「JR ウォーク」で 御茶ノ水界隈をぶらり歩く

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駅ハイ期間限定コースの「専門店が連なる街、御茶ノ水界隈を歩く (約9.7km)」を、10月30日(水)にたずねました。前日に行く予定でしたが、雨が降ったので本日に順延。先に、八王子の実家に寄って、母に先週末収穫した新鮮な野菜を届けた後、中央線で「御茶ノ水」駅まで戻って参加(10:53)。

 

DSC00606.JPG DSC00609.JPG DSC00611.JPG 秋晴れの下、上空には飛行船が......。学生が行き交う順天堂大学の前を横切って、スタート地点の「東京都水道歴史館」。今年2月の「文京区の文学街めぐり」と同じ場所http://www.waterworks.metro.tokyo.jp/water/pp/rekisi/ へ 。トイレを借りて、見学者とともに館内を見学。入館料はちなみに無料です。館内には、江戸、東京の生活に欠かせない水道の歴史のパネル、模型、貴重な資料が展示・紹介されていて、近代水道に至る水道の歴史を学べます。 DSC00616.JPG

 

 次に、最初のポイント「金刀比羅神社」へ向かいます。本郷給水所公苑の先を右折し、坂を下ると宝生能楽堂。突き当たる角にめざす神社が。

 

参拝後、右折して突当りを左折すると、白山通りにぶつかります。目の前に、読売巨人のホームグラ DSC00618.JPG DSC00621.JPGウンド東京ドームと遊戯施設が現われます。施設内は広くて、アトラクションゲート窓口の受付嬢に聞くと、マイクで教えてくれて、声が周囲に聞こえてビックリ。

ドームの21ゲート右に、「野球殿堂博物館」があり、その前へ。時間の関係で今回は入館せず。

 

施設内の通路を抜けて、白山通りへ。右に曲がって、JR水道橋駅前まで進みます。中央・総武線のガード下をくぐって、通りを南下します。 DSC00622.JPG

 

途中、カトリック神田教会の建物(登録有形文化財)を観るため、いったん寄り道。

 

DSC00627.JPG再び通りに戻り、横断して、「奥野かるた店」を覗き、多種類のかるたや囲碁、将棋、 DSC00632.JPGカードゲームなど販売品を拝見。その後、神保町に抜けます。靖国通りにぶつかり横断すると、懐かしい学生時代を思い出す神田古書街

ちょうど、古本まつりの開催中。古書街は、相変わらず、古書や専門書を探す人たちで賑わっていました。今年、創立100年を迎える、大手の出版社 岩波書店アネックス2階にある「京都 便利堂」のショップをちら見。

 

古書街の裏にあたる、神田すずらん通りに入ると、飲食店や中国図書 DSC00635.JPG DSC00638.JPG・物産店、古本店が両脇に。ちょうど、お昼時で、行列をなすお店など。てんぷらで有名な「いもや」も近くにあります。

 

駿河台下の角には、三省堂本店も見えます。横断してそば屋の角を、御茶ノ水駅方面へ。大学が多い学生街では、左 DSC00642.JPG手に、私立大学人気度No.1の明治大学。「~号館」が立ち並ぶ中でも、高層建造物のリバティータワーは、とりわけこのあたりでは突出した高さで、下から見上げるとぐ~んと聳え立つ。以前2回ほど、最上階に上がって眺めたことがあり、夜景は感動もの。ハトちゃんの職場だった大学も数年後、対抗してキャンパス内に高層校舎を建てました。

 

キャンパス内の窓が鏡のように反射している校舎の地下に「明治大学博 DSC00646.JPG物館」があり、今回初の入館。貴重な資料が展示されていて、特別展では「天平の華(東大寺と国分寺)」で個人瓦コレクションの厳選した、東大寺と国分寺に関連した資料や調査・研究を公開中。

 

次に、小桜通りに入って日大病院前を通って、「ニコライ堂(東京復活大聖 DSC00651.JPG DSC00647.JPG堂)」へ。正教会の教会で、屋根が丸くなった大聖堂。ビサンチン・リバイバル様式の建物で、電車の車窓からも観える、この地の象徴的建造物。残念ながら、館内見学は、13時からだったので外観のみ。

 DSC00656.JPG DSC00654.JPG

見学後、停車場跡の赤レンガ下に新しく商業施設ができて、神田万世橋から眺められます。橋を渡り、中央通りを北上し、秋葉原電気街の雑踏を過ぎて、秋葉原駅前のつくばエ クスプレスへの乗り継ぎへの広場を通って、左折します。

