4月5日(金)、「JR 駅からハイキング」で 多摩川夢の桜街道(8km)を歩きました。前日、北本(埼玉)で、石戸蒲桜を観る予定でしたが、ホームページで散り始めているとの情報と自宅庭の芝生の草取りが途中だったので、終了させようとキャンセル。草とりは、結局、一日仕事になってしまいました。
というわけで、2013年度初となる駅ハイに、JR中央・総武線(幕張本郷)→中央線(御茶ノ水)→青梅線直通で羽村駅へ。
駅前からパトロールセンターへ移動する。スタート時間10分前に到着。順次、スタートさせていて、さすがに都内のウォークは人手が違う(9:20)。昨年は、背広姿の若い男性ウォーカーと一緒に歩いたことを思いだす...。
新奥多摩街道を横切り、稲荷神社、禅林寺を通って、玉川上水に出ます。右折すると、羽村堰入口の第二水門へ。「さくらまつり」の開催中。土手の桜は、昨日の風雨があったのに、まだ残っていました。
羽村堰では、地元の観光ボランティアが説明。ここで 、牛枠(うしわく)〔多摩川での呼称〕を見ました。(聖牛、鳥脚、川倉ともいう)・・・川の水流の衝突部に設置して減勢、導流を行う設備。伝統的河川工法。
ウォーキングコースへ戻って、土手沿いの遊歩道を花びらがひらひらと舞い散る中 を、桜を観ながら歩きます。右手に多摩川を眺めながら。「さくらまつり」で、模擬店がたくさん並んでいましたが、時間が早いのか準備中。左手の玉川上水には、金網が張り巡らされていて、眺めるだけ。
羽村大橋の下をくぐって、福生市営球場では、少年野球が行われていました。それから加美上水公園、かに坂公園横を通り、遊歩道を進みます。
晴れて暖かく、新緑が目にまぶしく、薫風が心地良 い。ハトちゃんは、昨年も同コー スを歩いているためペースが上がり、前のウォーカーを次々と追い抜いて行き汗ビッショリ。いったん、土手沿いの道を離れ、宮本橋を右折すると、田村酒造場〔1822(文政5)年、田村家九代目勘次郎が造り酒屋を興し、蔵元として開始〕に立ち寄ります。立派な土蔵が目を引きます。試飲もできるサービス。コレを目当てに来るウォーカーも...。代表的銘柄は「嘉泉」。
続いて、また玉川上水の道に戻り、永田橋下もくぐって真っ直ぐ進むと、福生緑地になり、途中から玉川上水沿道から離れて園内を歩く。子どもが親水池で水遊び。チューリップや菜の花、そして遠くには桜と彩りが鮮やか。
さらに、多摩川に沿った道を歩きます。多摩橋(五日市街道)をくぐって、田園広場公園。
続いて、多摩川中央公園では、川を遠くまで見渡せます。
その後、JR五日市線のガード下をくぐると、左手に大きな福生団地(10 :00)。その前にシダレ桜が満開で見事。団地前の土手沿いに大きな桜並木が続き、ちょうど「ふっさ桜まつり」(永田橋~睦橋間)の真っ最中。遊歩道で、保育園児の 列や、ジョギング&ウォーキングの人たちに出会います。
また、土手で〇〇が群生していて、名前がわからず採取していたオバちゃん。漬物にすると美味しいと。
睦橋前をくぐって、福生南公園手前を進んで、細い道に入 ると、石川酒造の白壁 のどっしりした蔵構え。敷地内の長屋門、新蔵、本蔵など6棟の建物が国登録有形文化財になっています。敷地内は熊川分水など閑静な雰囲気。大きなケヤキの下に、酒造りに使う仕込水があり、ひと口飲むと、カルキ臭が無く、軽い味。代表的銘柄は「多満自慢」。
国道7号線に出て右折して、新奥多摩街道を横切り、陸橋通りを直進すると、車の往来が多い国道16号線。国道を渡って、道なりに進み右手に入ると JR拝島駅前に。
ゴールすると、缶バッチと西武鉄道&多摩モノレールとの共同イベントのため、それぞれ、カードにポイントを付与してもらう(10:45)。本コース(約8km)のゴールまでの所要時間は、約1時間30分。やはり、8kmは絶対無いと思います。
帰りは、行きと違って急がなかったので、運賃節約。西武新宿線急行で高田馬場→東京メトロ東西線快速西船橋→中央・総武線(幕張本郷)と、ほとんど待たずに帰って来たので、12時半過ぎに帰宅。
水曜の強い風で、葉桜になってしまったか心配しましたが、かろうじてセーフ。観桜と新緑に満ち溢れた今年度1発目のウォークに満足。良いスタートが切れました。明日6日は、妻の実家に近い佐原へ行きます。
コメントする