さて、31日(木)も、秋晴れでさわやか。そんな中、横須賀・総武快速線と東海道線で、七夕で有名な平塚へ。駅ハイ期間限定「湘南平塚の潮風と歴史・文化を感じるハイク(約9 km)」に参加。9時23分平塚駅着。時間前に受付開始。
南口出口から、バスロータリー前の道路を一直線に南下。駅ハイのマップを持ったでスーツ姿の中年の男性ウォーカーが先頭。両側に松並木が続く幅広の道路を海に向かって進みます。途 中、高浜公園前で、ハトちゃんは、有島武郎夫妻のゆかりの地で、白いヒモ状のオブジェ〔動物?〕と高山樗牛の碑を見学。
左手に湘南海岸公園が見えて来ます。国道134号線前には、長い歩道橋がありました。すると、前を歩いていたウォーカーはコースをはずれ、左折して国道へ。時間が取れたので、駅ハイに参加したのでしょう。
小生は、マップに沿って、林を抜けて、海岸の砂浜へと。前方の海は、穏やか。右側に広いウッドデ ッキがあり、海岸線を眺めながら進みます。左に休憩できるビーチセンター、海辺に音楽が流れて、いかにも湘南へ来たと実感します。センターと平塚新港を結ぶ全長565mは、浜辺の散歩道。
砂浜は、さすがに人はチラホラ。「湘南ひらつかビーチパーク」では、ネットが張ってあって、数面のコート内で、大学生のクラブまたはサークルと思われる男子がビーチバレーの練習中で、声を掛け合ってプレー。
デッキが切れると、海岸歩道は、砂がかぶって歩きにくい場所や、野良猫が悠々と日なたぼっこ...。
海岸の突き当りまで歩くと、相模川の河口。国道をくぐり抜け、今度は相模川を 観ながら前方へ。河口近くは川幅が広くて、対岸の建造物が無いと、海の入り江と勘違いするほど。川の土手を歩きます。
間もなく、「平塚漁港(須賀港)」へ。川沿いの道が真っ直ぐ続いていない。橋でもあれば近道なのに。ぐるっと、2階のデッキを回る形で、漁港内を一段高いと ころから眺めます。停泊中の漁船の周りを小学生の遠足・見学が行われていて、小生に手を振る生徒も。
回り込んだ右側の細い階段を下りると、湘南潮来の碑がありました。
その後は、相模川を右手に観ながら、左側には平塚競輪場があり、先の右側の 湘南潮来〔河川敷にサッカーのグラウンドなどが作られていて、釣り場も川沿いにある〕は、整備状況が土手から眺めて も悪い。水上スキーをしている光景も。東海道線の高架橋の下をくぐって、道なりに進むと、左手にひらつかアリーナの建物が。馬入ふれあい公園になっていて、手前に馬入の渡し跡の碑があります。アリーナを越えて、河川敷へと階段を下ります。
「馬入・光と風の花づつみ」の公園は、手前にコスモスの花群が咲き誇っているはずでしたが 、台風26号の被害で、ほとんど倒れて枯れてしまい、花は申し訳け程度。
仕方なく土手に戻り、ゴーカート場横から、またも直進。途中、細い馬入緑道もありました。平塚市役所前は工事中で騒音と狭くて歩きづらい。
やっと、広い道に出て左折。「平塚八幡宮」〔平塚の中心市街地にある神社で、古来、平塚宿(じゅく)の鎮守として広く崇敬されるている〕へ参拝。
続いて、八幡山公園内の「旧横浜ゴム平塚製造所記念館(愛称:八幡山の洋館)」を見学。入場無料で、国の登録有形文化財になり、明治期の県内でも数少ない洋風建造物〕。洋館の前には、きれいな花壇が...。横浜ゴム製造所が隣接。コースどおり に、海軍火薬廠の跡を見て、プラザロードを進み、崇善小学校の前を右折。交差点に歩道橋が 架かっていて、ウォークコースの割に多いと感じます。実際は、歩道橋を渡らずに、横断できましたが。
国道1号線を春日神社北側まで真っ直ぐに進んで、「平塚の塚(地名発祥の 地)」へ。要法寺山門前から旧東海道へはすぐにぶつかります、右手角に、小さな平塚宿西組問屋場跡の碑。
旧東海道に出ると右折して駅方面へ。すぐ神奈川銀行前に 「平塚宿本陣旧跡や高札場跡」、脇本陣跡など。平塚宿は、東海道五十三次の7番目の宿 場。あまり、目立たないのでわかりにくい。骨董商の老人が店頭にいて、親切に教えてくれました。
最後のポイント、怪談「番町皿屋敷」の主人公 「お菊塚」は、周囲の伐採作 業で写真のみで早々に退散。
ひととおり、平塚市街と海を観たんですが、今度はぜひ七夕まつりに再訪したいと考えています。とにかく、天候に恵まれて、潮風に吹かれ広大な海・相模川河口を眺められたので、満足したウォークとなりました。
帰りは、湘南新宿ライナーで戸塚乗換え→横須賀・総武本線で津田沼→総武・中央線で最寄り駅へと。 平塚駅(12:19発)→幕張本郷(14:00)で、自宅に着いたのが14時20分。
コメントする