「JR ウォーク」で 鉄道と盆栽のまち〔in 大宮〕をたずねて(2回目)

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3月16日(土)、春らしい陽気で駅ハイ期間設定ウォーク(in 大宮)は、残り2日となって、ぎりぎりの参加。

 

大宮は、中山道の宿場町として発展し、駅周辺には明治の頃から車両工場が置かれて、「鉄道のまち」として知られています。また、東北新幹線の停車駅で、「鉄道博物館」があり、近隣には、大正時代より続く盆栽村もあり、埼玉県下有数の商業と文化の中心都市になっています。

 

大宮駅は、3ヵ月前の駅ハイ以来。9時30分着で降り立ったハトちゃん

 駅前のインフォメーションセンタースタート(9:31)。今回は駅東口から、大 PICT5310.JPGPICT5315.JPG中央通りを真っ直ぐ進みます。3つ目の信号右側に交番があり、左折し北進。氷川参道(氷川神社の参道が真ん中にあり、両側を舗装道路に挟まれている。参道の幅は広く、大きな木々が聳えています。

 

 

 

一つ目の信号右手に、さいたま市立図書館が手前で、右手奥に博物館。博物館 PICT5319.JPGが無料だったので入館し、さいたま市に関する歴史・考古・民俗等の資料の収集・展示を見学。郷土学習や体験学習コーナーもありました。特別展「さいたま考古学の始まり」を開催中。

 

PICT5321.JPG PICT5327.JPG PICT5330.JPG次に、参道に戻り直進すると、右手に氷川の社文化園の竹林、前方に立派な鳥居と社殿がある、武蔵一宮氷川神社〔二千年以上の歴史をもつといわれ、大いなる宮居として地名の由来にもなった日本でも指折りの古社。武蔵一宮として関東一円の信仰を集め、東京都・埼玉県近辺に約200社ある氷川神社の総本社で、他の氷川神社と区別する際は大宮氷川神社とも呼ばれる〕へ。

参道の長さは中山道の「一の鳥居」から約2km、また県道2号ぞいの「二の鳥居」は高さ13mで、明治神宮より寄贈移築され、現存する木造の鳥居では関東で一番大きいと言われています。境内には楼門、舞殿、神橋、神池もあり、広い境内は約3万坪もあり、古杉や老松は悠久の歴史をしのばせます。

 

 

本殿の横から、大宮公園〔1885(明治18)年、駅開業と共に県初の県営公園として開園。自然豊 PICT5333.JPG PICT5335.JPG PICT5340.JPGかな公園で、桜の名所でもある〕へ入園できます。ジョギングのランナーが横を走り抜けて行き、日本庭園を過ぎて、公園手前のNACK5スタジアム前では、土曜のJリーグサッカーの試合前にファンがオレンジのユニフォーム姿で並んでいました。翌日の新聞で、試合結果は、新潟と1対1の引き分け。

園内には、野球場をはじめ、競輪場、体育館などの運動施設の他、ボ PICT5344.JPGート池や小動物園、それに広い芝生と、散歩やウォークには持って来いの憩いの場所。

 

 

園内の案内に沿って、「歴史と民俗の博物館」へ。正面は先でしたが、裏から PICT5346.JPG PICT5349.JPG入り、喫茶店内を抜けて、階下に入口があるという珍しい設計。駅ハイの割引料金で入館。入口で縄文時代と弥生時代の土器の違いを、手で触って体験。常設展では、埼玉における人々のくらしと文化を時代を追って、見学。

とくに印象深かったのは、地階の板碑(板石塔婆―鎌倉時代中期から戦国末期にかけて造立された供養塔婆で5mを超えるものがある)が、吹き抜けのフロアから堂々と立っていた光景に目を奪われました。特別展「発掘された木の道具」を開催中。珍しい木器の出展です。

 

 

博物館を出て、右折。弓道場では、遠くの的が並んでいるのが見えます。国体 PICT5354.JPG記念会館を越えて、東武野田線「大宮公園」駅手前を左折し、踏切を渡って直進し、間もなく風情のある四季の道へ。

 

 

途中の漫画会館(入館無料)に立ち寄る。日本近代漫画の先駆者北沢楽PICT5360.JPG天 住 居跡に建設された PICT5357.JPG日本初の漫画美術館 で、当時の世相を風刺すPICT5365.JPGる姿勢や、独特の筆致による『時事漫画』の真髄に感じ入った次第です。

 

 

その後、盆栽村〔現在は5軒で、うち蔓清園〕を見学。また、 PICT5367.JPGくつ PICT5369.JPGろぎの場所として盆栽四季の家(休憩室)は外観のみ。

 

 

 

四季の道を抜けて、やっと大宮市盆栽美術館に到着。館 PICT5371.JPGPICT5377.JPG内には、盆栽の作り方や手入れ方法なども紹介されていて、奥のフロアでは、「春の花もの盆栽展」が開催中。盆栽の名品や盆器、水石、絵画資料などが展示されていて、盆栽の美しさとむずかしさに触れることができました。

屋外では、鉢植えの古木の盆栽も40鉢程 PICT5381.JPG度展示されていて、いろいろな角度から眺められます。また、2階デッキから全体を一望できます。駅ハイのウォーカーをはじめ、中高年の多数の入場がありました。

 

PICT5384.JPGその後は、JR宇都宮線の土呂駅横の中島踏切を渡って、コースマップに沿って、ほぼ一直線で1.5kmほど、黙々と右側通行で進み、JRの高架下を左折して、高架に沿って直進。鉄道博物館の駐車場が続き、出入口ではガードマンが...。

 

 

ニューシャトルの「鉄道博物館(大成)」駅前に鉄道博物館 http://www.railway-museum.jp/top.html 〔JR東日本の創立20周年記念事業のメインプロジェクトとして2006年5月に閉館した交通博物館に替わる施設として、2007年10月14日 PICT5387.JPGの鉄道の日に開館〕。 博物館前にも、車両や車輪があり、路面には時刻表が書かれています。前回、博物館内は十分に見学したのと、入場料が高いのでパス。チェックポイントにカードを通すのみ。

休日のせいか、家族連れの姿が多く見られます。

 

鉄道博物館を出て、線路沿いを大宮駅に向かって真っ直ぐに30分ほど歩きます。博物館から少し歩 PICT5392.JPG PICT5397.JPGくと、車両の変遷パネル写真が通路の壁に飾られていて、歩きながら沿革を辿れます。覚えていたものもあり、懐かしい感じが...。車両センター付近に、蒸気機関車D51の先頭車両があり、車両センター付近までパネルが続きます。最後は、左折して西口から東西横断道路で中央改札口のインフォメーションセンターでゴール(12:05)。

 

前回も、身障者切符を買う際、みどりの窓口は並びましたが、今回は休日でさらに並んでいました。約10分で何とかセーフ。早めに駅でゴールしておいて助かりました。

 

大宮から3時間かけて妻の実家に着いたのが15時半過ぎ。週末の畑仕事で汗を流しました。 

 

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このページは、hatochanが2013年3月19日 14:21に書いたブログ記事です。

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