オジン隊 「JR ウォーク」で 西日暮里から谷根千を歩く

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11月15日(金)、早朝は小雨がチラつきましたが、ウォーク時には曇天の中、いつもの大学勤務時の先輩二人とともに、オジン隊は「駅ハイ 歴史的建造物と文豪ゆかりの地in 西日暮里~谷根千~日暮里)」約6.7kmにチャレンジ。

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髭の兼子隊長、いつも笑顔の遠藤副長と先月の軽井沢駅ハイから1ヵ月ぶりの再会。今回は遠出の次ということもあり、身近な都内ウォーク。

西日暮里~谷根千~日暮里を散策することに...。スタート時刻9時30分前に集合。マップをもらって、ゆっくりスタート

駅前右手に、東大合格者トップの開成高校が見えます。オジン隊には全く関係ないので、素通り。道潅山下の交差点まで真っ直ぐ。早速、四方山話に花を咲かせながら、マップに沿って周囲を見渡して進みます。

不忍通りを横断して、城北信用金庫先を右折して、細い道に。またも直進して、ミラーのある場所を、遠藤副長が確認。先頭の隊長は、本日は黄緑色のシューズに、同色の上着でだいぶ活かしています。

ミラーのある場所を左折すると、住宅街が続きます。舗装道路の歩行者の区分が広く取られていて、 DSC01286.JPG DSC01287.JPG歩きやすい。途中、宮本百合子ゆかりの地で立ち止まり、旧安田楠雄邸庭園〔豊島園創設者の藤田好三郎が建てた邸宅で、後に安田財閥の所有になり、1995(平成7)年に安田楠雄氏が他界後に寄贈された。和洋折衷様式の建物〕が初のポイント。水曜と土曜の開館のみで、本日は外観のみ。

 

団子坂上までは、ゆるい上り。団子坂上を右折すると、歩道と車道が色分けされ DSC01289.JPGていて、真ん中に車道。右折して間もなく、森 鷗外記念館。ここも入館せずにパス。

 

さらに、真っ直ぐ進んで、駒込学園中・高校前で左折します。今回のコースは、 DSC01293.JPG DSC01295.JPGジグザグとコースが組まれています。続いて、処女作『吾が輩は猫である』の小説家 夏目漱石旧居跡(猫の家)へ。記念碑横の外壁に、歩いている可愛い猫の像が...。

 

日本医科大学附属病院前は工事中。病院玄関前で、本日は血糖値や血圧測 DSC01299.JPG定などの無料健診を実施中。無料という掲示に、『ただ(無料)で歩いているだけ?』という隊長の言葉。3人とも60歳を超えているので、健康には敏感! これ幸いと、寄り道して検査を受けました。3人とも血圧、血糖値ともまずまずで一安心。ウォークを続けている成果とポジティブ思考。

 

だいぶゆっくりしてしまったので、少しペースを上げることに...。

 

日本医科大学を左折して歩いて行くと、間もなく根津神社〔1706〔宝永3)年造営。6代将軍徳川家 DSC01302.JPG DSC01305.JPG宣生誕の地。 本殿、幣 殿、唐門、西門、楼門、透塀が国の重要文化財〕。境内は広く、参拝客で賑わっていました。

 

ここで、思いがけずに、前を横切ったウォーカーを見かけました。富士山二合目で骨折した常連の黒スパッツの男性ウォーカー。本日も健脚振りを発揮。あっという間に見失いました。

境内には、紅葉や黄色く色づいたイチョウ、ぎんなんの実が落ちていて異臭をは DSC01306.JPGなっている場所も...。

社殿を参拝。ツツジの名所として知られていて、今春、ハトちゃんが感動したことを思い出し、二人にも、シーズン時の来訪を強く薦めました。

広い境内には、参拝客のほかに、七五三の家族連れも見られて、微笑ましい光景と、孫は可愛いという話が出て来ました。

 

DSC01309.JPG境内を抜けて、別の鳥居から神社を出て、細い道の途中にお化け階段〔上りと下りで段数が違っている〕がありましたが、きれいに整備されていて、名前の雰囲気に合っていない感じ。ここで、隊長の自宅が、品川のマンションなので、怪談(階段)は大変というダジャレに苦笑い。

 

異人坂を上って、やっと広い不忍通りに出ます。横断して言問通りとぶつかる根津1丁目の交差点を谷中方面へと進みます。

 

