ハトちゃんは前日に続き3月31日(日)もウォーク。天候は朝から雨模様。駅ハイ(in 小見川) 約10kmに出かけました。昨晩、小見川(妻の実家)で宿泊していたので、早朝、チャリンコで駅へ。途中は、いつも通っている田園風景が続く...。
まだスタート準備の最中に駅横の自転車駐輪場〔無料〕に駐輪。祇園祭に出る 山車も1台出て笛や太鼓で、当地初のイベントを盛り上げます(8:22)。スタートは8時30分でしたが、下り電車の到着(8:20)を待って早めに受付開始。まず、桜の名所である、城山公園に向かって真っ直ぐ歩きます。雨は小雨程度なので、傘をさしたりたたんだり。
途中、城山公園手前に、義父が半年ほどお世話になった、介護施設 「スマイル小見川」を通過(8:35)。毎週末、訪問していたことを思い出し、そういえば、今年で3回忌になる時の移り変わりを実感。
左手、一段高い所が小見川高校。城山公園は、道なりにピンクの提灯がぶら下がっていて、夜もお 花見ができるようになっています。坂をだらだらと上って行く(8:42)。前に、二人のウォーカーは健脚で結構早いペース。まだ桜は散らずに残っていて、道路沿いのソメイヨシノを観ながら進みます。
出入口では、出店の準備。『先頭ですか?』と、声をかけられる。『前に二人いますヨ』と返答。
公園内は、以前に来て知っていたので先を急ぎます。坂を下って、成田線の立川踏切を横断し、田園地帯を通り過ぎ、国道356号線を横断し、利根川方面に向かって進みます。横断後、前のウォーカーが道を間違え、ハトちゃんもすぐコースに戻ると、だんだん雨脚が強くなって来ます。
一番先頭のウォーカーから30m後方ぐらいを付いて歩きます。すぐ後ろにいたウォーカーは強い雨脚に立ち止まって、引き返しました。
しばらく歩くと、前方に利根川の高い土手と階段が...。コースは階段を上がって河川敷遊歩道でしたが、足元が悪いのと、すでに靴の中にも水が入って歩きにくいので、小生は土手下の舗装道路を進み、前方左斜め上方に前のウォーカー。
小見川大橋で、舗装道路が遊歩道と合流(9:10)。利根川〔坂東太郎の異名を持ち、河川の規模としては日本最大級で、東京都を始めとした首都圏の水源の役割大〕流域を一望しますが、雨で眺望も今ひとつ。
雨脚が強くなったので、遊歩道を歩くのを止めて、約2kmをショートカット 。マップの八丁面公園を目標に進みます。すると、角にあったのは、くろべ運動公園の表示(9:21)。隣りが八丁面公園でした。
黒部川の支流には、船が数隻佇む。矢印にしたがい、内浜公園〔明治天皇の侍医で東京順天堂医院を開設した、佐藤尚中の生誕 した旧宅跡がある〕内 には、尚中誕生の碑と産湯の井戸がありました(9:30)。
続いて、ジグザグに路地を抜けると、善光寺〔1576(天正4)年、信州善光寺の沙門清賢法師が開 山〕初代松本幸四郎〔1674年小見川生まれ。「弁慶」当たり役で当代の名優に〕の墓もあわせて参拝(9:33)。境内の本殿までの参道には八重桜が見事に咲き誇っていました。隣りの正福寺 の外観を 眺めて、須賀神社〔千葉氏一族の粟飯原氏の創建〕へ(9:40)。
商店街の反対側に出て、橋を渡り直進。左側に白壁の土蔵を発見(9:45)。夢紫美術館〔1848年 創業の谷屋呉服店の土蔵を使用した国内唯一の私設染色美術館。貝紫染色の染色工芸品を収蔵〕の出入口がわからないので、呉服店の店先を掃除していた店員さんに聞くと、店の中から入館できるとのこと。
雨で濡れた靴を脱ぐのが悪いと思い、中から写真を。ふだんは閉めていて、本日のイベントのために開館とのこと。
さらに、コースはジグザグとなって、小生は地元なので、千葉銀行の位置もわかっていましたが、矢 印があちらこちらと迷いやすい。初の当地での駅ハイなので、仕方がないのですが、もう少し単純にしてほしいものです。赤い中橋を渡って、小見川商店街へ(9:53)。街並みは、江戸時代の利根川舟運の中継港で、街道の宿場町として、また藩の陣屋町として発展しましたが、現在は、活気がありません。
商店街の突き当りが、今朝スタートした道路で、城山公 園とは逆の駅 方向へ向かいます。新田橋を渡ると、小見川駅へと...(10:00)。
10時をちょい回ったぐらいでのゴールとなりました。汗と雨に濡れてしまったので、早々にチャリンコで25分ほどの妻の実家に戻りました。初めてのJRとの企画で、慣れていなかったせいか、お土産などの特典を増やして欲しかった。
「駅からハイキング」2012年度は、結局222ポイント(前年113)で終わりました。
利根川下流河川敷に位置する小見川町は、自然と文化に恵まれていて、今回、あらためて町の名所や寺社・史跡を見学できてラッキーでした。なお、来週も小見川近辺のウォークで、房総の小江戸と呼ばれる佐原に行って来ます。
コメントする