「JR ウォーク」で 高田馬場から東中野へ満開の桜を観ながら歩く

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今回のコースは、駅からハイキングのパンフレットでは、約9kmとなっていたが、当日は約9.7kmとちょっと距離が長くなって、帰りに田舎(小見川)へ帰る電車の時刻が心配に...。

 

 

まず、高田馬場駅早稲田口からスタート。都内のウォークは参加者が多く、並ん PICT5664.JPGで前のウォーカーに続く。いつもに比べコースの要所には、案内係員が多くたっています。駅前の BIG BOX前を通って、南下。大久保スポーツプラザ入口を左折し、高校ラグビーの名門保善高校を見ながら、「諏訪の森」がある最初のポイント諏訪神社〔810~824年創建〕へ(9:00)。

 

 

参拝後、今来た道の突き当たりが、諏訪町交差点。明治通りに出て、横断後右 へ進みます。このあたりは文教地区で、いかにも学習院女子大学という感じの正門前からキャンパスを望む(9:04)。PICT5667.JPGPICT5669.JPG他に都立戸山高校など。三つ目の信号前には、ガラス張りの大きな門のような新宿コズミックセンターが...(横浜国際船員センターホテルの外観を彷彿させる)。センター前を左折します。

 

 

 

PICT5670.JPG道なりに、桜が満開の戸山公園〔明治6年から終戦の1945(昭和20)年まで陸軍兵学校があった 場所を公園にして、山手線内で一番標高の高い箱根山が園内にある〕へ(9:10)。今回は、箱根山は寄らずにコースどおり進み、右手の運動広場での少年野球の風景を見ながら園内を散策。

 

 

 

公園を出て間もなく左手に、スロープ・階段があり、階段を上がると放生寺〔1641(寛永18)年、穴 PICT5676.JPG PICT5680.JPG八幡宮の別当寺として開創。冬至から節分まで「一陽来福」のお守りを授与〕へ(9:18)。それから、隣りの穴八幡宮〔1062(康平5)年、源義家が奥州からの凱旋途中に八幡神を祀ったことに始まる。「一陽来復」のお守りを授与〕へ(9:20)。

ただし、来福来復になっている違いが...。江戸の昔は神仏習合により寺社の区別なく一つの処で祀られていたが、明治維新後の神仏分離により寺社を分割し現在に至っています。光寮門は朱塗りで新装。布袋尊が本殿手前にあり。

 

 

 

次に、早稲田通りに出て、東京メトロ東西線早稲田駅の地上出入口前を左手に折れると、夏目坂通 PICT5686.JPG 夏目漱石の生家があったことから名PICT5692.JPGづけられた〕 の上りへ。途中、係員の案内で左折しPICT5694.JPG石山房通りを進むと、突き当りの車止めの先に、小さい公園。漱石公園があり、園内に胸像や関連資料・写真などが展示された「道草庵」を見学(9:24)。

 

牛込保健センター前で、外苑東通りに出て左折すると新宿区弁天町(9:38)。ここは、ハトちゃんが、若かりし頃大学広報部の仕事で出張校正に来ていた秋山写植があったところで懐かしい。写植屋さんは、昨今のパソコン普及で、現在は廃業。

 

 

 

PICT5710.JPG PICT5701.JPG弁天町の交差点を過ぎて、早稲田鶴巻町へ。左折するとしだれ桜赤白桃の枝が見事な桜並木が続く通りへ。

 

 

途中、ハトちゃ PICT5706.JPGんの実弟が勤めたこと PICT5703.JPGのある新宿区立鶴巻小学校前へ。コースをはずれて裏手にある小学校正門前を訪れました(9:43)。確か、2,3回用事で勤め先の帰りに寄った記憶が甦りました。

 

 

 

PICT5712.JPG PICT5714.JPGコースに戻って、200mほどで、早稲田大学大隈記念講堂と早稲田大学キャンパス校門との間へ(9:55)。キャンパスの出入口では、新入生歓迎行事の準備で学生たちが結構、集まっていました。

 

 

大隈講堂に沿って歩いて行くと、新目白通りへぶつかり、左折して都電早稲田駅前を通過。小さい頃、大好きでよく乗った都電も、現在は東京で一路線のみ。郷愁を覚えた瞬間。

 

 

 

その後、荒川線終点早稲田駅の裏手にあたる神田川豊橋へ(10:03)。川の両側の遊歩道にソメ PICT5718.JPG PICT5723.JPGイヨシノの並木道が続き、橋から川に垂れ下がる桜の枝と川のマッチングが最高のビューポイント。天気も良いので、華やいだ気分になりテンションが上がります。

 

散り行く桜の花吹雪の中を観桜しながら、 PICT5726.JPG遊歩道を明治通り方面へ。満開の桜も、今週で見頃は終わりそう。ちょうど見事に咲き誇っていて、写真におさめる人たちが多数いました。花見のシートは4,5枚あるのみ。「桜の園」という表現がピッタリで、 PICT5730.JPG本日の駅ハイ設定日が少し遅ればせながらも、ハトちゃんを待っていたようにナイス・タイミング。曙橋で対岸に渡ると、ちょうど下落合駅から向かって来た1両の都電が、高戸橋の桜が舞う中を走って来て、記念撮影(10:16)。

 

 

 

明治通りを横断した後、また神田川遊歩道へ(10:23)。川沿いの幅広の道には、桜 PICT5734.JPGが無く、周囲はビルばかり。先ほどとは大違いで人影もほとんど無し。 景色も悪くて、)が無いとこうも変わるものかと。神高橋手前で左折し、高田馬場駅近くへ。

 

 

左折すると、スタートの高田馬場駅前の早稲田通りとの交差点に出ます。遊歩道の静寂さとは対照的に人通りの雑踏が...。

 

PICT5736.JPG PICT5737.JPG小生は、結構、高田馬場駅には来ていましたが、今回、初めてガード下の手塚治虫氏のキャラクター壁画〔高田馬場は、アトム生誕の地で1998(平成10)年に誕生し、一時撤去されて2008(平成20)年復活〕を鑑賞(10:27)。

 

 

その後は、アトムと東京オリンピック招致の幟が続く、早稲田通りを少し上って PICT5739.JPG小滝橋まで1kmほど、一直線。時計を見ると、帰りの電車の時刻まで余裕があったのでゆっくりしたペースに...。小滝橋手前から、また神田上水公園遊歩道を進みます(10:35)。

 

 

PICT5742.JPG PICT5751.JPG PICT5752.JPG川面には、花いかだが風情を醸し出す。公園の運動設備でトレーニングをする若者も。新開橋までの800m、小さい橋4つ。中野三中を過ぎると、中央・総武線の高架下から通過する電 PICT5756.JPG車が垣間見れます(10:50)。また、「ハイム北新宿」高層マンションが後方で、手前の川と桜並木が撮れるなかなかのスポットが...。

 

 

 

最後は、橋を渡って、右折してゴール東中野駅西口へ(11:00)。ここで、ハプニング。身障者で切符を買おうとしたら、みどりの窓口が無くて、一駅先の中野駅へ行くことに。最近、千葉県でも窓口が閉鎖され、不便を感じることが...。

 

速めにゴールしたので、大丈夫でした。おかげで、中野駅北口が整備されて広くなっていたのには、ビックリ。逆に、「快速」を利用できたのも幸いでした。

 

本日は、桜満載の一日になり、約10kmのウォークと、はたまた成田線小見川駅まで約100km程度の移動距離になりました。神田川沿いの桜並木と学生街、文学の街などでウォークを楽しむことができました。 

 

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