 

山手線、京浜東北線が行き交う高架下に沿って歩いて行くと、ちょうど御徒町駅との中間地点ぐらい DSC00662.JPG DSC00666.JPGのガード下に、 「2k540AKI-OKA ARTISAN」。ギャラリー、カフェ、ショップなどのものづくりの街がありますが、水曜でお休み。

その後、都道452号神田白山線に行く手前右手に、旧練成中学校跡を改修したアートセンター「アーツ千代田3331」へ。昼休みで、前の広場には、ベンチで休むサラリーマンの姿。先ほどの街と同じような感じだが開放的な雰囲気が漂います。

 

神田白山線を右折して、湯島中坂下→池之端方面に700m。正面に DSC00669.JPG、大きな蓮の葉が一面に茂っている不忍池へ。池の周囲には、観光客やジョギング、散歩を楽しむ人たち。谷中七福神の一つ、水天宮が遠くに浮かびます。

左まわりに上野駅方面に向かうと、間もなく交差点手前の上野恩賜公園内に DSC00673.JPG「下町風俗資料館」。〔大正時代、古き良き時代の江戸下町の町並みを再現、下町の歴史と文化を物語る資料を展示〕。ちょうど団体観光客が入館するところで、時間がかかりそうなので小生はチラシのみもらい先へ。

 

いったん、池之端1丁目の交差点まで戻り、「旧岩崎邸庭園」の標識に沿って、細い道に入って出入口まで。ここからジャリ道が受付まで続きます。落葉を集めているおじさんが大変そうに見えます。

 

手続きして、「旧岩崎邸庭園」〔重要文化財。三菱を創始した DSC00681.JPG DSC00677.JPG岩崎彌太郎が、旧舞鶴藩主牧野氏から購入。3代目社長長男の久彌氏の本邸として造られる。現在は約5千坪の広大な敷地と洋館、和館、ビリヤード室など。洋館は、ジョサイア・コンドルの設計による木造2階建、地下1階、スレート葺で、イギリス17世紀初頭のジャコビン様式を基調としたの見事な装飾。

広い芝生には、休憩所があり、2回目の洋館、和館内部をを見学しました。

 

DSC00688.JPG DSC00690.JPG旧岩崎邸を出て、上野・不忍池から約300mの近くに、御茶ノ水界隈があるのは不思議な感じ。神社横の石段を上がると、「湯島天満宮(湯島天神)」。天満宮(天神)は、「学問の神様」ということもあり、たくさんの絵馬がぶら下がっていました。菊まつりの開催中。平日と言うのに、参拝客が多い。

 

参拝後、境内をざっと観て、駅方向へ。2つ目の信号を右折して、駐車場の先に、本堂だけが大きな霊雲寺へ。お孫さんと遊ぶおじいさんと会いました。

 

寺の山門を出て直進すると、蔵前橋通りの右手に「おりがみ会館」。〔18DSC00700.JPG59(安政5)年、おりがみ発祥の地で、国内外の親善交流と社会貢献を目指したおりがみの専門館 。館内は無料で、3階で作品展示、販売など。4階でおりがみ教室なども開催。年齢を問わず楽しめるおりがみは、簡単にできる工作物で、千代紙のカラフルさもあって、ほのぼのとした気分にさせてくれます。

 

最後は、清水坂下の信号を渡って右折して、細い道の右手に神田明神〔東京の中心部108町会の DSC00702.JPG総氏神で、2年に一度行われる神田祭は、別名天下祭といわれる〕。建造物の外装は、新しく、境内も広い。

 

ついでにコースに入っていたので、湯島聖堂〔儒学者・林 羅山の廟殿と家塾を、徳川五 PICT3747.JPG代将軍綱 PICT3745.JPG吉が儒学の振興を図るため、1690(元禄3)年、湯島の地に聖堂を創建して、この地に移す。その後、およそ100年を経た1797(寛政9)年、幕府直轄として、世に名高い「昌平坂学問所(通称『昌平校』)」を開設され、多くの学者を輩出〕にも立ち寄りました。

 

 

孔子像の高さは、世界最大で、他にも大成殿(本来は孔子廟)や学寮も設置されている〕 

 

今回は、名所・旧跡、寺社、学問関係、大学など、バラエティーに富んだポイントを見学することが多く約9.7kmのコースは盛りだくさん。「御茶ノ水」駅に戻って、ゴール(14:00)。八王子へ行ってからだったので、久しぶりに、疲れました。

 

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このページは、hatochanが2013年11月 4日 21:50に書いたブログ記事です。

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