600mほど直進すると、角にある「カヤバ珈琲」は現在でも営業中とのこと。大正5年 DSC01315.JPG築、昭和13年創業の建物は、古い民家カフェで、いったん閉店しましたが、2009(平成21)年に復活したそうです。

 

通りを隔てて、すぐ前に旧吉田屋酒店「下町風俗資料館付設展示場」があり、内 DSC01316.JPG DSC01318.JPG部には吉田屋で使用されていた道具、酒樽なども展示。外国人観光客の姿も見かけ、チラシなどの情報発信施設としても利用されています。観光パンフレットがあったので、記念資料にいただきました。

 

コースどおりに谷中地区へと足を踏み入れると、まず目立つのが寺町ということで、江戸時代から続 DSC01325.JPGく寺社仏閣が両脇に次々と続きます。名前が覚えられないほど多数。江戸幕府の政策により、神田付近の寺社が移転し、寺町を形成した DSC01324.JPGとのこと。

途中、『じぇじぇじぇ』。  何と「美しい日本の歴史的風土100選」にも選ばれた、谷中のシンボルのヒマラヤ杉の巨木を見上げます。

 

その後、大名時計博物館前を通って、大正12年までは、藍染川が流れていて、 DSC01340.JPG現在は暗渠になっているヘビ道へ。確かに前のウォーカーの動きや DSC01327.JPG自分たちの歩行で、くねくねと曲がっている様子が良くわかります。

創立110周年の谷中小学校前には、「大名時計博物館」にある大名時計を 模した大きな和時計が立っています。

 

谷中の町を歩いていると、女性観光客から『このあたりに五重塔はありますか』と道をたずねられ、とっさに『上野公園の東叡山寛永寺の五重塔ですかね』と答えましたが。後で考えてみると、谷中霊園内にある無理心中で消失した五重塔跡碑だったのか、と確信。一度、小生は見学したのに、とっさに出て来ませんでした。

 

PICT2207.JPG 珍しい観音寺の築地塀(江戸時代に築かれた土塀)や大小数々の寺社があります。伝統工芸の店や博物館も集まっています。写真を撮っている人や、寺社めぐりの団体客がぞろぞろ歩いていました。通りに六地蔵を発見。

 

日暮里駅へ向かう道の途中右手に、朝倉彫塑館の建物 DSC01344.JPGが...。本日は金曜で休館日。西日暮里駅のゴールまで、残り1km。

 

 

DSC01345.JPG夕やけだんだん〔JR日暮里駅から谷中銀座商店街へ向かう途中にある〕の階段を下って、谷中銀座商店街へと向かいました。

 

コロッケ30円、バナナ8本で100円など、激 DSC01349.JPG DSC01348.JPG安の商店街でしばし買物を...。両脇が狭いので、自然と商品や値段表示が見え、庶民感覚の店が立ち並んでいます。昭和世代オジン隊は下町 DSC01351.JPG DSC01355.JPGの活気と人情が感じられて、店を覗いて、声をかけたり、気に入ってつい飲食したり、土産物を買ってしまいました。投句箱がありましたが、今回は優秀作が浮かばずじまい。

 

 

その先を右に曲がると、よみせ通り商店街。ここから、マップには、西日暮里駅へとなっていましたが、昼食のこともあり、今回は谷中銀座商店街→夕やけだんだんを引き返して間もなく日暮里駅ゴール。歩行距離が短くちょっと物足りない感じでした。昼食は、駅前にあったいつもの「ガスト」

 

食事をしながら、次回の熱海駅ハイの日時を決めました。1時間後、先輩たちと駅前で別れて、小生 DSC01356.JPG DSC01361.JPGは「亀戸行き」の都営バスに乗って、向島百 DSC01366.JPG花園まで足を運んで、「都立庭園スタンプラリー」の押印をゲット。園内を散策するも、狭くて、名物の萩のトンネルはすでに花が散って終了。多少の紅葉が観られた程度。

軽く散策して間もなく亀戸駅までバスで出て、中央・総武線千葉行きで最寄り駅の幕張本郷駅まで。

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今回は、日暮里・谷中をざっと観て回りましたが、もう少し歩く範囲を絞って、ゆっくりと「谷根千(谷中・根津・千駄木)」の街並みを歩きたいという想いに駆られ、日暮里をあとにしました。

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このページは、hatochanが2013年12月 8日 16:06に書いたブログ記事です。

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