、行基により開創。 1864(元治元)年、現在地に本堂が再建された。山頂に仮堂が建てられて石造の十一 面観音像が祀られている。赤色の仁王像はかつて山頂にあった。参道入口に大正元年の登山道標あり〕の境内へ。赤色の仁王像が目を惹きます。
お墓の横から、富山遊歩道が続いています。右手に今年 は早咲きの水仙群。満開になって 、甘い香りを漂わせていました。
間もなく、山道になって、ところどころ雪が残っていて、足元が悪いのと、落葉が多い道を進んで行きます。久しぶりの山登りで、結構、 ハードな行程に...。途中に標識が立っていて、「何合目」まで来たかがわかるようになっています。駅ハイとは限らず、ハイカーも結構、登っています。
四合目を過ぎると、どういうわけか、いったんかなり下って行きます。一瞬、『道を間違えたかな?』と思い振り返ると、後続のハイカーがこちらへ向かって来るので、また歩き始めました。
五合目休憩所には、7人の若者が休憩中。挨拶して、その横を抜いて行きました。ちょうど休憩が終 わったところで、一足遅く後ろに付いて来ました。
そこからは、階段の急登が続いていて、かなりの汗と呼吸もだいぶ荒くなって来ます。5段ほど後ろに、若者のリーダーが付いて来て、話し声も聞こえて来ます。山道が本格的に険しくなり、しゃべり声も少なくなりました。
階段から次の階段までが高いところもあり、体を持ち上げて進みます。
七合目見晴らし台からは、木々の間から、かなりの眺望が見渡せますが 、ゆっくり休んでしまうと後がきついので、写真を撮ったのと、呼吸を整えるだけ。やっと、九合目を過ぎるあたりからはだいぶ楽に歩けます。
山道を登って、平らな場所に出て来ると、正面に、観音堂登山道標識前で小休止。南峰をチェックポイントと思い込んで、一応、頂上まで上がりましたが、視界は悪く、先に到着していた人に教えられて、元の道へ引き返し...。
そこから山の背をぐるっとまわって、富山北峰頂上(349.5m)へ。途中に、愛の鐘 とボタンスギの巨木(縁結び)があります。鐘を鳴らすハイカーがいて、心地よい響きでした。
「里見八犬士終焉の地」という白い標識とベンチを過ぎて、やっと、金比羅宮前を通って、頂上へ。まず三角点のある山頂へ。頂上は広場になっていて、木 で作られたアスレチック風の展望台があります。360度の大パノラマが展望できる、北峰展望広場にある展望台へ。チェックポイントのスタンプを押印。多 くのハイカーも眺望を楽しんだり、撮影したり...。手前左手に、皇太子・皇太子妃散策記念碑があります。
しばらくベンチで水分補給と休憩をした後、帰路につきます。
縁結びの大杉を越えた場所から左手に舗装された道があって、コースがどちらか迷って、舗装道路を下り始めたところ、上の方から愛の鐘の音が聞こえて、道を間違えたのに気づき、戻ってコースへ復帰。 『鐘があって、嗚呼、助かった~!』
いよいよ急な山道に入って行きます。
行きの階段以上に急峻な 階段を一気の下り。歩幅を狭く取り、滑らないように注意をして下りまし た。足元を確認しながら進みます。階段の高さが一定で無いのと、滑りやすくてペースはゆっくり、確実に歩を進め、転ばないように。途中、清水が沸いていて、水飲場あり。
やっと、遊歩道終点になりましたが、そこからの舗装道路が思っていた以上に長い。途中、川の堰止めは、迂 回路になっていて、左手に崖が崩れた場所や、コースに落石の大石があったり...。
また、北斜面には、うっすらと雪が残っていたり。
奥沢川に沿った道路を進んで、富山の中腹にある伏姫籠穴(ろうけつ)〔里見義実の娘「伏姫」と飼犬「八房」が暮らした洞窟〕へ。さっきま での山道がウソのような、きれいな城壁風の建造物があります。 山門近くには、里見八房が眠る 「犬塚」や、「円舞台」(八本の柵の上に珠と、その下に犬という名字が使われている八犬士を刻印)もある〕。籠穴(階段を上り、一番奥の洞窟まで行き中を覗く)を見学。神話の世界を想像。
その後は、富山中学校を経て、富津館山道路の高架下をくぐって、右折して観音山を目ざします。
観音山の看板〔上にふくろう〕が見えて、左折すると、急な階段。100段ぐらいでしょうか、登って回り込むと頂上。岩井の海岸線と東京湾、市街地が一望できます。好天だったので、遥か沖合いまで絶景が...。
ゆっくり眺望を楽しんだ後は、
コースマップどおりに歩くと、道の駅「富楽里(とみやま)」へ。「ふらーり」とシャレ?で道の駅。農産物や岩井漁港の新鮮な魚料理が食べられたり、土産品の販売、野菜や鮮魚、特産品などが並べられています(写真は前回訪問時)。
最後のポイント、道の駅「富楽里」には、帰りの電車時刻の関係でパス。ショートカットして、帰りの電車時刻に間に合うようにスピードを上げて、岩井駅前 ウォーキングセンターに立ち寄りゴール。当初、予定していた電車に間に合って、15時前に自宅へ着きました。
夜、7日(7のつく日)ということもあり、家族全員で「菜々の湯」で、疲れを癒しました。
天候には恵まれ、富山からの絶景が観られた「富山」ハイク」となりました。翌朝起きると、温泉に入ってマッサージしたにもかかわらず、太ももの筋肉がパンパンになっていました。「ちばの山」は低山というイメージがありますが、距離・時間こそ短いのですが、甘く見ると後が大変ですヨ。
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